婚姻届の証人は誰が定番?入籍前カップルが当然知っておきたい【6つ常識】

2017.5.24

婚姻届の証人は誰が定番?入籍前カップルが当然知っておきたい【6つ常識】

入籍手続き
farny
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婚姻届の証人の定番は両家の父親。ではその次は?友人に頼む人もいる?婚姻届を提出しようとしているカップルさんたちは、証人を誰にお願いするか悩み中なはず。誰に頼むのが一般的なのか?また注意点をまとめました。また証人になることのリスクや遠方にいるときは代筆でもいい?お礼は必要?など最低限知っておきたい証人にまつわる常識を6つにまとめました。入籍前カップル必見です。

みんなは婚姻届の証人2人って誰に頼んでる?代表的な6つのパターン

みんなは婚姻届の証人2人って誰に頼んでる?代表的な6つのパターン

婚姻届の提出には、ふたりの結婚を認めてくれる証人2名の署名が必要。氏名、生年月日、住所、本籍、印鑑の5つを記入してもらいます。

一般的に、カップルたちはどんな人に証人を依頼しているのでしょうか?多いケースから順に見ていきましょう。

1 新婦の親&新郎の親

  • ふたりを育ててくれた父親は最も身近な存在
  • 気軽に頼める
  • 家の代表者として(顔をたてるために)
  • 両家ともにお祝いしてもらったというイメージにつながる
  • 結婚挨拶のときに署名もお願いした

などの理由から、両家の親に1名ずつ証人となってもらうことが多いようです。多くのカップルが新婦の父親と新郎の父親に証人になってもらっています。

父親に頼む人が約6割、母親に頼む人は2割弱くらいです。

ちなみに母親に頼んだ人は

「とくにこだわりがなくたまたまそうなった」

「単純に頼みやすかった」

という意見が多いようです。

また結婚挨拶のときにそのまま署名をお願いした人も多いよう。両家の親に依頼するという形がもっとも多いケースです。

証人を書いてもらう順番は新郎家→新婦家が定番

両家のどちらに先に署名をお願いするかという点は、特に決まりはないようですが、先に新郎家に署名してもらって、最後に新婦家に署名してもらうというケースが多いようです。

頼み方はシンプルでOK、独立している人はあらためて挨拶を

同居している場合は自分の親にストレートに「婚姻届の証人になって欲しい」とお願いしても問題ありません。

実家から独立して生活している場合は、事前に連絡をして必要な物や情報(印鑑や本籍地など)を伝えてからふたり揃ってあらためて出向き、証人欄に記入してもらいましょう。手土産を持参しておくと丁寧です。

両親が遠方にいる場合は郵送で

あらかじめ了承を得てから郵送で婚姻届を送り、署名押印してもらって返送してもらうケースもあります。その場合は必ず必要な料金の切手を貼って宛名を書いた返信用封筒を同封し、期日には余裕を持たせましょう。郵送の場合は、手元に届くまでに時間がかかります。

2 新婦あるいは新郎の両親

新婦家あるいは新郎家どちらかの父母に署名をお願するケースです。

  • 片方の親が遠方に住んでいて手間と時間がかかる人
  • 入籍までに時間がない人
  • 事務的な手続きを効率的に行いたい人
  • しきたりなどにこだわりがない人

に多くみられるようです。

一般的な依頼の割合としては 新郎の両親のほうが新婦の両親よりも多いようです。その背景には「新郎側の家をたてる」という慣習があるようです。

必ずもう一方の両親の承諾を得よう

他界している場合は別として、「彼または彼女の両親に証人を依頼する」という旨を伝えて、承知してもらっておきましょう。

婚姻届に証人が必要であることは親も承知しています。事前に承諾を得ていなかったら、後になって「知らなかった」と揉める可能性があります。

印鑑は父と母で別のものを使用する

同じ氏であっても婚姻届に使う印鑑は別々のものを用意する必要がありますので、証人欄を記入するより先に伝えておきましょう。

3 友人に頼む場合

ふたりの出逢いのきっかけを作ってくれた友人夫妻、それぞれの友人を代表してひとりずつ証人になってもらうケースも多いもの。結婚式を人前式で挙げ、その際に立会人代表になってもらったから、という理由のケースもあります。また、両方とも両親が遠方におり、入籍までの時間がないカップルも友人に頼むことがあるようです。

また、婚姻届を急遽提出する必要があったため友人に頼んだという人も。

気軽に頼める分、お礼の気持ちは丁寧に

これからも家族ぐるみのお付き合いに発展していく可能性が高いため、今後も頼りになる存在でもあります。気安く頼みやすい関係ですが、法的な書類への記入となりますので、相手への感謝の気持ちはきちんと伝えるようにしましょう。

4 叔父さんなどの親戚の場合

「親代わりになって育ててくれた」などの理由から親戚に証人をお願いするケースもあります。幼い頃を知っている親戚からすると、証人を頼まれるのは大変喜ばしいこと。もし思い入れがある人がいるならば、お願いするのもひとつの手です。

ふたり揃って挨拶に伺うと好印象

結婚するお相手のことをよく知らない場合が多いため、紹介と挨拶の意味を込めて、ふたり揃って自宅へお伺いし、証人欄への署名押印をお願いするのがよいでしょう。

親戚であればこれから結婚式に出席してもらう方となったり、すでに出席していただいていたりします。今後も親戚としてのお付き合いがありますので、きちんとした服装をして、菓子折りなどを用意して訪問するようにしましょう。

順番についてはあらかじめ親族に相談を

署名してもらう順については、親族に相談してから決めるのが妥当です。

5 兄弟に頼む場合

家族の中でも身近で頼みやすい兄弟に証人となってもらうケースです。

兄弟に依頼することを両親に前もって承諾を得ておく

両親が健在である場合には、可能であれば兄弟に証人となってもらうということを承知してもらっておきたいものです。

同じ姓であれば、異なる印鑑を使用すること

婚姻届では同じ氏であっても同じ印鑑を使って押印することは認められていません。届け出人、兄弟ともに異なる印鑑を用意してもらいましょう。

6 恩師に頼む場合

恩師や会社の上司など、社会的な立場のある方に証人となってもらうケースです。元上司がふたりの出会いのきっかけであった場合が多いよう。

仕事場で?自宅で?相手の都合を伺う

この場合は事前に証人となってもらうことを直接または電話等でお願いして了承してもらってから、ご自宅に婚姻届を持参してよいか、職場に持ち込んでよいか、都合を尋ねておきましょう。

プライベートなお願いとなるため、職場で済ませるのではなく、ご自宅へふたり揃って訪問するのがよいでしょう。すでに結婚式を終えた後であれば、出席のお礼かたがた手土産を持ってお礼のご挨拶をしたりするのがおすすめです。

結婚式の祝辞などをお願いするかどうかを決めておこう

職場婚であれば引き続き今後もお世話になる方です。結婚式への出席がまだであれば、証人となっていいただくほかに結婚式での来賓祝辞をお願いするかを決めておきましょう。

婚姻届の証人の欄の書き方

婚姻届の証人の欄の書き方

婚姻届の証人欄の書き方はこちらのとおり。

  1. 署名(名前)を記入
  2. 生年月日を昭和・平成で記入
  3. 住所を都道府県から記入
  4. 本籍を都道府県から記入
  5. 認印か実印で押印

※住所は番地で。1-2-3ではなく1丁目2番3号と記入します。

※住所は都道府県から記入。

証人の欄の印鑑にシャチハタ不可

シャチハタは不可です。認印か実印を用いてください。

同じ姓でも同じ印鑑は使用不可

婚姻届に押印する印鑑については決まりがあり、もし夫婦や親戚で2名の証人の氏が同じ場合には、別々の印鑑を押してもらう必要があります。

同じ印鑑が使用されていた場合は不受理の原因となりますので、証人をお願いする方の氏が同じである場合には、その旨を伝えておきましょう。

マンション名や番地の書き方

マンション名や番地については住民票に登録されているように記入してください。

住所地は、昭和町6-11 だったら 昭和町6番11号

と記入します。

マンション名も住民票に登録されている表記を確認しましょう。

婚姻届の書き方についてはこちらで詳しく>>婚姻届の書き方総まとめ*項目ごとに疑問を解決!

婚姻届の証人欄に捨印があると安心

もしも婚姻届を提出したあと証人欄に不備が見つかった場合、証人欄外に「捨印」が押されていれば、証人に代わって役所の人が訂正を行うことができます。

証人は婚姻届の提出には立ち会わないことがほとんどですので、証人2人の捨印を欄外に押してもらうといいでしょう。捨印とは、自分に代わり相手方が訂正を行うことを認める意思表示なのです。

ただし、証人の署名欄内においての不備は、訂正印が必要になる市町村もありますので、署名に不備のないよう記入してもらいましょう。

本籍とは?本籍を確認できるもの

本籍とは戸籍の所在地。現住所とは異なります。本籍地については両親に聞くか、あるいは住民票や戸籍謄本を取得すれば確認することができます。

婚姻届を提出するふたりでしたら、手元にある戸籍謄本に記載されています。確認してみてください。

外国の方も証人になれる!書き方は?

証人を外国人にお願いする場合は

  • カタカナでフルネーム
  • 欧文でフルネーム
  • 住所(日本語で)
  • 本籍は国籍(日本語で)
  • 押印なし・直筆サイン

を記入してもらいます。ただし、必ず本人の自筆でなければなりません。

証人が婚姻届の証人欄を書き損じてしまったとき

証人が婚姻届の証人欄を書き損じてしまったとき

書き損じてしまったときは、記入者本人が訂正箇所に二重線を引き、署名欄の横に押印し、正しく書き直します。

訪問した際その場での記入となると、証人を引き受けてくださった方も緊張から書き損じてしまうこともあります。予備を持参してもよいのですが、証人欄に記入するとき、もし間違ってしまっても訂正することができます。

修正液や修正テープでは、婚姻届が不受理となる原因となりますので使わないようにしましょう。

証人欄の本籍地が間違っているとき・不備があったとき、受理される?

証人欄に記入する本籍地は、戸籍謄本に記載されているものとされていますが、もしも記入してもらった本籍が戸籍謄本と異なる場合でも、ほとんどのケースで受理されます。

番地などの記載方法が戸籍と異なるケースが多いのですが、実際の本籍を記載していれば問題ないようです。また記入に不備がある場合でも、二重線・欄内の余白に正しく記入・訂正印で修正されていれば問題ありません。または捨印があれば、役所の人が訂正してくれます。

→受理されないのは

証人欄の不備で受理されない理由の多くは、

  • 「シャチハタ(インク浸透式のゴム印)を使用している場合」や、
  • 「苗字が同じ2人の証人が、同じ印鑑を使用した場合」です。

婚姻届に使用する印鑑は実印もしくは認印を使用しましょう。また、苗字が同じ人物2人(兄弟や親戚など)に証人をお願いする場合は、それぞれ異なる人物であることを証明するため、別々の印鑑を使用してもらいます。印影が薄い、にじんでいる場合も二重線を引いた上で押し直しが必要ですので、一度でしっかりと印を押してもらいましょう。

婚姻届受理証明書(賞状タイプ)を取得する人は証人の名前の誤字に注意

婚姻届が受理されると発行することのできる婚姻届受理証明書。

記念に残そうと取得する人も多い“賞状タイプ”ですが、こちらには通常の婚姻届受理証明書には記載されていない、証人の名前が記載されています。

このときに確認しておきたいのが、証人の名前に誤字が無いかです。賞状タイプの婚姻届受理証明書は、人の手により作成されるもの。一生残る大切なものに誤りがあってはなりませんよね。1通1,400円もする高価なものですので、念には念を、こと細かく確認しましょう。

ちなみに婚姻届受理証明書を発行できる期間は、婚姻届を提出した役所によって決まっているようです。正式には定められていないようですが、婚姻届の保管期間が関係してきます。そのため証人の名前に誤字があることを時間が経ってから気づいたという場合、再発行できないケースも想定できますので、取得した時点での確認が必須なのです。

証人欄を正確に書いてもらうためのポイント

  • 下書きをしておくと安心
  • 婚姻届の予備をもらっておく
  • 時間に余裕を持つ
  • 書き損じたときの対処法を知っておく

ふたりは、婚姻の証人を引き受けてくださった方が戸惑うことのないように、事前準備をしてしっかり伝えるべきことを伝えて補助しながら、証人欄への記入をお願いしましょう。

婚姻届の証人について知っておきたい6つの常識

婚姻届の証人について知っておきたい6つの常識

婚姻届の証人とは、ふたりの結婚を認めた人のことです。

「ふたりが結婚することについて任意に合意したことを証明します」ということを婚姻届上で示す人です。

1、証人が必要な理由・なんで証人が必要なの?

婚姻するためには、証人が2人必要だと法律で定められています。

民法第739条で

「1.婚姻は、戸籍法の定めるところにより届け出ることによって、その効力を生ずる。

2.前項の届出は、当事者双方及び成年の証人2人以上が署名した書面で、又はこれらの者から口頭で、しなければならない。」

と記されています。

戸籍法28条では

「前項の場合には、その事件の届け出は、当該様式によってこれをしなければならない。但し、やむを得ない事由があるときは、この限りでない。」

とあります。

つまり特別な事由がない限り、口頭ではなく、婚姻届の証人欄に自筆で署名、押印をして婚姻の証明をします

証人は法律で決められた婚姻には必要な存在で、2名の証人なしに結婚は成立しないことになっています。

2、婚姻届の証人は何人必要?証人の定義・条件

婚姻届の証人は、20歳以上の成人が【2人】必要です。

ふたりの結婚を認める人物であれば家族や友人、知人など誰でもOK。国籍・性別・年代(20歳以上であること)を問いません。男性側から1人、女性側から1人ずつお願いするケースもあれば、どちらかの知人や家族2名にまとめてお願いするというケースもあります。いずれもふたりのことをよく知る人物にお願いするといいでしょう。

3、婚姻届の証人になることでリスクやデメリットはない

婚姻届の証人になることで、リスクやデメリットはありません。ふたりの結婚がふたりの自由な意思に基づくものであることを証明するだけです。

4、婚姻届の証人の法的な義務や責任は発生しない

婚姻届の証人は、借金等の保証人とは趣旨が違います。婚姻届の証人となったことによって、社会的な義務や責任が発生することはありません。

5、婚姻届の証人になってくれた人にお礼は?

気になるところだと思いますが、基本的に婚姻届の証人にお礼は必要ありません。口頭できちんとお礼を述べるだけで十分だとされています。

ただパートナーの紹介もかねて、お宅を訪問するようであれば手土産を持参するのがマナーです。

6、証人が遠方にいるときは代筆してもいい?

証人が遠方にいるときは、郵送などでやり取りをすると手間も時間もかかるため、ついつい代筆したくなるかもしれません。

ですが、代筆することはできません。証人欄は必ず自筆することになっています。

婚姻届の提出まで時間がない場合は、近隣に住む親戚や友人に依頼することもできるので、手段のひとつとして検討してみましょう。

証人を依頼するときのマナー:自分たちが記入するところは済ませておこう

証人を依頼するときのマナー:自分たちが記入するところは済ませておこう

最も大切なことは、証人が記載するべき欄以外の欄(自分達が記入すべき箇所)はすべて記入を済ませておく、ということです。

証人はふたりの婚姻の意思を確認してから署名するという意味があるため、証人の署名等はすべてが書き記された後、行われるべき。その点を踏まえ、決して白紙の婚姻届を預けて証人に記入してもらうことがないようにしましょう。

婚姻は、戸籍に関する重要な届け出です。夫となる人と妻となる人の欄が白紙の状態であるのに証人欄に記載だけがなされていることにより、合意のない婚姻や犯罪に悪用されてしまう恐れもあります。

婚姻届の証人を頼める人がいない場合

なんらかの事情があり、婚姻届の証人を書いてくれる人がいない場合は、証人代行業者に依頼することができます。費用は1名当たり8000円~10000円ほど。どうしても証人がおらず困っている人は活用してみてください。

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婚姻の証人となることは、依頼される側にとっても嬉しいものです。証人となってほしいと思う人がいるのであれば、遠慮なくその思いを伝えましょう。

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