2023.12.26

結納とは|結納を行う前に知っておきたい基本まとめ

結納・顔合わせ基礎知識
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結納品の意味や由来

婚礼に際して贈り物をするというしきたりは、中国から伝来したもので、「納采(のうさい)」とも呼ばれていました。日本では、仁徳天皇時代に皇太子が妃を迎える際に行われたのが、文献に残っている最も古い納采だと伝えられています。このときの結納品の記録は定かでないようですが、その後の安康天皇時代には、皇子の妃を迎える際に結納品として貴重な玉飾りの冠を贈ったことが記されています。

時代とともに結納の方法や品目は移り変わり、地域などによっても違いがあります。江戸時代は武家で行われていた結納品(真綿や帯、するめ、酒など)にならって庶民も結納品を用意していたようです。昭和の頃は戦争で結納や婚礼ができないときもありましたが、戦後になって現在のような結納の方法や結納品が定着してきたようです。

結納品の数・内容・結納セット

結納品にも地域性があります。関東の正式結納の品数は9品です。

  1. 長熨斗(ながのし)
  2. 目録
  3. 金封(御帯料、小袖料などと表書きした結納金を指します)
  4. 勝男武士(かつおぶし)
  5. 寿留女(するめ)
  6. 子生婦(こんぶ)
  7. 友白髪(ともしらが)
  8. 末広(すえひろ)
  9. 家内喜多留(やなぎだる)

こちらの9品を贈ります。

略式結納だと

7品(9品から勝男武士、家内喜多留を除く)

5品(9品から勝男武士、家内喜多留、寿留女、子生婦を除く)

と品数が減ります。

関東の場合は結納品をすべて1つの白木台に並べます。関西の場合、高砂人形や婚約指輪などを加えて13品、21品という地域もあり、飾り付けも豪華です。目録が品数に入らない地域もあります。結納品ひとつひとつに立体的な水引飾りを付けた台に載せます。九州では家内喜多留は現金ではなく角樽を贈り、鯛や茶葉を持参する慣習のある地域もあります。

結納品についての基本が知りたい方はこちらで。実際に選ぶ前に知っておきましょう▼


結納品の数や内容|選ぶ前に知っておきたい結納品のキホン

結納セットは結納にそのまま使える結納品や小物をセットにしたもので、ブライダルサロンやデパート、専門店、結納プランのあるホテルなどでも取り扱いがあります。インターネットで注文できる店もありますのでぜひ調べてみましょう。こちらで詳しくご紹介しています▼


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