結納とは|結納を行う前に知っておきたい基本まとめ
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結納費用|会場総額費用相場は20万円未満におさまるケースが多い
自宅以外を会場にした場合、結納の会場代や食事代などが必要となります。結納と食事会を合わせた結納の会場総額費用相場は20万円未満におさまるケースが多いです。
食事会の費用負担は両家が折半することが多い
食事会の費用負担については、結納を受けた女性側がおもてなしをするという意味合いも含まれているため、元来は女性側が負担していたようですが、現在は両家が折半することが多くなっています。どちらが分担するかを決めたら、費用を両親が出すのか、本人が出すのかについても事前に相談しておきましょう。
最近の略式結納のスタイルとは
ホテルや披露宴会場で「結納パック」を利用する
ホテルや挙式・披露宴会場では、顔合わせや結納のプランとして「結納パック」が用意されていることがあります。
結納会場はもちろん、結納品、結納返し品、結納後の食事と結納の儀式におけるスタッフの補助などがセットとなっていて、大変便利です。中には結納の進行をスタッフが務めてくれるプランもあるようです。
そのほかにも記念撮影や着付け、ヘアセットなどをオプションで付けることができたり、同じ会場で挙式・披露宴をすると特典が付いたりすることもあります。何より、事前の準備から当日に至るまで、専門のスタッフに相談できる上に、当日は希望により手伝いや進行が付くことに対する安心感は大きいはず。一方で自分達で用意するよりも費用は高くなります。
略式結納は結納と食事会を同時に行うのが一般的
結納を一カ所で行う略式結納では、両家の両親と本人が集う機会として、結納後に食事会を開いて親睦を深めることが一般的。仲人を立てないため両家親族だけのアットホームな食事会になることが多いようです。
💡 最近は顔合わせ食事会のみ行うことが多い
現在行われている結納の形式は、正式結納より略式結納が主流です。正式結納では両家の自宅を結納の場として、両家の間を仲人が往復して結納の儀式を行っていましたが、時代とともに略式結納が主流となり、仲人を立てずに一つの会場に一同が会することで、結婚の前に両家の親族が顔合わせをするという意味合いが強くなってきました。
そのため、結納に代わって結婚前に親族が顔合わせをする機会として顔合わせ食事会が設けられるケースが増えています。
結納を行わない理由としては、
- 必要性を感じない
- 互いの実家が離れている
- 結納は堅苦しくて面倒
- 両親も結納なしに賛同してくれた
などが挙げられるようです。少なくなったとはいえ、婚約という結婚に向けてのけじめの儀式として結納を行う人は一定数います。結納を行うかどうかは、両親の意見を聞き、ふたりで相談して決める必要があります。
結納品の意味や由来