2019.8.12

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両家顔合わせを成功させたい!失敗しないための準備やマナーを徹底解説

結納・顔合わせ基礎知識
farnyオフィシャルライター
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現代では結納を行わず、両家顔合わせで食事会を設けるケースが増えています。結婚というお祝い事に盛大にお金をかけるやり方は現代では少なくなりつつあります。結納も簡略化したり行わなかったり、お互いの家族の意向で自由に決めて良いのです。そこで、両家顔合わせを成功させるための準備やマナーについて解説します。

両家顔合わせの基本的な流れとは?

「両家顔合わせ」とは、男性と女性がそれぞれの自宅に出向いてあいさつをしてから後日に行う、両家が初めて対面する食事会のことを言います。結納や結納の後の食事会とは異なります。結婚すればこれからは親族としてお付き合いが始まるわけですから、「このたび縁があり親族となりますので、よろしくお願いします」というあいさつを兼ねた親睦を深めるための場です。

自分の子どもの結婚相手が、どんな両親に育てられたのか、その関係性や雰囲気を知りたい思いもあります。このような家庭で育ったのだから人間性にも間違いがない、幸せな結婚生活を送れるだろうとの安心感が得られます。それほどまでに、両家顔合わせは重要な場になります。初対面の場となりますから、あまり短すぎず長すぎない時間設定も大切です。丁度よい所要時間は2時間半から3時間程度が目安でしょう。以下に当日の基本的な流れを紹介します。

はじめの挨拶


主催が誰なのかによってあいさつの順序が決まります。たとえば、結婚して女性が男性の実家に同居するような場合は、男性側の父親が主催となる形が考えられます。婿養子の場合は、逆に女性側の父親が主催になるでしょう。多くの場合は、本人たちが主催となり両家を招待する形が一般的です。その場合は、男性が主導して進行役を務めます。

結婚を認めてもらい今回のこの場に出席いただいたお礼を述べます。両家の家族の紹介と親睦を深めたい思いを伝え「本日はよろしくお願いします」と最初のあいさつを締めます。

男性側の家族を紹介

男性側の家族から紹介します。父、母、兄弟姉妹も列席するなら年長者から順に関係と名前を言います。「父の〇〇です」「妹の〇〇です」など。手短に仕事や性格、特技などのエピソードを交えても良いですが、長くなるようなら紹介のあとの歓談の場に回すと良いでしょう。

女性側の家族を紹介

男性側の家族紹介の次に、女性側も同様に家族を「父、母、兄弟姉妹」の順に紹介します。もちろん、各自「父の〇〇です。よろしくお願いします」と自己紹介する形でも構いません。

婚約記念品の披露や交換

婚約記念品の交換や婚約指輪を披露するなら、料理がたくさん並ぶ食事前に済ませるのが良いでしょう。婚約指輪のお披露目の際は、ぜひ男性から指にはめてもらいましょう。時計や趣味の品など男性にお返しがあるなら、この後でプレゼントしたり披露したりしましょう。

ともすると、ただの食事会に終わりがちな顔合わせに、イベントらしい演出を盛り込むことで特別感が出て場が盛り上がります。

乾杯から会食と歓談

食事のスタート時に、全員で乾杯をします。進行役の男性か男性側の父親に音頭をとってもらっても良いですし、兄弟姉妹の中に二人と親しい盛り上げ役がいればお願いしても良いでしょう。

会食しながら歓談することになりますが、最初のうちは二人が積極的に話題を提供しましょう。結婚に向けた今後のスケジュールの見通しなどでも良いです。場が和んでからは成り行きに任せることができます。

結びの挨拶

進行役が閉会の挨拶をします。婚約が整ったこと、両家の絆が深まったことなどへの感謝の気持ちと、今後も指導や協力を仰ぎたいということを添えて「今後ともよろしくお願いします。」と締めくくります。男性と女性それぞれで挨拶しても良いでしょう。

記念撮影

晴れがましい席なのですから、良い機会なので記念写真を撮って両家にプレゼントしましょう。タイミングとしては食事会の前か後。料亭やレストラン内で撮影ができれば食事の前でも良いですが、外に撮影スポットとなるきれいな庭園などがあれば、そこで撮影するのがおすすめです。その際は、食事後ということになりますので、いったん顔合わせの会を締めた後で構いません。

▽こちらも参考にしたい両家の顔合わせまでのご準備マニュアル

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両家顔合わせを行うために必要な準備は?


顔合わせは和やかに和気あいあいと進めたいとは思っていても、その前に両家に配慮したさまざまな準備が必要です。当日何とかなる、と気楽に構えていると、気まずい思いをしたり後味の悪い思いをしたりする羽目になりかねません。

親同士は初対面で緊張する場でもあるため、事前にきちんと準備をして親に安心して参加してもらいましょう。以下に、準備の流れを説明します。

両家顔合わせの日取りは一般的に「結婚式の3~6カ月前」

お互いの親に挨拶を済ませたなら、早いうちに両家顔合わせを計画しましょう。いつまでも引き伸ばしていると、結婚に支障がある何かがあったのか、あちらの親が結婚を快く思っていないのでは、と余計な心配をさせてしまいます。

結婚が現実のものとなり、結婚に向けた準備は思っているよりも大変なもの。その都度、親を交えた相談が必要になることもあるため、できることなら余裕のあるスケジュールを立て、結婚式の3~6カ月前には顔合わせを設定しましょう。

両家顔合わせに相応しい会場選び

料亭や落ち着いたレストランの個室で行うのが一般的です。ふたりとも親元を離れている場合は、近くまで出向いてもらうか、両家の中間地点に良さそうな会場があればそこに決めても良いでしょう。しかし、全員が何の接点もない知らない土地で落ち合うというのも違和感があるかもしれません。お互いの実家が遠く離れている場合は、女性側の地元に訪れるケースが多いです。

適当な会場があるのか、日帰りできるのか一泊することになるのかなど、さまざまな状況に合わせて、双方の親の都合や好みを優先して決定するのが無難です。会場が決まれば、両家の都合の良い候補日の中からお日柄の良い日に予約を早めに入れておきましょう。有名店などでは、お日柄の良い日の予約が取りにくい場合もあるためです。

両家顔合わせ当日のスケジュールを把握

顔合わせ当日はどのような流れで進行していくのかをあらかじめ決めておきます。一般的な流れに沿って、自分たちらしい演出で思いでに残るものになるよう工夫できると良いですね。

男性側の父親が進行役で進める場合もありますが、社会経験のある二人なら自分たちで主導して進めるのが事前の打ち合わせなどもスムーズでしょう。家族別々に出向く場合は、最寄り駅や落ち合いやすい別の場所で事前に待ち合わせてから一緒に会場に到着するようにしたいものです。

意外と重要!両家顔合わせ時の費用負担をあらかじめ決めておく

自分たちが主催とはいえ、どこまでの費用を負担すれば良いのか悩むこともあるでしょう。というのも、双方の親に遠方から来てもらう場合は交通費や宿泊費をどうするかという問題が生じます。両親だけでなく招待する家族の人数が多ければ、それだけ負担も多くなります。

席料や食事代は招待した自分たちが持つにしても、交通費は親に出してもらっても良いのではないでしょうか。それでは両家の公平性が損なわれると思うのなら、二人で両家の交通費を負担するのも一つの方法です。

手土産など当日必要な品物を準備する


結納を行わない場合、婚約指輪を贈るか、それに変わる婚約記念品を交換するケースも多いものです。当日までに間に合うように早めに手配しておくことが肝心です。婚約指輪のお披露目や婚約記念品の交換は、顔合わせの場での儀式的なイベントとなり「婚約」したことがより実感されます。

また、親が地元の名産品などを手土産に持参するケースがあります。もう一方の親が持参しなかった場合は、気まずい思いをさせてしまうかもしれません。手土産無用と伝えるか、持参する場合は金額の目安を伝えておくと良いでしょう。

服装の準備、相談をしておく


顔合わせは両家にとっては改まった場であり、どんな服装にすれば良いか気になるものです。正装するほど大げさにする必要はないとはわかっていても、どの程度のものを選べばいいか悩むことになるでしょう。というのも、両家の服装の格が違うとお互いに恥をかいてしまうことになるからです。その状態で記念写真を撮影するのはいたたまれない気持ちにもなるでしょう。

顔合わせは、結婚式のように世間一般で通用する統一された服装のルールがないため、かえって難しいと感じる人が多いのです。たとえば、ドレスコードがあるような高級レストランではそれなりの服装をしなければなりませんし、アットホームな雰囲気のレストランでは堅苦しい服装では雰囲気に合いません。

そのため、事前にどのような雰囲気の場所なのかということと、どんな服装で行くつもりかを本人たちから伝えて両家で格差が出ないように調整しておくと良いでしょう。

ちなみに、女性は上品さと適度な華やかさのあるワンピースが圧倒的人気です。男性は落ち着いた色のビジネススーツが一般的です。父親もスーツ、母親はアンサンブルスーツ姿が多く見られます。

少数ではありますが、振袖を選ぶ女性もいます。振袖は着物の中で未婚女性の大一正装に当たりますので、その場合は、両家で服装の格を合わせる必要があります。もちろん、顔合わせ会場も服装の格に見合った場所でなければなりません。

両家顔合わせ当日のマナー


親にとっては、これから親戚づきあいが始まる両家の初対面の場です。お互いに失礼のないようにマナーを守って進めなければなりません。ささいなことで行き違ったり印象を悪くしたりというようなことがないよう、あらゆる準備を整えておきましょう。以下に、顔合わせの当日に気をつけるべき注意点について説明します。

両家の席順に注意する

今後、挙式や結婚披露宴でも配慮しなければならないのが「席次」です。ビジネスマナーで、職位の高い人から上座に案内するのは承知しているでしょう。両家顔合わせでもマナーに沿って座席を指定します。

入り口から一番遠い席が上座になります。その席に、男性側の父親が座り、同じ列の手前に母親、末席に男性が着席します。女性側の父親は、男性側の父親と向かい合う形で座ります。順に、母親、女性と続きます。入り口に一番近い末席に座るのが女性ということです。

これが、結納となれば席次は違ってきます。食事会の目的が結納ではなく両家顔合わせということなら、上記のとおりの席次で問題ありません。ただし、床の間があったり庭の景観が一番良く見える場所があったり、その場の状況によっては上座の位置が異なることもあります。

上座がどこか迷ったときは、料亭やホテルのスタッフにあらかじめ婚約の両家の食事会であることを伝えておくと良いでしょう。家族単位の顔ぶれを見て、正しく案内してくれます。

▽知っておきたい服装のマナー

顔合わせにふさわしい服装マナー|男性・女性・家族の場合

会話の内容に配慮する


お互いの親が緊張してうまく会話が弾まないということもあるでしょう。なにか話題を提供しなければと慌ててしまうものです。こんなときに、失敗せずに済むようあらかじめ話が弾みそうな共通の話題を見つけておきましょう。

特に、共通の話題がなさそうなら、当たり障りのない趣味の話でも良いのですが、せっかくなら二人の子どもの頃の話で面白いエピソードがあれば披露すると良いでしょう。我が子の結婚相手が、幼少の頃どんな子ども時代を過ごしたかを知るのは興味深いのではないでしょうか。

お互いの家族のことをよく知らないうちに、根堀り葉掘りプライバシーに関わることを聞き出すのは避けたほうが無難です。また、宗教や政治、自慢話や暗いニュースの話題などはふさわしくありません。

話題を振ってもすぐに話が途切れてシーンとしてしまうのではないか、と心配なら、事前に家族の簡単な自己紹介を書いたしおりを作り、見てもらうのも手です。出身地や今までに住んだことのある土地、旅行で立ち寄ったことがある、親戚と同郷など、共通の話題で話が弾みやすいでしょう。

好きなことや興味のあることなどいくつかお互いに共通しているものもあるかもしれません。知らないことについて質問して興味を持ち、では次回ご一緒に、と親しくなるきっかけづくりにも役立ちます。

▽緊張するからあらかじめ話題やNGを知っておこう

顔合わせ食事会にぴったりな話題&NGな話題

食事の仕方やお酒の飲みすぎに気をつける

初対面の人と食事をするときは、どんな食べ方をするのかマナーも見られているものと思ったほうが良いでしょう。和食の場合は、普段の家庭での癖が出やすいもの。特にお箸に関するきちんとしたマナーやタブーを今一度見直しておくと相手に不快な思いをさせずに済みます。

マナーを守る常識があり、不快な思いをさせないよう配慮できる家族であれば、きちんとしつけができているに違いないと受け取ってもらえるでしょう。あまりお酒に強くないのに、進められるままに早いペースで飲んでしまい、失敗したという例もあります。両家が打ち解けて場が盛り上がっても、ほどほどにして飲みすぎないように気をつけましょう。

両家顔合わせは今後の両家の新密度につながる


両家顔合わせを和やかな雰囲気で終えることができれば、今後の親戚づきあいも良好な関係が築けるでしょう。そのためには、両家の親が楽しい時間を共有し、おいしい料理を食べた満足感で帰っていただきたいものです。当日不安がないように、事前の準備をしっかりとしてシミュレーションし、二人で念入りに打ち合わせをしておきましょう。

顔合わせ当日は、二人が一生懸命準備してきたことが両家の親にも伝わるはずです。良いパートナーに巡り会えた良縁に感謝するとともに、相手の家族にも好感を持ち長く親密なお付き合いができることでしょう。

▽こんな一風変わった顔合わせも

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