2023.6.27

顔合わせの釣書を作成するときの注意点とマナーを解説

結納・顔合わせ基礎知識
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「顔合わせの釣書を用意することになったけど何を書けばよいのだろう」とお悩みではないでしょうか。両家に結婚のあいさつが済んだら、いよいよ親族が集まって顔合わせが行われることになります。顔合わせは、結婚式以上に緊張するという人も多いほど、大切なイベントでもあるのでしっかり準備して臨みたいところです。
しかし、何もかもが初めての2人にとって、顔合わせの釣書を用意しろと言われてもどうすればよいか困ってしまうことでしょう。

そこで今回は、顔合わせの釣書の書き方やマナーについて詳しくご紹介します。

目次
  1. 顔合わせでは釣書を交換することが多い
  2. 釣書に記載すべき内容について
  3. 飾らずにありのままを記載するのが一番
  4. 釣書は例文やフォーマットを参考にして書くとよい
  5. 釣書は両家で作成スタイルを合わせるのがマナー
  6. 釣書は縦書きで作成して封筒に入れる
  7. 釣書を交換するタイミングとマナー
  8. 顔合わせ後も釣書を保管する必要があるか

顔合わせでは釣書を交換することが多い

結婚する前の顔合わせでは、釣書を交換することが一般的です。お見合いするときにも使われますが、すでに両家で結婚の話がまとまっている状態になるため、写真を添えることは少なくなります。ごくカジュアルな顔合わせでは釣書を交換しないこともありますが、直前になって必要だと言われて慌てないためにも、どんなものか理解しておくとよいでしょう。

顔合わせは、結婚前に親族が一同に集まる大切なイベントです。釣書の準備不足やマナー違反などで恥ずかしい思いをしないためにも、きちんと準備しておきましょう。また、後日まで親族の間にわだかまりを残さないためにも、必要なことをしっかり理解して当日に臨むことが大切です。

▽顔合わせの服装に関する記事はこちら

顔合わせにふさわしい服装を解説!

釣書に記載すべき内容について

釣書に記載すべき内容として必要なのが、自分の生年月日や学歴・職歴や現在の職業についてなど、いわゆる肩書と言われるものです。また、親族についても同じ内容を書き添えてください。大体2親等程度までの親族について書いておきましょう。具体的には、両親や祖父母のほか、兄弟やおじ・おばといった人たちまでになります。

初めて顔を見る相手に対して、いきなり自分や家族の学歴や職歴を伝えるのは気が引ける人もいるでしょう。実際に、愛する2人が結婚するにあたって、学歴や職歴などは関係ないですし、親族にいたっては細かく知らせることもないのではと考えるのも自然なことです。

学歴や職歴は、その人がたどってきた道なだけで、人物を評価する要素にはならないからです。しかし特に自慢できるような学歴や職歴ではないとしても、現在の皆さんを作り上げるのに必要な過程であり、大切な道のりであったことは確かなので、堂々と伝えてください。

両家の親族にとっては、まったく見ず知らずの人たちと親せきになるのですから、何も情報がなければ不安を感じるものです。その点、釣書を受け取れば、どんな人たちか中身までは判断できないまでも、ひとまずは安心できます。
また、顔合わせにおいて会話のネタにもなるので助かります。話が途切れて気まずい雰囲気になったときに、釣書が元で話が広がってピンチを脱出できたという例もあるのです。
各項目について詳しくみていきましょう!

氏名・生年月日

まず、釣書は、縦書きにするのがマナーです。封筒には三つ折りにして入れますが、取り出したときに最初に開く部分が読み始めとなるよう、折りたたむ順番に気をつけましょう。
封筒の表には、釣書または身上書と記しましょう。
釣書を開いて、まず目に入るのが、氏名、生年月日です。略字は避け、正確な文字で丁寧に書くようにします。読み方が難しい名前であれば、ふりがなを打っておくとよいでしょう。
生年月日は、西暦(和暦)をつけて記載し、年齢については特に書かなくてもかまいません。

本籍地・現住所

氏名・生年月日の次に記載するのは現住所です。住まいがマンションやアパートであれば、その名称や部屋番号まで略字を用いずに書くようにしましょう。
地名が読みにくい場合はふりがなを添えておきましょう。本籍地に関しては略することもあります。

学歴・職歴・勤務先

学歴については、中学校卒業以降の記載で問題ありません。ただ、幼稚園や小学校が名門であればアピールポイントとなるので記載してもかまいません。
予備校や留年などの経歴は、あえて書かなくても良いですが、中途退学している場合は書いておいた方がよいでしょう。退学の場合はその事実だけでなく、事情や理由が推察できるような書き方をしておくのがよいです。
職歴については、最終学歴から後のことを記します。転職の経験がある場合については、なるべく事情が理解されるように書いておくのがよいでしょう。
あまりに転職回数が多い場合は、よい受け取られ方をしない場合もあるので現在の仕事のみの記載でも。
勤務先については、会社名部署名などの情報を書きます。また、男性側では結婚する上で経済力が重要なポイントとなるため、収入を明記することもありますよ。

資格・趣味・特技

資格は、運転免許など持っている資格を記しますが、特別好印象となるようなものでなければ、細かく書く必要はありません。なければ、省いてもよいでしょう。
趣味については、相手のことを知れる重要なポイントとなります。人柄が表れ、また、書き方に工夫ができる項目なので、自分をアピールするという意識を持って記載するとよいでしょう。例えば読書・音楽鑑賞と簡単な書き方ではなく、具体的なジャンルや好きな作者、アーティストなどを書くとよいでしょう。
趣味によって自分にプラスとなったことがあれば付け加えておくとよいです。例えば、趣味によって「交流の輪が広がった」「コミュニケーション力が高まった」と書くと、印象がよいですね。
特技については、級や段があるようなものでなくても、趣味の延長や性格的な面など広義にとらえたもので大丈夫です。「料理」「誰とでも仲良くなれる」といった内容でもよいでしょう。

身長・体重

身長体重のうち、身長については正確に記す必要がありますが、体重については詳細に書くことはありませんが、中には体型に細かな好みがある人もいるので、「スリム」「安心できる体型」「小柄」など客観的な言葉を付け加えておくと、後々イメージ違いといった問題も起こりませんよ。

その他のアピールポイント

その他、結婚後の生活を送る上で重要だと考えられる点について、伝えておくことがポイントです。
例えば、信仰上の理由での習慣や食の禁忌を、お互い事前に知っておくことは大切なことです。既往症があれば、記載しておきます。住宅や車のローン、奨学金の借入金などは、結婚後の支出面に関係してくるので、正直に記しておきましょう。また、結婚後の生活に対し具体的に希望を思い描くこともあるでしょう。親との同居、ペットの有無、子どもの人数などに自分の考えがあれば書き加えておいてもよいでしょう。

記載内容ってどういったもの?

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