
結婚式の形式を完全網羅*定番からイマドキまで~
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結婚式の形式はいろいろ。挙式の種類だけでなく、会場をどこにするか、どのくらいの規模の結婚式にするかなどバリエーションもさまざまです。みんなはどんな形式で結婚式をしたの?そしてふたりにあった結婚式のカタチとは?それを具体的にしていくために、まずは結婚式の形式をチェック!!
1.結婚式の形式にはどんなものがある?
ふたりの理想の結婚式は・・・白無垢が美しい和婚?それともロマンチックな教会式?少人数でほっこり温かい結婚式?それとも盛大でフォーマルな結婚式?
ぴったりな結婚式の形式を選んで、ふたりらしい結婚式を実現しましょう☆
挙式の形式・種類4つ
挙式の形式の違いは、宗教色のあるなしと、誰に対して結婚の誓いを立てるかの違いによるもの。
神に愛を誓う【教会式】(キリスト教式)
キリスト教のしきたりにのっとって、神に結婚を誓う挙式スタイルです。
○キリスト教の教会で
キリスト教の中でも、カトリック教は信者しか挙式を挙げることができませんが、プロテスタント教は信者でなくても挙式をすることができます。
その場合も礼拝や勉強会に通って、教会から承認されることが条件となります。
厳粛な雰囲気の中思い出深い挙式になりそうです。
○ホテル・式場のチャペルで
式場内に建てられたチャペルでのキリスト教スタイルの挙式で、式場と契約している牧師によって執り行われます。
宗教にかかわらず誰でも挙式ができ、スタイルも教会より自由度があります。
○教会式の式次第の例
- 新婦入場 ・・・新婦は父親のエスコートでバージンロードを進み、祭壇前の新郎に引き渡す
- 賛美歌斉唱 ・・・参列者全員で起立して賛美歌斉唱、牧師が聖書を朗読し、神に祈りをささげる
- 誓いのキス ・・・牧師がふたりの結婚の意志を確認し、指輪を交換、誓いのキスを
- 結婚を宣言 ・・・牧師がふたりが夫婦であることを宣言し、新郎新婦と牧師が「結婚証明書」に署名
- 新郎新婦退場・・・参列者が賛美歌を斉唱する中、新郎新婦は腕を組み退場
バージンロードで花びらをまきながら新婦を先導する「フラワーガール」や、指輪を祭壇まで運ぶ「リングボーイ」などの演出も人気。
挙式後、新郎新婦に花びらや紙ふぶきを投げる「フラワーシャワー」、「ペーパーシャワー」などのセレモニーも。
◆卒花レポート*クラシックで優雅なチャペルで気品ある教会式
▼詳しくはコチラから▼
気分はまるでロイヤルウェディング♡格式あるチャペルで温かみのある挙式を
明治44年に建てられた高輪貴賓館。煉瓦づくりの格式ある洋館で挙式を執り行いました。内部も細かいところまで細工が施されてクラシックで優雅な雰囲気が漂っています。装飾された窓ガラスや、当時の宮大工の手作りの螺旋階段にステンドグラス。ここで撮る写真はまるでロイヤルウェディングを彷彿とさせます。
アンティークな雰囲気やクラシカルな雰囲気が好きな方にはぜひおすすめします。どこで写真をとっても絵になるし、温かみあるチャペルはゲストとの近さが魅力的です!
厳かな日本古来のスタイル【神前式】
伝統的な日本古来のスタイルの挙式で、神社や結婚式場内の神殿で執り行います。
雅楽が流れる中、厳かな結婚式が叶います。しとやかな白無垢姿は花嫁の憧れですよね。
一般的に参列は親族のみですが、親族・友人まで参列できるところもあります。
神社では一般の参拝客からも祝福されるうれしい体験も!
○神前式の式次第の例
聞きなれない言葉がたくさんありますが、事前にリハーサルもあるので安心です。
- 参進(さんしん) ・・・新郎新婦、媒酌人、新郎両親、新婦両親、新郎親族、新婦親族の順に入場(媒酌人はいなくても可能)、巫女が先導することも
- 斎主入場(さいしゅにゅうじょう)・・・斎主が入場し、巫女または典儀(進行係)が式のはじまりを告げる
- 修祓の儀(しゅばつのぎ) ・・・参列者の身を清めるおはらいを行う
- 斎主祝詞奏上(さいしゅのりとそうじょう)・・・斎主が神前で神にふたりの結婚を報告する
- 三献の儀(さんこんのぎ) ・・・三々九度とも呼ばれる。新郎新婦がそれぞれ杯に注がれたお神酒を三口で飲み干す
- 誓詞奏上(せいしそうじょう) ・・・新郎新婦が神の前で誓いの言葉を読み上げる
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん) ・・・新郎新婦・両親が順に巫女から玉串を受け取り玉串案に捧げ、二礼二拍手一礼する
- 指輪の儀 ・・・指輪の交換を行う
- 親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)・・・巫女が参列者全員にお神酒をつぎ、斎主の合図で三口で飲み干す
- 斎主一拝(さいしゅいっぱい)・斎主あいさつ・・・斎主がふたりの結婚が成立したことを神に報告し、式終了の祝詞を述べる
- 退下(たいげ) ・・・入場と同じ順番で退場
◆卒花レポート*緑豊かな日本庭園で、白無垢が映える神前式
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