婚姻届,証人,いない

2017.7.11

婚姻届の証人がいない場合の対処法5つ*代筆はOK?

入籍手続き
farny
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婚姻届には、証人として成人ふたりの署名と押印が必要なのに、証人になってくれる人がいない!と悩んでませんか?証人欄は代筆はできませんが、婚姻届の証人は誰でもいいので代行サービスなどを利用すればOK!このほかにも婚姻届の証人がいない場合の対処法をご紹介します。

婚姻届の証人を頼める人がいない!!

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婚姻届には、証人がふたり必要です。署名と押印が必要で、それは本人の自筆でなければいけません。代筆はNGです。これはあなたが未成年だったとしても同様です。

しかし、なんらかの理由があり、証人を頼める人がいない!ということもありますよね。

その場合どうしたらいいのでしょうか?

婚姻届の証人は誰でもいいんです

そもそも、婚姻届の証人は成人した人なら誰でもかまいません。ふたりが結婚するということを知っていれば、ふたりと関係のない人でもいいわけです。

たとえば、役所で初めて会った人に証人を依頼してもいいですし、外国人が証人となってもらってもOK。

証人に書いてもらうのはこちらの5つ。

  • 署名(名前)
  • 生年月日
  • 住所
  • 本籍
  • 押印(認印、実印)

これらを自筆でもらいます。

押印に使える印鑑は、朱肉を使うタイプの印鑑。押し方や経年劣化などにより印影が変わりやすいゴム印は使うことができません。

これらを記入できる20歳以上の人なら通りすがりの人でも役所の人でも、習い事の先生でも誰でもかまいません。

証人が外国人であった場合は

  • カタカナでフルネーム
  • 欧文でフルネーム
  • 住所(日本語で)
  • 本籍は国籍(日本語で)
  • 押印なし・直筆サイン

を記入してもらいます。ただし、必ず本人の自筆でなければなりません。

証人がいないときの対処法①証人代行サービスに依頼

どうしても証人がいないときは、証人を代行してくれるサービスに依頼します。

有料で1名分8000円~10000円ほど。証人2名分を頼むときは16000円~20000円ほどがかかります。

証人代行サービスは行政書士事務所などが行っているものや個人が行っているものなどがあり、料金設定も様々です。インターネットで検索をすると多くの証人代行サービスがヒットするので、利用を考えている場合には一度いくつかの業者のホームページを見たり問い合わせたりして比較してみましょう。

婚姻届にはプライベートな情報が詰まっています。証人代行業者を使う場合には、業者選びは慎重に行いましょう。

ただ、婚姻届の証人は本当に誰でもいいので、できれば自分たちで証人になってくれる人を探すことをおすすめします。

証人がいないときの対処法②大家さんに依頼する

住居の大家さんやマンションの管理人などに依頼する方法です。

提出までに時間がなく、新居に引っ越したばかりで周囲にあまり知人もいなかったため、依頼したという人が多いようです。事情を説明したうえで、「よければわたしたちふたりの証人になっていただけませんか?」と丁寧にお願いしましょう。

証人がいないときの対処法③習い事の先生・行きつけのお店の店員に依頼する

もしあなたが、なんらかの習い事をしているのであればその先生に依頼してみてください。

またヘアサロンやネイルサロン、マッサージ店やエステなど、行きつけのお店があるならばそのお店の店員さんに頼むこともできます。

証人がいないときの対処法④会社の上司・先輩・同僚に依頼する

もしあなたが働いているのであれば、会社の上司や先輩・同僚などに証人を依頼することができます。

婚姻届の証人として多いのが会社の上司。仕事でいつもお世話になっていることもあり、証人をお願いする人が多いようです。そのほかに先輩や同僚のなかにも、ふたりをよく知る人がいるかと思いますので、証人を頼んでみてはいかがでしょうか?

証人がいないときの対処法⑤彼または彼女の知人2名に依頼する

証人がいないと悩んでいる人の中には、彼の証人をひとり、彼女の証人をひとりずつお願いしなければいけないと思っている人もいるのではないでしょうか?

じつは、彼、または彼女どちらかの知人2名に証人を頼んでもOKなんです

そのため、「彼の証人は頼めたけれど、自分の証人がいない……!」なんて焦る必要はありません。

友人夫婦やどちらかの知人・両親に証人を頼みましょう。

婚姻届の証人になることでのデメリットはない

一言で言うと、婚姻届の証人になることのデメリットは特にありません

そもそも婚姻届の証人は民法で定められたもので、証人は、「届出人がふたりの自由な意思で婚姻を決意したことを証明する」という意味で署名と押印をします。

借用書などの保証人とは異なり、立会人のような意味を持ちます。

ふたりが結婚することを認めますという意味で署名をするので、それにより法的に義務や権利、責任は生じません。

もし婚姻届の証人を依頼したときに、相手がためらっているようであればデメリットはないことを伝えてみてください。

婚姻届の証人の署名を代筆してもいい?

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結論から言うと、証人の署名を代筆することはできません絶対NGです。

市区町村役場で配布されている婚姻届には欄外に「署名は必ず本人が自署してください。」との注意書きも添えられています。

「証人になってもらえることは確認できているけれど、遠方にいるし、時間がかかるから代筆で済ませたいな・・・・・・」

と思ってしまうかもしれません。そのほかにも様々な理由があるかもしれません。

ですが、証人の署名は自筆が絶対です。代筆はしないようにしましょう。

代筆すると罪に問われる?

もし代筆をしてしまったら文書偽造になっちゃうのでは?と疑問に思うこともあるかもしれません。

法律上では、婚姻届の証人の署名の代筆については特別な規定はないと捉えられているようです。

しかし、もしも証人の署名が代筆であることが明らかになったら、証人の署名について無効とみなされる場合もあります。婚姻関係が無効になってしまう可能性があるので、証人欄は代筆しないようにしましょう。

一般的に婚姻届の証人は誰に頼んでる?

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一般的にはどんな人に婚姻届の証人を依頼しているのかというとこちらの通り。

  • 両家の親
  • 片方の親
  • 祖父母
  • 兄弟姉妹
  • 親戚
  • 恩師、仲人
  • 友人

届出人のお互いの親がひとりずつ証人になるケースが多いようですが、それぞれの親でなければならないという決まりはありません。

彼の父親と母親に証人をお願いすることも可能ですし、彼の会社関係の人2名に証人をお願いすることも可能。友人やふたりの仲人に依頼すると、きっと喜んでもらえるはずです。

証人になった人にお礼は必要?

婚姻届の証人になった人にお礼は必ずしも必要ではありません。とくに身内である場合が多いため、お礼をしていないカップルが大半のようです。

ただし、口頭で丁寧にお礼を述べることは忘れないようにしましょう。

婚姻届の証人が遠方にいるときはどうする?

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証人になってもらいたい人が遠くに住んでいる場合もあるはず。両親に証人を頼みたいけれど、訪れるには交通費も時間もかかりますよね。そういったときは2つの選択肢があります。

1、郵送する

事前に相手に電話等で連絡を入れてから、すべてを記入した状態で婚姻届を郵送します。証人はふたりの結婚の意思を証明するものであるため、白紙の状態で婚姻届を証人に預けるのは失礼ですし、証人の欄だけが書かれた婚姻届を紛失してしまうと別の誰かに悪用される場合があります。

必ず自分達の必要項目を記載してから署名をお願いしましょう。

返信用の封筒や希望の返信期日を記載した手紙を添えて送ると丁寧です。

2、両家顔合わせのときに書いてもらう

入籍するまでに両家の顔合わせを設けるカップルがほとんど。もし彼の親、彼女の親どちらともに証人になってもらいたい場合、遠方に住んでいたらすべてを郵送でやりとりすることになります。

できれば、早めに婚姻届を用意して、両家顔合わせに持参しましょう。その場で証人の欄を書いてもらうことができればスムーズです。

婚姻届の注意事項!証人の印鑑は違うものでなければいけない

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もし、片方の両親に証人になってもらう場合、証人の欄に押す印鑑は同じ苗字になるはず。ですが、このとき同じ印鑑を使用するのはNG。同じ苗字であっても別の印鑑を使用してください。

市区町村役場で配布されている婚姻届の欄外には「印は各自別々の印を押してください。」との記載があります。

これは、それぞれが同一人物ではないことを印鑑で示すため。

そのため、例えば友人夫婦に証人を依頼したために苗字が同じである場合でも、印鑑は別のものを用意してもらってください。見落としがちなので注意が必要です。

もちろん、結婚するふたりの印鑑を使用することもできません。

婚姻届の証人の書き方

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婚姻届の証人欄の書き方はこちらのとおり。

  1. 署名(名前)を記入
  2. 生年月日を昭和・平成で記入
  3. 住所を都道府県から記入
  4. 本籍を都道府県から記入
  5. 認印か実印で押印

もし友人夫婦や彼、彼女どちらかの両親など、苗字が同じ人に証人になってもらう場合には別の印鑑を使ってもらうようにお願いしましょう。

本籍とは?本籍を確認できるもの

本籍とは戸籍の所在地。現住所とは異なります。

もし証人に「本籍がわからない……」と言われたら、証人の家族に聞いてもらいましょう。同じ戸籍であれば本籍も同じです。

または、住民票や戸籍謄本を取得すれば本籍を確認することができます。

婚姻届を提出するふたりにおいては、手元にある戸籍謄本に記載されています。確認してみてください。

婚姻届の証人がいないときは機関や業者に相談しよう

ふたりの結婚をお互いの親も賛成してくれているという意味でお互いの親に署名を依頼するケースが多いように、結婚するふたりにとって、誰に証人になってもらったかを重要視するという傾向が見られます。

しかし、書類上や法律上においては、婚姻届の証人は成人であれば誰でも構わないのです。婚姻届の証人は、結婚するふたりが自分達の自由な意思で婚姻届を出すのだということを証明するだけであるため、証人になったからといって義務や責任が生じるわけではありません。

また、証人の代行サービスを受けても、お互いの親に証人になってもらっても、極端な言い方をすれば、証人を引き受けてくれるなら婚姻届提出時にすれ違った人でもOK。結婚が法律上成立するという事実に変わりはないのです。

婚姻届の証人になってくれる人がいない場合や頼みづらい場合、証人をふたりに絞り切れない場合など、様々な理由で証人選びに困っているというケースがあります。婚姻届の証人になってくれる人がいないとお困りの場合は、遠慮なく様々な人や機関、業者に相談してみましょう。