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2017.5.22

結婚式のスタイル総まとめ|式場決定前に知っておきたい基礎知識

結婚式・基礎知識
farny
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結婚式の形式や結婚式場にはいくつかの種類があり、最近では結婚式の演出や出席するゲストの人数などにも多様性が見られるようになってきています。ここでは結婚式をキーワ―ドにして、種類やそれぞれの特徴などについてご紹介します。

結婚式の挙式スタイルは大きく分けて4種類

1、キリスト教式

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キリスト教式は結婚式と聞いて多くの人がその様子をイメージするほど人気のある挙式スタイルです。会場の収容人数に合わせて、親族や友人知人を招待することができます。

日本でのキリスト教式には、信者が礼拝をする教会で挙式をする教会式、誰でも利用できるホテルや結婚式場にあるチャペルで挙式をするチャペル式の2つがあります。

また、教会には大きく分けてカトリックとプロテスタントの2つの宗派があり、プロテスタント派では信仰している宗教に関わらず挙式できますが、カトリック派では両名、またはどちらか一方が信者でなければ挙式することができません。司式者の呼び名もそれぞれ異なり、カトリックでは神父、プロテスタントでは牧師と呼ばれています。

挙式にかかる時間は一般的には20~30分ほどで、司式者の言葉に添って、結婚を誓い合い、指輪の交換や誓いのキスなどが行われます。

2、人前式

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宗教や場所にとらわれることなく自由な進行と演出で進められ、ゲストにふたりの結婚の証人となってもらう挙式スタイルです。

衣裳についても決まりはなく、和装でも洋装でもOK。司式者についても同様で、プロに任せるのも友人に任せるのもふたりの自由です。

ベーシックな進行には、誓いの言葉や指輪の交換、誓いのキス、バージンロード入場などがあります。大きな特徴は、ゲストにふたりの結婚を承認してもらう演出がある点です。承認の方法や結婚の誓いの言葉、誓い方についてもオリジナリティを加えやすいので、ふたりの個性がゲストに伝わりやすい挙式にすることが可能です。

場所については、十字架を取り外したチャペルや披露宴会場、ロビーに庭園やガーデン、海や公園、船上に至るまで許可を得ることができればどこでも自由に挙式会場として選ぶことができます。挙式の所要時間については20分程度になる進行が多いようです。

3、神前式

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和婚としても人気が高まっている神前式は日本の伝統美が伝わる挙式スタイルです。三三九度の盃(三献の儀)や玉串奉奠(たまぐしほうてん)などの儀式、花嫁行列とも呼ばれる参進や雅楽の調べなどが思い浮かぶのではないでしょうか。

神社ではもちろんのこと、ホテルや結婚式場に設置された神殿でも結婚式を挙げることができます。世代によっては伝統美が新鮮に受け取られるようになり、かわいらしい和装のデザインやコーディネートも増えてきました。神前式への出席は新郎新婦の親族だけという形式が多かったのですが、挙式会場の収容人数が多い場合は友人や知人の出席もOKとするところもあります。挙式の所要時間は30分程度です。

4、仏前式

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仏前で式を挙げるスタイルが仏前式です。仏前式での新郎新婦の衣裳は神前式と同様に婚礼の衣裳の中で最も格式が高い和装である羽織袴と白無垢が一般的です。

仏前式を行う場所は、新郎または新婦の宗派のお寺や新郎または新婦の先祖代々の墓がある菩提寺、自宅などで行われます。宗派に関わらず仏前式を受け入れてくれるところもありますが、事前に確認が必要です。

基本的に出席者は親族のみで、仏前に結婚を報告する厳かな雰囲気の挙式となるのが仏前式です。結婚したふたりは生まれ変わってもまた来世でも結ばれるという教えに基づき、ふたりが出会って結婚することを仏様や先祖に感謝して報告します。焼香、新郎新婦への念珠の授与、合掌や法話などが行われます。神前式が式の最中は起立の状態で臨むのに対して、仏前式では正座して臨みます。挙式の所要時間は30分程度です。

結婚式は自由でいい!今どきの結婚式のスタイル

海外挙式

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海外のリゾートウェディングとして人気が高いハワイ挙式やグアム挙式。特にハワイは日本人の挙式実績が多い教会も多く、一年を通して天候も安定していることなどから、新婚旅行を兼ねての海外挙式の場所としてよく選ばれています。

海外挙式の魅力のひとつがロケーションの良さ。写真や動画は海外挙式ならではの美しさです。海外挙式の出席者は親族だけやふたりだけというケースが主流ですが、友人を招待して10~20名での小規模な挙式をするケースも増えてきました。海外挙式を扱っているブライダル相談窓口もあり、海外挙式が選ばれやすくなった理由ともなっています。

挙式のみ

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披露宴は行わずに結婚式を挙げるだけで婚姻届を提出するふたりも少なくありません。派手なことはしたくないと、挙式も披露宴もしない「ナシ婚」を希望するふたりが増えていると同時に、結婚という人生の節目において、挙式は、けじめのひとつとして行ってほしいという親からの希望やふたりの気持ちとして、挙式のみというケースも増えています。

挙式のみであれば、準備が多くないため準備期間も短く済みます。海外挙式のみで済ませたい、ふたりだけ、家族だけ、本当に親しい友人だけを呼んでの小さな挙式を希望しているという新郎新婦からも支持を得ているようです。

披露宴のみ

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入籍を先に済ませてすでに一緒に生活をしている、マタニティウェディングとして先に挙式のみ済ませていたなど、様々な理由により披露宴のみ行うというケースもあります。披露宴と聞くと、挙式と披露宴が組み合わされて行われているイメージが強いのですが、決まりはなく、実際には挙式のみ、披露宴のみというケースもあります。

披露宴のみを行う場合は、挙式と披露宴を同日挙行するよりも、高齢の親族や妊婦、乳幼児にとっては体力的にも楽になり、他のゲストにとっても時間的な負担が少なくてすみます。披露宴のみというプランがある結婚式場も数多くあります。比較的カジュアルでアットホームな披露宴を企画しているふたりが多いようです。

少人数ウェディング

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ふたりの家族だけ、本当に親しい友人だけを招いたようなアットホームなウェディングスタイルである少人数ウェディング。10人程度の規模による結婚式を要望する声に合わせて少人数ウェディングに対応してくれる式場も増えてきました。

結婚してからも末永く家族ぐるみでお付き合いをしていくようなふたりの家族や親しい友人と一緒に過ごす、祝福のひととき。絆を特に大切にしたいふたりにおすすめです。

ふたりだけの挙式

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海外挙式や新婚旅行を兼ねた沖縄などの国内旅行先での挙式など、特に挙式披露宴の予定はなかったけれど、記念として旅行先の教会で挙式を行うというふたりも少なくありません。

また、挙式披露宴ともにナシで入籍して新生活を始めたものの、後になって挙式だけでもすれば良かったと思い、改めて挙式だけ行うというケースも。新郎新婦ふたりだけの結婚式なら堅苦しいことはナシ、準備期間も短く、気兼ねも不要です。記念の写真もたくさん撮って、記念を残しておきましょう。

マタニティウェディング

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新婦が妊娠中である場合の挙式・披露宴を指すマタニティウェディング。妊娠中に挙式・披露宴に臨む場合は、安定期に入り比較的母子ともに落ち着いている妊娠5カ月目から7カ月目に予定することが多いようです。

お腹の大きさが目立たない時期に予定するケースも少なくありません。どちらにしてもリスクがないわけではありませんので、医師に確認の上、しっかり体調管理をしながら無理をしないようにしましょう。

また、妊娠中は体調の変化や疲れなどの心配は尽きません。式場のサポート体制が万全であるほど安心して結婚式を挙げることができます。体調を崩したときに休めるような個室がある、マタニティウェディングの受け入れ経験が豊富なスタッフが多いなど、式場によって受け入れ体制に違いがあります。挙式や披露宴のふたりの動きについてもアドバイスを受けながら無理のない進行にしておきましょう。マタニティ対応やマタニティ用のウェディングドレスも増えてきました。お腹に宿っている新しい命とともに、結婚を誓い、お祝いしたいふたりにぴったりです。

ふたりの要望を叶える多種多様な披露宴のスタイル

2部制ウェディング

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2部制のウェディングは近年、注目を集めています。2部制は、同じ1日のうちに2回、ゲストも内容も異なる披露宴を行うというウェディングのスタイルです。

同じ披露宴会場で、午前午後にそれぞれ開催したり、会場や階を別に設定して開催したりと手法は様々です。ゲストについては1つが親族中心、もう1つは友人知人が中心となる構成としているケースが多いようです。

これまでの披露宴は、親族も友人知人も同じ1回の披露宴へ招待することが一般的でした。2部制にすることで、年代や新郎新婦との関係性が異なる親族と友人知人とを別々におもてなしして、それぞれに満足してもらえる料理や演出を用意することが可能になります。

対応できる式場としては、1日貸し切りができるレストランなどであれば、気兼ねなく丸一日、ゲストとの時間を楽しむことができます。ただし、先に挙式をして次に2部制の披露宴を予定している場合、挙式にも第2部へのゲストを招待する予定であれば、待ち時間が非常に長くなってしまうため、当日のスケジュールには注意と工夫が必要です。

会費制披露宴

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会費制で行われる披露宴は、その文字の通り、予め設定しておいた一律の会費をゲストから集めて開催するスタイルです。

会費制の披露宴の増加によって、これまでのようなご祝儀を包んで渡すタイプの披露宴をご祝儀制と呼ぶようになりました。会費制にすると総額がはっきりするために結婚式の予算を組みやすくなります。

ただし、ご祝儀制の際にゲストがご用意くださる金額よりも、会費制の場合には金額を低く設定していることがほとんどなので、披露宴のイメージとしてはカジュアルなパーティタイプとしていることが多いようです。

料理についてもビュッフェ形式にしたり、お色直しは0~1回程度に抑えてゲストと一緒に過ごす時間を長くしたり、予算と相談しながら、オリジナリティがあって、ゲストとともに楽しめる演出をブライダルプランナーやスタッフの方と一緒にプランニングしているようです。

ただし、格式ある披露宴がふさわしいような来賓の予定があるのであれば、従来のご祝儀制による披露宴のほうがよいかもしれません。会費制でもゲストの人数が多いほど披露宴の予算が大きくなります。アットホームな雰囲気であれば、ゲストの絞り込みに悩むことなく、できるだけたくさんの友人知人を招待して、一緒に楽しめる賑やかな企画でおもてなしすることができます。

フォトウェディング

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ウェディングドレスとタキシード、白無垢と羽織袴など、結婚写真を撮影して挙式や披露宴は行わない、写真だけの結婚式がフォトウェディングです。

撮影だけなので、妊娠中でも無理なくできる結婚式です。前撮りやエンゲージメントフォトなどと同じように、スタジオ撮影でもロケーション撮影でもOK。結婚の記として、記念として、結婚式の衣裳での写真を残しておきたいというふたりの願いを叶えてくれるフォトウェディング。衣裳とヘアメイク、撮影、アルバムまでがセットになったプランも増えてきました。写真撮影が主体であるため、写真館やフォトスタジオが行っているケースがほとんどです。

結婚式場の種類は全部で4種類

1、専門式場

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結婚式や披露宴を専門的に行うために、挙式会場や披露宴会場を併せ持っていて、知識や経験が豊富なブライダルプランナーやスタッフの方が多く、安心して任せられるのが特徴です。

家族写真も撮れるような写真室を持つ式場もあります。地域に根差した式場も多く、長年に渡り数多くの結婚式に対応してきた経験値は抜群です。結婚式や披露宴の流行にも敏感で、新しいウェディングスタイルを作り出そうする意欲や新郎新婦のオリジナリティを引き出そうとしてくれる心意気、幅広い層のゲストに対応できるホスピタリティ、式場の設備など、あらゆる面におけるレベルが平均して高いため、安定感があります。

人気も高いため、大安吉日は早くから予約が埋まってしまうことが多いです。専門式場での結婚式や披露宴を検討している場合は、早めの予約を心掛けて動きましょう。

2、ホテルウェディング

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ホテルは宿泊施設ですが、多くのホテルにおいて神殿やチャペルなどの挙式会場や少人数から大人数に対応できる大きさの宴会場などがあります。ブライダルサロンや専属の美容室、生花店、写真室などをホテル内に有しているところもあり、ホテルウェディングは定番の挙式・結婚式のひとつです。

アクセスが良く、遠方からのゲストの宿泊にも対応できるため、利便性や、ホテルならではの質の高いサービスなどから結婚式・披露宴の会場として選ばれているようです。ホテルによってリゾート感の強い雰囲気を持つところもあり、高級感や会場からの景観の良さなど、ホテルによって雰囲気などは異なります。

宿泊客やレストラン利用客などの出入りがあり、慌ただしい雰囲気を感じる場合もありますが、結婚式・披露宴以外にも利用できるホテルならではの付き合い方ができるのは魅力です。例えば記念日の度にホテルに立ち寄り、当日のことを思い出しながらレストランで食事をするなど、長く利用し、お付き合いすることが可能です。

3、レストランウェディング

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レストランウェディングの会場は、通常はレストランとして営業している店舗です。披露宴当日、レストランを貸し切りにして行われます。挙式や披露宴の演出のための施設や設備等を十分に有していない場合も多く、自分達がイメージするようなレストランウェディングに対応できるのかどうか確認する必要があります。しかし、レストランウェディングでは料理が抜群に美味しく、アットホームな雰囲気での披露宴が開けることが特徴です。

4、神社挙式

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日本の伝統的な結婚式のスタイルを受け継ぐ神社での挙式。緑豊かなロケーションや由緒ある佇まい。神社だからこその存在感があります。伝統的な進行をベースに、人気のある演出として指輪の交換が取り入れられていたり、収容人数が許せば親族以外にも友人知人の出席ができたりと、時代に柔軟に対応してくれるところが多く、社務所などで挙式後に食事会や少人数の披露宴が行える神社もあります。

ホテルや専門式場と提携している神社もあり、打ち合わせを披露宴の担当プランナーを通して行えるケースも。厳かな雰囲気の神社で、神前に結婚の誓いを立てることができる、人気の高い和婚の会場です。

どんな結婚式のスタイルにするかをふたりで話し合おう

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結婚を決めたら、自分達の理想の挙式スタイルや、自分達に合ったタイプを見つけて、式場を選び、進行や演出、衣裳などを選んでいくことになります。まずは、どのような結婚式をしたいのか、ふたりでしっかりと話し合ってイメージを共有することが大切です。

ふたりが重視したい結婚の条件を決めよう

挙式のスタイルや、式場、衣裳の希望、ゲストへのおもてなしや演出でのこだわりなど、まずはふたりで結婚式・披露宴への理想を出し合い、その中で優先順位を決めていきましょう。

親戚で高齢の方が多いなら

→アクセスが楽でホスピタリティに信頼のある会場を

ゲストとなる親戚の年齢層や会場までのアクセスについても確認しておきましょう。ゲストを中心に考えたときに利便性やホスピタリティ、施設の充実度が優先される場合もあります。

友人中心のパーティーにしたい

→カジュアルに盛り上がれる会場

ゲストを決めることも重要なポイントです。職場の上司や同僚を招待するのか、親族だけにするのか、友人を中心にするのかによって、式場はもちろん演出なども変わってきます。ゲストについて親の意向も聞いておきたいものです。

食事にこだわりたい

→お料理の評判が高く、ふたりが認める味の出せる会場を

披露宴でのおもてなしの主体となる婚礼料理は、ゲストの満足度に大きな影響を与えます。美味しい食事でおもてなしをと考えている場合は、口コミなどの評判が良く、実際にふたりが試食して納得できた式場が安心です。

ふたりらしさを色濃く表現したい

→趣味やこだわりに関連した会場を

海が見える会場であったり、おしゃれ度が高く新しい会場であったりと、会場選びにはふたりの個性が表れます。専門式場、ホテル、レストラン、神社などの従来の結婚式・披露宴の会場以外を選ぶこともふたりらしい選択です。船上パーティもOKなのです。ふたりらしい感覚で新しい結婚式・披露宴を模索するのも素敵です。

結婚式場を決める前に結婚式のスタイルを知っておこう

結婚式・披露宴がふたりにとってより具体的に分かってきたら、こんな雰囲気の結婚式にしたいなど、ふたりでコンセプトを考えて理想の結婚式・披露宴を実現してくれる会場選び、結婚式のスタイル選びを進めましょう。