2024.1.15

婿と婿養子の違いって??婿養子5つのメリット・デメリット、必要な手続きについても合わせて分かりやすくご紹介!

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婿養子5つのデメリット

ここでは婿養子になることで生じる可能性のある、 代表的な5つのデメリットについて紹介します。
婿養子になることを決断する前に、しっかりと認識しておくことが必要です。

婿養子のデメリット①義両親への扶養義務が発生する

婿養子のデメリットは、妻の親に対する扶養義務が発生することです。
生活を維持するために経済的な余裕があれば、可能な限り支援することが必要となります。

もちろん、血縁関係にある実の両親とも関係が切れた訳ではないため、実親の扶養義務も残っています。
男性の実の両親だけでなく、義両親に対する扶養の義務が生じてくるので、家族で話し合っておくと良いですね。

婿養子のデメリット②負債を相続する可能性がある

もし「負の遺産」があった場合も相続の対象となるので注意が必要です。
相続はすべてを引き継ぐことになるので、義両親に借金があるなどの場合もそれに負うリスクを伴ったり、妻以外に実子がいる場合は遺産相続の際に相続人の数が増えるとともに、相続の割合が同じということあり、トラブルに発展する可能性が高くなります。
相続の際は、プラスの遺産ばかりではないことを念頭におきましょう。

万が一そういったことが起こった場合の措置として、相続放棄をすることも可能です。
相続放棄とは、一切の相続に関する権利を手放すことができる制度のことです。
いざという時のために、そのような制度があるということは覚えておきましょう。

婿養子のデメリット③相続で実子とトラブルになる可能性がある

妻の両親に妻しか子どもがいない場合は心配ないのですが、もしも他にも実子がいて妻に兄弟などが存在した場合、婿養子になっていることが相続トラブルの元になる可能性があります。

婿養子には、実子と同じように養親の遺産の相続権があります。
そのため妻以外の兄弟にとってみれば、両親が婿養子を迎えたことで自分に残される遺産が減ることになります。
これが相続の際にトラブルになったり、相続を見越して婿養子になることを反対されたりする可能性もあるでしょう。

婿養子のデメリット④死別したとしても養子縁組は自動解消されない

結婚して婿養子に入った後で、妻が亡くなり死別してしまったとしても、養子縁組は自動で解消されないので注意が必要です。

養子縁組が自動解消されないということは、死別した妻の親の相続権は残っていますが、同時に扶養義務も残っています。
これらの権利や義務を放棄するには、妻の親との養子縁組を解消しなければならないので注意しておきましょう。

婿養子のデメリット⑤離婚する際の手続きが増える

妻と離婚した場合も、離婚届を提出しても、義両親とは親子関係が成立したままで、義両親との養子縁組は自動解消されないので、扶養義務や相続の権利はそのまま継続することになります。
婿養子になった後で離婚することになった際は、離婚手続きに加えて養子離縁届を提出しなければなりません。
養子解消のための手続きをしなければならないため、離婚時に必要な手続きが増えるというデメリットがあるでしょう。

婿養子になるために必要な手続き

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