2022.7.8

お通夜や葬式で香典を出す時に知っておきたいコト、入れ方、相場、そして書き方はどうしたら良い?

結婚式のマナー
全国ウェディングプランナー協議会
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遠方で葬式に参列できない時にはどうする?

香典は、基本的にはお通夜もしくは葬式に参列する際に持参をして、霊前にお供えするものです。しかし、遠方で暮らす親戚が亡くなった場合には、参列できないということがあるかもしれません。その場合、香典は現金書留で郵送するというのがマナーとなります。参列しないから香典もナシというわけではないので注意してください。

現金書留で香典を送る際には、弔電も合わせて打ちます。弔電は、NTTの115番へ電話をすると送ることができますし、NTTの公式サイト経由で申し込むことも可能です。ネット経由で申し込む場合には、クレジットカード払いができるというだけでなく、24時間いつでも受付をしているため、急な訃報の場合でも速やかに対応できるというメリットがあります。

弔電で何を打ったら良いのかという点ですが、NTTの側でいくつか例文があるので、その中から選べばOKです。もちろん、自分で考えた文を打っても問題はありません。その場合、文字数によってかかる費用が異なるので注意しましょう。

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香典の金額は多いと失礼にあたる?

香典は、亡くなった人を経済的にサポートするという意味がありますが、多ければ必ずしも良いというわけではなく、相場よりも高い金額をお供えしてしまうと、かえって失礼に当たる場合があるので注意しなければいけません。

そのため、急な訃報の場合でも、出来るだけマナー違反とならないように、香典の相場を確認した上で適切な金額をお供えするように心がけましょう。

香典袋のお札の数は奇数にする

香典の金額は、亡くなった人との関係によって相場が異なります。しかし、相場を守ればそれで良いというわけではなく、香典袋にどんな風に入れるのかという点についても、たくさんのルールやマナーがあります。例えば、香典袋にお札を入れる際には、偶数枚にならないように注意しなければいけません。

結婚式のような慶事と同じように、偶数の数字は割り切れるので、縁が切れるとか、この世とのつながりが切れる、といった不吉なことを連想させてしまうので、タブーとされています。

もしも1万円を香典として包む場合には、5,000円札が2枚となるのはNGなので、1万円札1枚を香典袋に入れるようにしましょう。もしも香典を2万円包むのなら、1万円札2枚はNGなので、2つの香典袋に1万円を1枚ずつ入れて「御霊前」「お供え」と表書きを変えて包むなどの工夫が必要です。
1万円札1枚と5,000円札2枚で合計3枚にするという方法もありますが、できれば香典袋の中のお札は同じ種類のもので揃えるのがおすすめです。

その理由は、遺族にとっては多くの人から香典を受け取るため、種類が異なるお札が何枚も入っている香典袋は数えにくいからです。

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