2020.3.29

お通夜や葬式で香典を出す時に知っておきたいコト、入れ方、相場、そして書き方はどうしたら良い?

結婚式のマナー
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人とのつながりが増えると、慶弔事に出席する機会は自然と増えるものですが、お通夜や葬式などもその一つではないでしょうか。お通夜や葬式に参列する際には香典を持参しますが、金額の相場だけではなく、お札の入れ方や書き方に至るまで、たくさんのマナーがあります。

ここでは、香典について知っておきたいコトをご紹介しましょう。

目次[]
  1. 香典はいつお供えするのが良いのか?
  2. 新札やボロボロのお札はNG
  3. 香典には相場があります
  4. 遠方で葬式に参列できない時にはどうする?
  5. 香典の金額は多いと失礼にあたる?
  6. 香典袋のお札の数は奇数にする
  7. お札の入れ方
  8. 香典袋の書き方
  9. 香典の金額に合わせて香典返しを辞退

香典はいつお供えするのが良いのか?

人が亡くなると、一般的にはお通夜と葬儀の両方が行われます。葬式よりもお通夜の方が先に行われるわけですが、日取りによっては亡くなられた日の当日に行われることもあるため、訃報を受けてからあまり時間がないというケースが少なくありません。

お通夜と葬式の両方に参列する際には、香典をお供えするのはお通夜の時がマナーです。お通夜には参列せずに葬儀だけ、という場合には、お葬式の際にお供えすることになります。

新札やボロボロのお札はNG

香典は、現金を香典袋に入れて持参することになりますが、注意しなければいけないことは、新札は入れてはいけないという点です。もし手元に新札しかない場合には、銀行などに行って古いお札に変えてもらうか、手で軽くシワクチャにした上で香典袋に入れると良いでしょう。一般的に、新札をそろえて香典袋に入れるということは、その人の死を予想していたと考えられ、マナー違反ということになります。注意してください。

ただし、ボロボロすぎて傷んでいるお札もまた、失礼に当たるので注意しましょう。もしもボロボロのお札しか手元にない場合には、やはり銀行などに行って説明し、適度に折り目などがついているお札と交換してもらうのが良いでしょう。

もしも急な訃報で銀行が開いている時間に間に合わず、ATMで香典分を下したところ新札が出てきてしまったという場合には、自分で軽く折り目を付けたうえで香典袋に入れれば問題ありません。

香典には相場があります

具体的にいくらぐらい入れるのが良いのかという点ですが、これは亡くなった人との関係性や、年齢、立場などによって異なります。最も相場が高いのは、自分の親が亡くなった場合で、5万円~10万円程度が目安となります。ただし、自分が喪主となる場合や、葬儀費用を子供同士で話し合って分担する場合などには、香典を包む必要はありません。香典は、喪主以外で葬儀費用を負担しない場合に必要になるものだと考えましょう。

もしも自分がすでに結婚して別に世帯を持っている場合には、親と言えば自分自身の両親に加え、配偶者の両親もいます。香典を包む際には、自分の親でも配偶者の親でも、金額の相場は同じで5万円~10万円となります。同居していた場合でも、別居していた場合でも、この相場は変わりません。

自分の兄弟や姉妹が亡くなった場合にも、香典が必要となります。この場合、相場は3万円~5万円程度となりますが、他にも兄弟や姉妹がいる場合には、相談して金額を決めるという方法もアリです。もしも自分が結婚している場合、配偶者に兄弟姉妹が亡くなった場合には、自分の兄弟や姉妹が亡くなった時と同じ相場となるので、香典の目安は3万円~5万円ということになります。

祖父母が亡くなった場合には、香典の金額の目安は少し低くなり、1万円~3万円が相場となります。これは配偶者の祖父母が亡くなった場合にも同じです。もしも自分がまだ学生で両親に扶養してもらっている立場の場合には、香典を包む必要はありませんが、社会人として収入を得ている場合には、たとえ亡くなった祖父母と同居していた場合でも、香典を包むのがマナーとなります。

自分や配偶者にとっての叔父や叔母が亡くなった場合、香典の相場は1万円となります。ただし、生前に親しい間柄だった場合には、香典は2万円を包むのがマナーです。叔父や叔母の場合には、香典は1万円~2万円が目安となるので、親しかった叔父や叔母の場合でも、2万円以上をお供えする必要はありません。また叔父や叔母よりも遠い親戚、例えばいとこの場合や、面識がない親戚が亡くなった場合、香典の相場は5,000円~1万円となります。

亡くなった人が家族や親戚ではない場合には、香典はどのぐらいが目安となるのでしょうか。例えば、友人や知人、その親が亡くなった場合、また近所の人が亡くなった場合などには、お通夜や葬式に参列することがあるでしょう。友人や知人、その親の場合には、香典の相場は3,000円~1万円が目安となりますが、とても親しい間柄の友人の場合には1万円、それ以外なら3,000円~5,000円が相場となります。

会社の上司やその家族が亡くなった場合には、どうでしょうか。会社で自分の直接の上司が亡くなった場合には、香典は5,000円~1万円が目安となりますが、会社関係者のお通夜や葬式で香典を包む場合には、会社の人と話し合って決めるのがおすすめです。会社関係者の場合だと、個人で香典を包むのではなく連名にすることもあるので注意しましょう。

同じ職場で働く人でも、亡くなった人が上司ではなく部下の場合には、香典の金額が異なり、5,000円が相場となります。亡くなった人と親しい間柄だった場合には、5,000円よりも少し多めに包みたくなるところですが、部下への香典については、上司よりも高い金額を包まないように注意しなければいけません。そのため、もしも相場が分からない場合には、上司に香典の額を相談するという方法もあります。

遠方で葬式に参列できない時にはどうする?

香典は、基本的にはお通夜もしくは葬式に参列する際に持参をして、霊前にお供えするものです。しかし、遠方で暮らす親戚が亡くなった場合には、参列できないということがあるかもしれません。その場合、香典は現金書留で郵送するというのがマナーとなります。参列しないから香典もナシというわけではないので注意してください。

現金書留で香典を送る際には、弔電も合わせて打ちます。弔電は、NTTの115番へ電話をすると送ることができますし、NTTの公式サイト経由で申し込むことも可能です。ネット経由で申し込む場合には、クレジットカード払いができるというだけでなく、24時間いつでも受付をしているため、急な訃報の場合でも速やかに対応できるというメリットがあります。

弔電で何を打ったら良いのかという点ですが、NTTの側でいくつか例文があるので、その中から選べばOKです。もちろん、自分で考えた文を打っても問題はありません。その場合、文字数によってかかる費用が異なるので注意しましょう。

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香典の金額は多いと失礼にあたる?

香典は、亡くなった人を経済的にサポートするという意味がありますが、多ければ必ずしも良いというわけではなく、相場よりも高い金額をお供えしてしまうと、かえって失礼に当たる場合があるので注意しなければいけません。

そのため、急な訃報の場合でも、出来るだけマナー違反とならないように、香典の相場を確認した上で適切な金額をお供えするように心がけましょう。

香典袋のお札の数は奇数にする

香典の金額は、亡くなった人との関係によって相場が異なります。しかし、相場を守ればそれで良いというわけではなく、香典袋にどんな風に入れるのかという点についても、たくさんのルールやマナーがあります。例えば、香典袋にお札を入れる際には、偶数枚にならないように注意しなければいけません。

結婚式のような慶事と同じように、偶数の数字は割り切れるので、縁が切れるとか、この世とのつながりが切れる、といった不吉なことを連想させてしまうので、タブーとされています。

もしも1万円を香典として包む場合には、5,000円札が2枚となるのはNGなので、1万円札1枚を香典袋に入れるようにしましょう。もしも香典を2万円包むのなら、1万円札2枚はNGなので、2つの香典袋に1万円を1枚ずつ入れて「御霊前」「お供え」と表書きを変えて包むなどの工夫が必要です。
1万円札1枚と5,000円札2枚で合計3枚にするという方法もありますが、できれば香典袋の中のお札は同じ種類のもので揃えるのがおすすめです。

その理由は、遺族にとっては多くの人から香典を受け取るため、種類が異なるお札が何枚も入っている香典袋は数えにくいからです。

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お札の入れ方

香典は、現金をそのままむき出してお供えするのは失礼にあたるので、必ず香典袋に入れなければいけません。香典袋は、書店やコンビニなどで販売されているので、購入した上で、お札の向きをそろえて入れてください。入れるお札の向きは、肖像画が下に来るような向きが正解です。

香典袋はシンプルなものからラグジュアリー感のあるものまで、たくさんの種類が販売されています。選び方のポイントとしては、香典の金額にあったものを選ぶことが大切です。

香典袋の書き方

香典袋には、表の袋と中袋とがあります。お札を入れるのは中袋で、それぞれ書く内容が異なります。まず表袋には、黒いペンもしくは筆ペンなどを使って、表書きをします。水引の上には、「御霊前」と漢字で記入し、下には自分の名前を記入します。
宗教や宗派によっては「御霊前」ではない場合があり、神式なら「御榊料」、キリスト教なら「御花料」など、書き方が異なります。表袋の背面には、自分の住所と名前を左下の部分に記入します。

香典袋の中袋には、香典として入れた金額を漢字で記入します。1万円を包んだ場合には、「金壱萬円」と記入します。1なら壱、3なら参、5なら伍、10は拾、という漢字を使いましょう。

香典の金額に合わせて香典返しを辞退

近年では、香典返しを即日に渡すのが一般的となっているため、葬儀に参列すると返礼品や香典返しなどが準備されていることが少なくありません。遺族にとっては、こうした品を準備するのに費用が掛かっていますし、参列してくれた人のための食事なども準備しなければいけません。

一般的には香典は最低5,000円を想定されて香典返しなどが準備されているため、もしも香典で3,000円を包んだ場合には、香典返しを辞退するのがマナーとなります。

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