2022.7.8

結婚祝いご祝儀の金額相場や知っておきたいマナーは?

結婚式のマナー
DRESSY IDEA
11275 views

【2024年4月】人気サイト比較!豪華特典とブライダルフェア情報まとめ♡

アプリで記事を保存・購読

結婚祝いご祝儀で知っておきたいマナー

結婚祝いでは金額や紙幣の偶数の枚数をさける

結婚祝いとしてのご祝儀を包む場合は、偶数となる金額と紙幣の枚数が偶数となることを避けるというマナーがあります。これが「奇数マナー」です。

このマナーを守るとなると、ご祝儀の最低額は3万円、それ以上を包むのであれば、5万円、7万円という選択肢になります。9万円は縁起がよくない数字とされているので避けましょう。

しかし、このマナーは絶対ではありません。「偶数はよくないのに、うちの親は親族の結婚式に10万円包んでいる」というケースは意外に多いのです。
先述の「暗黙の了解による2万円のご祝儀」も、このマナーに反しているように見えますが、これは招待する側と呼ぶ側に偶数でも問題ないという共通認識があるのでマナー違反とはなりません。

ご祝儀に限らず「相手が不快に感じることをしない」のがマナーです。たとえ偶数の金額であっても、相手が不快に感じないのであれば問題にはなりません。

一方、共通認識がなく一方的な都合を押し付けるのはマナー違反ととらえられることもあります。共通認識を確認できない場合は、奇数の金額にしたほうが無難です。

また、紙幣の数が偶数となることも避けたほうがいいでしょう。基本的には奇数の金額を1万円札でご祝儀とします。偶数の金額を包む事情がある場合は、1万円札を5000円札×2枚にするなどして、紙幣の枚数を奇数とするといいでしょう。

偶数を避けたほうがよいとされるのは「割り切れる数字」だからです。割り切れる=縁起がよくないとする見方があり、奇数にすることでふたりの幸せを祈るという意味があります。
もちろん科学的な根拠はどこにもありませんが、そのように考える人が多い以上、セオリーに従ったほうがいいでしょう。

結婚祝いのお金は新札で、面向きに入れる

結婚祝いでは新札を使いましょう。銀行に新券への両替を申し出れば新札を用意できます。
ご祝儀袋への入れ方は、封筒の表面に対して紙幣も表向きとします。
紙幣を裏向きに入れるのは、仏事などの入れ方なので結婚式にはふさわしくありません。
間違わないよう十分に気をつけましょう。

結婚祝いのご祝儀袋の書き方や渡し方は?

ご祝儀袋を探しに店頭へ行くと、実にさまざまなご祝儀袋があり、どれを選べばいいのか迷うことも少なくありません。ご祝儀袋を選ぶ際には、包む金額を基準にするといいでしょう。

友人や知人、会社の同僚などへのご祝儀は、5万円以下であることがほとんどです。白い地に赤の檀紙、結び切りの水引が装飾されているタイプのものが適しています。兄弟や親族など5万円以上の金額を包む場合は、和紙など上質な素材を使用したご祝儀袋が望ましいでしょう。

昨今では、さまざまなメーカーやブランドがオリジナリティのあるご祝儀袋を展開しています。友人や兄弟など、親しい間柄に贈るご祝儀であれば、相手の趣味嗜好に合わせたご祝儀袋を選ぶと喜ばれます。

ご祝儀袋を準備したら、上包みの表書きを書きます。水引の下にフルネームで記入しましょう。連名の場合はバランスよく人数に応じた行数で記入します。記入にあたっては、毛筆ないし筆ペンが好ましく、ボールペンやマジックは避けたほうが無難です。薄墨は仏事用のものなので、使用してはいけません。

中袋には、表面に金額を、裏面に住所と名前を明記します。金額は縦に旧字で表記しましょう。「金参萬圓」「金伍萬圓」「金壱拾萬圓」などが旧字表記です。「圓」に関しては、近年の傾向から「円」の表記でも問題ないでしょう。裏面は中央より左側に縦書きで住所と名前を記入します。中袋は上包みとは異なり、ペンで記入して問題ありません。

中袋に紙幣を入れ、上包みに入れたら下部の折り返しを上にして水引をかけます。上部の折り返しを上にするのは仏事での方法なので、逆にならないよう気をつけましょう。準備したご祝儀は裸で持たずに袱紗などに包んで持参します。袱紗にも正式な包み方がありますが、近年では挟むタイプの袱紗が多く使われているので活用するといいでしょう。

ご祝儀は、受け取る側に封筒の向きをかえて渡すのが基本です。袱紗から取り出し、両手で相手へ向けて渡しましょう。

結婚式を欠席する場合や披露宴に欠席する場合の結婚祝い・ご祝儀

結婚式を欠席する場合は、ご祝儀を渡す前に欠席する旨の連絡を入れましょう。結婚式の準備では出席人数の締め切り日が設けられています。締め切りの後に欠席の連絡を入れることは、招待する側にとって非常に迷惑です。欠席の連絡はできる限り早めに入れ、ご祝儀は連絡した後に渡しましょう。

結婚式ではふたりに代わって受付を担当する人にご祝儀を渡しますが、欠席の場合は本人に会って渡すのが理想的です。距離などの物理的な問題があったり、会う機会を設けられなかったりする場合は、現金書留で送る方法もあります。確実に本人に受け取ってもらえるよう、発送前に連絡しておくのがマナーです。

いずれにしても欠席の場合は、結婚式の前までに本人の手元にご祝儀が渡っている状態がベストです。くれぐれも結婚式の後に渡すことのないよう注意しましょう。

▽結婚式欠席の関連記事はこちら
結婚式を欠席するときの招待状の書き方|返信マナー&メッセージ文例

いつ渡すのが正解?

1 2 3 4 5
次のページ
ウェディング診断

アプリで記事を保存・購読