2019.9.26

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結婚祝いご祝儀の金額相場や知っておきたいマナーは?

結婚式のマナー
farnyオフィシャルライター
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結婚式の参加において、忘れてはいけないのがご祝儀です。ご祝儀の金額に明確なルールはありません。だからこそどのくらい包んだらいいのか悩む人も多いのではないでしょうか?この記事では、ゲストの頭を悩ませるご祝儀の相場やマナーを紹介します。

結婚祝いご祝儀の金額相場

20代ゲストの結婚祝いご祝儀相場

ゲストが20代の場合、ご祝儀相場は以下のとおりです(当サイト調べ)。

・兄弟姉妹の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均6万円
・叔父・叔母の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均5万円
・会社上司の結婚祝いご祝儀相場 平均3.5万円
・会社の同僚の結婚祝いご祝儀相場 平均3万円
・友人・知人の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均3万円

もっとも相場が低いのは、友人、知人、会社の同僚です。3万円は後に開設する「奇数マナー」を守ったうえでのもっとも少ない金額になります。

20代はまだ、社会的な地位も低いことが多く、高収入を得ている人の割合は少ないのが実情です。そのため、相場を大幅に上回る金額を包む必要はありません。
むしろ、極端に多い金額を包むと受け取る側の心証を悪くしてしまう恐れもあります。
相手との親密度にかかわらず、相場とおりの金額を包めば問題ないでしょう。

調べたところでは、地域によって友人は2万円という傾向もあるようです。
これは「若いうちは経済的に厳しい人が多いのだから、なるべく負担を軽減しよう」という暗黙の了解があっての相場だといえるでしょう。

もっとも、そのようなケースでは結婚式の準備をサポートしたり、受付など当日の役割を友人たちで分担したりといった相互扶助の精神が根付いていることがほとんどです。
思い当たる節がある場合は、地域の傾向も踏まえて金額を決めるといいでしょう。

30代ゲストの結婚祝いご祝儀相場

ゲストが30代の場合、ご祝儀相場は以下のとおりです(当サイト調べ)。

・兄弟姉妹の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均6.2万円
・叔父・叔母の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均5.5万円
・会社上司の結婚祝いご祝儀相場 平均3.5万円
・会社の同僚の結婚祝いご祝儀相場 平均3.2万円
・友人・知人の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均3万円

20代よりは全体的な金額が若干上がるものの、友人に関しては同様の金額です。
顕著に相場が上がるのは、兄弟姉妹、親戚の場合であり、年齢が上がることによる社会的地位の向上が影響していると考えていいでしょう。

とはいっても、30代は結婚や出産などのライフイベントと時期が重なることも多く、ご祝儀は突発的な出費として大きな負担にもなり得ます。
友人や同僚など、同様の事情を抱える間柄では、20代とほとんど変わらない金額を包む人も多いようです。

40代・50代ゲストの結婚祝いご祝儀相場

ゲストが40代・50代の場合、ご祝儀相場は以下のとおりです(当サイト調べ)。

・兄弟姉妹の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均8.5万円
・叔父・叔母の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均7.5万円
・会社上司の結婚祝いご祝儀相場 平均3万円
・会社の同僚の結婚祝いご祝儀相場 平均3.5万円
・友人・知人の場合の結婚祝いご祝儀相場 平均3万円

この年代になると、友人・知人、会社上司の場合を除いて一気に金額が上がります。
特に、兄弟姉妹、親族の場合は、ご祝儀にかなりの金額を包んでいる人が多いようです。
40代、50代は家族や親族の中でも、重要な役割を持つ存在となっていることも多く、社会的地位も向上していることから、ご祝儀の金額も上がる傾向にあると思っていいでしょう。

友人・知人、会社の同僚の場合金額が上がらないのは「お互いさま」という意識が働くためだと考えられます。自身が40代、50代で友人や知人、同僚の結婚式に列席するとなれば、花嫁、花婿も同様の年代です。
すでに自分自身の結婚式で花嫁や花婿に出席してもらった経緯があるケースも多く、その際にいただいたご祝儀の金額をそのままお返しするという人が多いでしょう。

夫婦連名の場合の結婚祝いご祝儀相場

自身が既婚の場合、夫婦で結婚式に呼ばれることもあります。
「2人呼ばれたのだから、単純に2倍でいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。

もちろん、呼ぶ側が支払う1人当たりの金額は夫婦だからといって安くなるわけではないので、2倍のご祝儀をもらえれば喜んでくれるでしょう。
しかし、単純計算で2倍にした金額が偶数である場合は注意が必要です。

たとえば、友人の結婚式に夫婦で出席する場合、3万円×2人で6万円を包むとなると、後に説明する「奇数マナー」から外れてしまいます。
この場合は1万円をプラスして7万円とするか、マイナスして5万円とするのが一般的です。
これはどちらが正しいとか、どちらがよいということではありません。
地域やふたりの考え方によって、望ましい金額の設定が変わります。

マイナスするのが一般的な地域では、引出物は夫婦で1人分とすることもありますし、マイナスするのが前提であれば、夫婦で2人分の引出物ともう1点プレゼントを追加することもあります。

また、列席者がマイナスすると判断した場合、ふたりへ向けて何らかのプレゼントを持参するケースも子どもあるようです。
子どもも一緒に列席する場合は、プラスした金額を包むのが望ましいでしょう。

▽ご祝儀相場の関連記事はこちら
ご祝儀の相場って?職場・親戚・友人別相場額*少なめってアリ?

結婚式に欠席する場合や結婚式がない場合の結婚祝いご祝儀相場

結婚式に欠席する場合の結婚祝いご祝儀相場

結婚式に招待されても、都合がつかなければやむなく欠席することになります。その場合、一般的には1万円程度をお祝いとして渡すケースが多いようです。

これはあくまでも、結婚をお祝いする気持ちとしての金額であり、何かの代金として支払うものではありません。
そのため、たとえ料理や引出物などを受け取っていなくても、招待されたのであればご祝儀として渡すのが望ましいでしょう。

結婚式がない場合の結婚祝いご祝儀相場

結婚式を行わない場合は欠席する場合と同様、お祝いの気持ちとして1万円を贈るケースが多いようです。とはいっても、とても親しい間柄でお祝いする気持ちが強いと、1万円よりも多い金額を贈りたくなるでしょう。

このときに注意したいのは、多くの人が「お祝いをいただいたらお返しをしなければ」と考えるということです。結婚式を行う場合は、相場より高いご祝儀をいただいたとしても、料理や引出物でもてなすため、引け目を感じることはありません。一方、結婚式がない場合は、すべてをお返しの品で返すことになります。

親族など特別なケースを除いて、5万円、10万円といった高額なお祝いをいただいても、どのようなお返しをすればいいのか悩むのは想像に難くありません。対象となる人物との間柄を十分に考えて、金額を設定することが大切です。

結婚祝いご祝儀で知っておきたいマナー

結婚祝いでは金額や紙幣の偶数の枚数をさける

結婚祝いとしてのご祝儀を包む場合は、偶数となる金額と紙幣の枚数が偶数となることを避けるというマナーがあります。これが「奇数マナー」です。

このマナーを守るとなると、ご祝儀の最低額は3万円、それ以上を包むのであれば、5万円、7万円という選択肢になります。9万円は縁起がよくない数字とされているので避けましょう。

しかし、このマナーは絶対ではありません。「偶数はよくないのに、うちの親は親族の結婚式に10万円包んでいる」というケースは意外に多いのです。
先述の「暗黙の了解による2万円のご祝儀」も、このマナーに反しているように見えますが、これは招待する側と呼ぶ側に偶数でも問題ないという共通認識があるのでマナー違反とはなりません。

ご祝儀に限らず「相手が不快に感じることをしない」のがマナーです。たとえ偶数の金額であっても、相手が不快に感じないのであれば問題にはなりません。

一方、共通認識がなく一方的な都合を押し付けるのはマナー違反ととらえられることもあります。共通認識を確認できない場合は、奇数の金額にしたほうが無難です。

また、紙幣の数が偶数となることも避けたほうがいいでしょう。基本的には奇数の金額を1万円札でご祝儀とします。偶数の金額を包む事情がある場合は、1万円札を5000円札×2枚にするなどして、紙幣の枚数を奇数とするといいでしょう。

偶数を避けたほうがよいとされるのは「割り切れる数字」だからです。割り切れる=縁起がよくないとする見方があり、奇数にすることでふたりの幸せを祈るという意味があります。
もちろん科学的な根拠はどこにもありませんが、そのように考える人が多い以上、セオリーに従ったほうがいいでしょう。

結婚祝いのお金は新札で、面向きに入れる

結婚祝いでは新札を使いましょう。銀行に新券への両替を申し出れば新札を用意できます。
ご祝儀袋への入れ方は、封筒の表面に対して紙幣も表向きとします。
紙幣を裏向きに入れるのは、仏事などの入れ方なので結婚式にはふさわしくありません。
間違わないよう十分に気をつけましょう。

結婚祝いのご祝儀袋の書き方や渡し方は?

ご祝儀袋を探しに店頭へ行くと、実にさまざまなご祝儀袋があり、どれを選べばいいのか迷うことも少なくありません。ご祝儀袋を選ぶ際には、包む金額を基準にするといいでしょう。

友人や知人、会社の同僚などへのご祝儀は、5万円以下であることがほとんどです。白い地に赤の檀紙、結び切りの水引が装飾されているタイプのものが適しています。兄弟や親族など5万円以上の金額を包む場合は、和紙など上質な素材を使用したご祝儀袋が望ましいでしょう。

昨今では、さまざまなメーカーやブランドがオリジナリティのあるご祝儀袋を展開しています。友人や兄弟など、親しい間柄に贈るご祝儀であれば、相手の趣味嗜好に合わせたご祝儀袋を選ぶと喜ばれます。

ご祝儀袋を準備したら、上包みの表書きを書きます。水引の下にフルネームで記入しましょう。連名の場合はバランスよく人数に応じた行数で記入します。記入にあたっては、毛筆ないし筆ペンが好ましく、ボールペンやマジックは避けたほうが無難です。薄墨は仏事用のものなので、使用してはいけません。

中袋には、表面に金額を、裏面に住所と名前を明記します。金額は縦に旧字で表記しましょう。「金参萬圓」「金伍萬圓」「金壱拾萬圓」などが旧字表記です。「圓」に関しては、近年の傾向から「円」の表記でも問題ないでしょう。裏面は中央より左側に縦書きで住所と名前を記入します。中袋は上包みとは異なり、ペンで記入して問題ありません。

中袋に紙幣を入れ、上包みに入れたら下部の折り返しを上にして水引をかけます。上部の折り返しを上にするのは仏事での方法なので、逆にならないよう気をつけましょう。準備したご祝儀は裸で持たずに袱紗などに包んで持参します。袱紗にも正式な包み方がありますが、近年では挟むタイプの袱紗が多く使われているので活用するといいでしょう。

ご祝儀は、受け取る側に封筒の向きをかえて渡すのが基本です。袱紗から取り出し、両手で相手へ向けて渡しましょう。

結婚式を欠席する場合や披露宴に欠席する場合の結婚祝い・ご祝儀

結婚式を欠席する場合は、ご祝儀を渡す前に欠席する旨の連絡を入れましょう。結婚式の準備では出席人数の締め切り日が設けられています。締め切りの後に欠席の連絡を入れることは、招待する側にとって非常に迷惑です。欠席の連絡はできる限り早めに入れ、ご祝儀は連絡した後に渡しましょう。

結婚式ではふたりに代わって受付を担当する人にご祝儀を渡しますが、欠席の場合は本人に会って渡すのが理想的です。距離などの物理的な問題があったり、会う機会を設けられなかったりする場合は、現金書留で送る方法もあります。確実に本人に受け取ってもらえるよう、発送前に連絡しておくのがマナーです。

いずれにしても欠席の場合は、結婚式の前までに本人の手元にご祝儀が渡っている状態がベストです。くれぐれも結婚式の後に渡すことのないよう注意しましょう。

▽結婚式欠席の関連記事はこちら
結婚式を欠席するときの招待状の書き方|返信マナー&メッセージ文例

結婚祝いご祝儀を渡すタイミング

ご祝儀は、結婚式当日に受付を担当している人に渡すのが一般的です。タイミングは「受付が行われている時間帯」であり、その時間を逃すとご祝儀を渡すタイミングを逃したということになります。

このような事態を避けるためには、挙式および披露宴の開始時刻に余裕を持って到着することです。
多くの式場では、挙式の前および挙式と披露宴の間に受付の時間を設けています。

挙式に全員列席する場合は、披露宴前の受付は設けていないケースも少なくありません。
招待状で挙式への案内があるのなら「披露宴からの参加でいい」と自己判断せずに、挙式の前には到着するようにしましょう。

あまり多いケースではありませんが、時間の都合などの問題で、挙式にのみ参加して披露宴には参加できない場合もあります。
挙式前に受付が行われていればそこで渡せばいいのですが、式場によっては披露宴前の時間でのみ受付を行うこともあるため、タイミングを逃す可能性も否定できません。
その場合はスタッフに事情を説明し、ブライズルームへの入室を許可してもらうなどの対処が必要になります。

本人に直接渡したいからといって、挙式が始まってから本人に接触するチャンスを狙うことはやめましょう。他のゲストもいるところで現金を渡されても本人は困りますし、その後の進行にも影響してしまいます。
ご祝儀はあくまでも、定められた時間内に定められた場所で渡すことが大切です。

▽結婚式マナーについての関連記事はこちら
結婚式に招待されたときのマナーはこれでOK!準備から当日まで徹底解説

結婚祝いご祝儀の相場やマナーを守ってお祝いしよう

花嫁、花婿にとって、ご祝儀は結婚式の資金であるとともに、ゲストからの何にも代えがたいお祝いの気持ちでもあります。相場やマナーを守ることは、ふたりにとってもゲストにとっても印象のいい結婚式にするために欠かせない要素です。ここで紹介した相場やマナーを参考に、快くふたりをお祝いしましょう。

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