2024.2.9

婚姻届に記入する「新本籍」はどこにすればいいの?注意点は?書き方や決める際の注意点や必要事項を解説

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本籍地を自由に決める際に注意したいこととは?

新本籍はどこでも自由に選べるというと夢がふくらんでしまう人もいることでしょう。しかし、後で面倒なことにならないことも考慮して本籍地を選んだほうが良いかもしれません。

1:遠方の場合は戸籍謄本などの取得に手間がかかる

戸籍謄本(戸籍抄本)は本籍地の役所でしか取得できないため、住んでいる場所と本籍地は近いに越したことはないといわれています。本籍地が遠い場合、以下のような方法で取得することになるため、本籍地が近い場合と比べて手間がかかるケースが多いのです。
まず、本籍地の役所まで戸籍謄本を取りに行く場合は、平日に仕事を休み、移動時間と交通費をかけて出向かなければなりません。
次の方法として本籍地に祖父母や親、未婚の家族がいれば代理人として取りに行ってもらうことも可能ですが、義理の両親などには頼みにくい場合もあるでしょう。
3つ目の方法として、本籍地の役所から郵送で戸籍謄本を取り寄せることもできますが、申請の手間と手元に届くまでの日数がかかります。
4つ目の方法はコンビニエンスストアのキオスク端末から戸籍謄本の申請と取得をすることです。ただし、本籍地の役所がコンビニエンスストアでの戸籍関係書類の自動交付サービスに対応している場合に限られます。それから、コンビニエンスストアでの交付を希望する場合は、あらかじめ本籍地の地方自治体に利用登録をしておかなければなりません。ですから、コンビニエンスストアでの自動交付サービスを利用したい場合も、本籍地の役所がそのサービスに対応しているかどうかの確認と事前の準備が必要です。本籍地をふだんの生活圏から離れた場所にしようかと考えている人は、上記のような手間がかかることも考えに入れておきましょう。

▽戸籍謄本についてはこちらの記事もチェック

【戸籍謄本の取り方】婚姻届を提出する際必要な戸籍謄本って?取り方・取り寄せ方法徹底解説!(取得方法~金額までの基礎知識)

2:両親に相談なく決めてトラブルになる場合がある

結婚や本籍に関する価値観は世代や家風、個人の考え方によって異なるものです。どちらかの両親が「結婚とは先祖代々の家を継承するもの」「跡継ぎとして同じ本籍にするのが当たり前」という考え方をしている場合もあります。それに対して、結婚する2人が自分たちの気持ちだけを優先して新居などを新本籍にした場合、両親から文句を言われてしまう可能性があるのです。長い結婚生活を順調に営むためには義理の両親や親戚とも円満にお付き合いしていくことも大切といえます。ですから、自分たちで本籍地を決めたい場合でも、念のため、両親に相談しておいたほうが無難でしょう。
ただし、どうしても自分たちの好きなように本籍地を決めたいけれど両親に反対されそうな場合、あえて相談せずに新本籍を届け出てしまうほうが良いという意見もあります。

3:土地台帳に記載されている住所と一致しないと受理されない

新居や実家など、日常生活の中で縁の深い場所を新本籍にする場合は、正確な住所を確認しやすいでしょう。しかし、旅行で訪れた土地や有名なスポットなどを新本籍にする場合、ガイドブックなどに記載されている住所と土地台帳に記載された住所が異なる場合があります。実際に、婚姻届が記入不備によって受理されなかった主な原因の1つに「婚姻届に記入された新本籍が本籍を置くことができない地番」というものが報告されているのです。婚姻届に記入する前に土地台帳を閲覧するなど、しっかりと確認することが重要です。あるいは、新しい本籍を置きたい地方自治体の役所の戸籍課に電話をかけて「本籍を置くことができる地番かどうか」を確認しても良いでしょう。

▽入籍するときに色々変更になることをしっかりチェック


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