2020.4.9

婚姻届に記入する「新しい本籍」とは?書き方や決める際の注意点や必要事項を解説

結婚式・基礎知識
farnyオフィシャルライター
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結婚するとそれまでの戸籍から独立して、夫婦の新しい本籍を持つことになります。
婚姻届に新しい本籍を記入して提出しなければならないため、記入不備によって不受理にならないように正しい書き方を知っておきましょう。また、どこを新しい本籍に選ぶかについても2人で話し合い、よく考えて決めると良いでしょう。今回は新しい本籍の決め方について解説します。

目次[]
  1. 婚姻届には本籍を記入する欄が2カ所ある
  2. 新しい本籍は国内であれば自由に決めることができる

婚姻届には本籍を記入する欄が2カ所ある

婚姻届には、届け出る前の本籍と結婚後の新しい本籍をそれぞれ記入する欄があります。いずれも住民票の記載と同一に記入しなければなりません。漢字の部分は新漢字と旧漢字の違い、数字の部分は漢数字と英数字の違いにも注意が必要です。
また、戸籍謄本や住民票で住所が「〇丁目×番地△号」のように記載されている場合、「〇-×-△」のように略した書き方はできません。それから、婚姻届の住所記入欄にはあらかじめ「番地」と「番」が印字されており、正しいほうを丸で囲むか不要なほうを線で消すことも忘れないようにしましょう。戸籍謄本や新しい本籍地の住民票などを確認しながら、正確に記入することが大切です。
加えて、マンション名や部屋番号が住民票に記載されている場合には婚姻届にも同様に記入します。婚姻届の書式によってはマンション名や部屋番号を記入する欄が「住所方書」という別枠になっている場合もあるので、書式に従って記入しましょう。

1:【本籍】現在の本籍と筆頭者をそれぞれ記入する

婚姻届の「本籍」と書かれている欄には、結婚する前の本籍と筆頭者を夫と妻がそれぞれ記入します。筆頭者は戸籍謄本の最初に記載されている人です。筆頭者が既に亡くなっている場合でも、変更手続きを行っていない限り、戸籍上の筆頭者は変更されません。

2:【新しい本籍】婚姻後の2人の本籍を記入する

婚姻届の「結婚後の夫婦の氏・新しい本籍」は、結婚後の2人が夫と妻どちらの氏を名乗るかを選択するとともに新しい本籍を記入する欄です。ここで選択した氏の人が新しい戸籍の筆頭者になります。
新しい本籍を記入するときは2つのことに注意してください。まず、分籍したり離婚したりして既に戸籍の筆頭者となっている人が新戸籍でも筆頭者になる場合は、婚姻届の「新しい本籍」には記入してはいけません。それから、婚姻によって届け出る新しい本籍を夫婦で別々にすることも不可能です。

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新しい本籍は国内であれば自由に決めることができる

日本の土地台帳に記載された住所であれば、全国のどこでも新しい本籍にすることが可能です。土地台帳は地域を管轄する法務局で閲覧できるほか、地方自治体によっては役所でも閲覧サービスを提供している場合もあります。

1:新居の住所を本籍にする

若い世代のカップルには「結婚した2人で新しい戸籍を作る」という価値観を持つ人も多くいます。また、戸籍謄本を取得する機会が多くありそうなカップルの場合、新居と本籍が近いほうが便利だからという理由もあるのです。

2:両家どちらかの実家の住所を本籍にする

新居が賃貸の場合や将来的に引っ越しをする可能性があるカップルの場合、何度も本籍を変更したくないからという理由でどちらかの実家の住所を新本籍に選ぶ場合もあります。実家を本籍にしておけば、戸籍謄本が必要になったときでも家族に代理取得をお願いできるというメリットもあるでしょう。
家庭の手続き関連を主に妻が引き受ける役割分担のカップルなどは、夫の親よりも自分の親のほうが気軽に頼みやすいとして、妻の実家を新本籍にするケースもあります。
また、「結婚とは妻が夫の家に嫁ぐもの」という価値観を持つ人もいます。特に、親の世代には「男性は本籍を変える必要はない」と考えている人が多いかもしれません。その場合は、夫側の両親の意向に従って夫の実家住所を本籍にするケースが多いようです。あるいは、「跡取り息子」「跡取り娘」という立場の場合や先祖代々のルーツを継承したいと考える場合もあります。その場合も、両家どちらかの実家や代々受け継いできた本籍を結婚する2人の新本籍にすることが多いでしょう。

3:思い出の場所や有名スポットの住所を本籍にする


本籍として好きな場所を選べることが知られるようになり、2人にとって思い出のある場所や史跡、観光名所などを新本籍にするカップルも増えています。なかでも、皇居は天皇家を身近に感じられるといった精神的な理由に加えて、「東京都千代田区千代田1番」と覚えやすい住所であることから、本籍として人気が高いです。
出自にとらわれることなく自分たちの気持ちを最優先して本籍を決めたい人は、好きな場所を本籍にすることを検討してみるのも良いでしょう。

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