
結婚式の見積り*項目ごとの注意点*式場見学前に必読
アプリで記事を保存・購読
結婚式の見積もり*項目7. 演出
演出はたいていオプションで、別に料金がかかります。
人気の演出と費用を確認しておきましょう。
フラワーシャワーなど一般的な演出でも別料金がかかることがあります。
自分たちで余興やイベントを企画すれば、演出にかかる費用は抑えることができます。
結婚式の見積もり*項目8. 引出物・引菓子
◆引出物・引菓子
ゲストのおもてなしには引出物も重要ポイントですね!
ゲストの年代などにより、内容を変えて「贈り分け」をするカップルも増えています。
最初の見積もりで選べるギフトの内容は確認しておきましょう。
後からランクアップで追加料金が発生しがちな項目です。
◆紙袋
引出物を入れる紙袋にも、250~600円×引出物数のお金がかかります。
自分たちでキャンバス地やジュート製のトートバッグを準備するカップルも。
スタンプやプリント加工でふたりらしくデザインしたオリジナルのトートバッグもおしゃれでいいですね!
◆プチギフト
挙式後のお見送りなどに、ゲストに感謝を込めたプチギフトを準備することも。
入浴剤やお菓子、ふたりの名前入りのオリジナルギフトなど、バリエーションはいろいろ。
プチギフトは自分たちで準備したけれど、配る時に使用したかごに、レンタル料金がかかったというケースもあるようです。(!)
結婚式の見積もり*項目9. サービス料
料理・飲物・席料などに対し、10~12%のサービス料がかかります。
会場によっては披露宴使用料にもかかることがあります。
もともとはチップの代わりとして導入されたもので、サービス料がある会場ではスタッフに対する心づけを断ることもあるようです。
結婚式で必要になる見積もり以外の費用
見積もりに入っていない費用も馬鹿になりません。
式場以外でかかる費用や、後から追加になってしまう費用なども考慮しておきましょう。
- 招待状の切手代
- 結婚指輪・リングピロー
- ウェルカムボード
- 両親へのプレゼント
- 女性ゲストの着付け・衣装・ヘアセット
- 交通費・宿泊費
- お礼(挨拶・乾杯の音頭・受付・余興・二次回幹事)
- 心づけ(スタッフに)
- 打合せ交通費・当日会場までの送迎(タクシー代)
- 式場での前撮り
- 結婚報告はがき
- ブライダルエステやネイル
- BGMの著作権料
平均100万円上がる!?*見積もりが上がる理由とは
ブライダルフェアや式場見学に行くともらえる見積もり。
「案外安くてほっとした~」なんて思った方、しばしお待ちください。
卒花のなんと【7割】が見積もりから最終費用が上がったと答えています。
上がった金額は平均100万円。いったいどうして見積もりは上がるのでしょう?
式場が出す初期見積もりは最低限の項目
なぜ見積もりは上がるのでしょう!?
他の式場と比較して高いと思われたくないから
単純に合計金額だけで他の式場と比較し、「ここは高い!」と思われたら困る!
そんな気持ちから最低ラインの見積もりを出してしまうようです。
最初はふたりの希望が固まっていないので
どんな結婚式を挙げたいのか、まだふんわりしか決まっていない・・・
そんなときはこだわりポイントややりたいことがわからないので基本プランで出すしかないこともあります。
ではどう対処すればいいのか、流れを見ていきましょう!
どう進める?見積もりで見る式場選びのステップ
ステップ1. いろいろなブライダルフェア・式場見学に参加!
ブライダルフェアや式場見学は、雰囲気を見るためにぜひ何件も行ってみることをおすすめします!
デート感覚で楽しみながらホテル・ゲストハウスなどいろいろなタイプの式場を見てみましょう。
ここで重要な注意点!
◆見学1件目で即決はヤメテ*もっと見て決めたかったと後悔するケースも!
結婚式場はゴージャスな非日常の空間。
初めて見学にいくと夢のような雰囲気にのまれ、気分が舞い上がって冷静な判断ができないことも。
「新郎様、新婦様」とスタッフからプリンス・プリンセスのように扱われ、うっとり・・・
そんな状態で式場スタッフから、「今日決めていただくとこれだけ割引になります。明日になると割引はなくなります!」などと押されるとうっかり契約(本予約)してしまうことも!
後でキャンセルするとキャンセル料も発生します。比較検討して納得の式場選びがおすすめ!
◆気になる会場はあとまわしに!そして大本命は最後に見学に!
何件も式場見学をすれば、冷静に結婚式場の良し悪しを見る目がついてきます。
そうなってからいよいよ気になる式場に行ってみましょう。
式場では、「初来館成約特典」を準備していることも。大本命は最後に行って、「初来館成約特典」をゲットしましょう!
ステップ2. ふたりの結婚式の条件を決める
何件か結婚式場を見学して、ふたりの希望が具体的になってきたら・・・
式場候補を絞り込むために、結婚式の条件を話し合いましょう!
両親の意向も確認しつつ、事前に決めておきたいポイントとは?
◆ゲスト人数
◆ふたりが結婚式にかけられる予算
◆挙式スタイル(教会式・神前式・人前式など)
◆日取り(何月)・お日柄を気にするかどうか
◆どうしてもゆずれないポイントややりたいこと
ステップ3. 結婚式場を絞り込む
条件が明確になったところで、気になる2~3式場をピックアップ!
両親に途中経過を報告し、同意を得ておきます。
式場のキャンセルにはキャンセル料がかかるので、ここは慎重に!
大本命の式場には最後に行きましょう。
ここからは本気の見積もりをもらっていきます!
ブライダルフェア・結婚式場見学に行き、ふたりの予算を伝えた上で、見積もりをもらったら・・・
- プランや項目ごとのランク・内容をひとつずつ確認 写真などで具体的に
- 内容が不足のものはランクアップ
- やりたいこと・演出を伝える
- 希望のランク・希望の演出を全部盛り込んでもう一度見積もりを出してもらう
ステップ4. 候補の式場に同じ条件で見積もりをもらう
候補の式場から同じ条件で見積もりをもらいます。
比較検討しやすくするためです。
ステップ5. 最後に本命の式場へ見学に行く
同じ条件で見積もりをもらいます。
本命の式場が気に入ったなら、価格交渉してみましょう。
納得できたら即申し込みもアリ。
予約金(内金・手付金)5~20万円を支払って契約(本予約)します。
迷うときや両親に相談したいときは「仮予約」できる式場も!
無料で1週間程度日取りを押さえてくれます。
結婚式の見積もりは値切ることができるの?
「結婚式はおめでたいことなので、値切るなんてできないのかと思っていた!」
そんな人も多いでしょう。でも大きな金額のお買い物です。
新生活のためにも、資金は大切にしたいもの。
ぜひ価格交渉にもチャレンジしてみましょう!
◆結婚式の見積もり、価格交渉のポイントは?
- 価格交渉のタイミングは契約前、見積もりをもらった時
- 他の式場の見積もりを持参、「どちらにするか迷っている」と伝えて値引交渉
- 別料金の演出をサービスでつけてもらえないか交渉する
値引きを約束してもらえたら、必ずその内容を反映させた見積もりをもらっておくことです。
結婚式の見積もりであとからクレームになるのは、口約束で済ませ「言った・言わない」になるから・・・
初回と担当者が同じではないこともあるので、見積もりは条件が変わるたびに何度でももらいましょう。
結婚式の見積もりで費用を下げられる項目
見積もりの項目について基本的なことがわかったところで、次は結婚式の節約ポイントについて見ていきましょう。
シーズンや日取りを変更する
ふたりとご両親は「お日柄」を気にする?気にしない?
もし気にしないのならばお得なプランが利用できることも!
結婚式の料金は人気のシーズン・日取りだと割高になり、逆に人気のないシーズン・日取りは割安になります。
日程による節約ポイント
◆オフシーズンで節約*夏婚・冬婚・梅雨婚はお得
◆日取りで節約*仏滅だとお得
◆曜日・時間帯で節約*平日・ナイトウェディングはお得
◆早期予約で節約*1年以上前に予約すると早期割引があることも
◆直近予約で節約*3ヶ月後に挙式といった直近の予約にはお急ぎ婚割引があることも(日取りは限定されます)
挙式タイプ*人前式を選んで節約
婚姻を成立させる儀式が挙式ですが、主に「教会式」「神前式」「人前式」があります。
この中で一番費用がかからないのが人前式。
会場費+結婚証明書などの原価でできるので、工夫次第で格安に。
価格交渉する!
契約前(本予約前)のタイミングでぜひ価格交渉してみましょう。
契約前ならば、式場も契約して欲しいのである程度の値引きに応じてくれることも。
契約後の価格交渉はむつかしくなります。
≪契約前*価格交渉のポイント≫
◆「こんなこと言っていいのかな?」と思いがちですが*勇気を出して価格交渉を
◆必ず契約前に価格交渉する!
◆何件も式場見学をしてある程度基礎知識をつけておくのがオススメ
◆値引きのタイミングは見積もりをもらった時
◆他の有力候補の会場の見積もりを持参して「他とここで迷っている」と交渉
◆値引きがムリなら、有料オプションをサービスしてもらえるか交渉
◆持込料をサービスしてもらえるか交渉
≪契約後の交渉ポイント≫
◆プランナーとの信頼関係は大切*これから何ヶ月ものお付き合い、信頼関係を作って何でも言える間柄に
◆その金額が当たり前と思わず、「削れる?何かで代用できる?」と何でも質問してみる
◆節約したいことを伝え、どうやったら節約できるか力を貸してもらう
外部で手配して節約*持込料を確認して!
持込可能な項目と持込料は契約前に確認しておきましょう!
持込できない会場の場合、自分で手配しての節約はできなくなります。
≪外部で発注して節約になる主な項目≫
◆衣装
衣装はこだわりが強くなりがちな項目。
式場で選ぶと予算オーバーになるところがドレスショップで借りると持込料を払っても節約になることが。
◆カメラマン
◆司会者
◆ヘアメイク
◆引出物
最近話題の「引出物宅配サービス」はゲストにも負担がかからない上に、節約になると人気上昇中!
ゲストのテーブルに引出物が後日届くというお知らせを置くだけなので、持込料もかかりません。
◆引出物の紙袋
式場の名前が印刷されている頑丈そうな紙袋、これにもひとつ250~600円。
自分で準備すれば無地の紙袋なら100円程度で入手可能です。
キャンバス地やジュート製のトートバッグを自分たちで手配するカップルも。
◆芳名帳
◆ご祝儀保管袋
ウェディングアイテムの手作り・購入で節約
手作りのウェディングアイテムでおしゃれな結婚式を叶える花嫁急増中!
farnyにも花嫁の手作りレポートがいっぱい!ぜひ参考にしてみて!
イメージどおりの結婚式が叶うだけでなく、節約にもなる手作りウェディングアイテム。
卒花から、ハッピーが詰まったウェディングアイテム(中古品)を、安価に譲ってもらうこともよくあるようです!
また、ドレスへのこだわりが高じてドレスまでも手作りする花嫁も!
ゼロから作らなくても、ベースとなるドレスを購入し、ビジューやレースで装飾すれば世界に1着のウェディングドレスに。
もちろん持込料を払っても、ものすごい節約に。
≪手作りして節約になる項目≫
◆人前式の結婚証明書
◆受付の装飾
◆ウェルカムスペースの装飾
◆ウェルカムボード
◆フォトプロップス
◆招待状・席次表・席札・メニュー
◆ウェディングドレス
◆蝶ネクタイやサッシュベルトなど、プチお色直しの小物
◆ブーケ・ブートニア
◆ブーケトス用のブーケ(お菓子トスやプレゼントトスも)
◆髪飾り
◆アクセサリー
◆バブルシャワー・リボンシャワー・コンフェッティーなど
◆バルーン
演出は自分たちで企画
式場が提案する演出でなく、新郎新婦が自分たちで企画すれば節約に!
新郎新婦自ら、歌って踊るつわものも・・・
でも大げさなことはしなくても、ゲストに喜んでもらえる演出はたくさんあります!
例えば・・・
プチサプライズをちりばめて
新郎新婦がまさかの意外な場所から入場したり、中座するときのエスコート役をその場で指名したり、ゲストを巻き込んだプチサプライズは好評です。
フォトラウンド*キャンドルサービスのかわりに!
プロカメラマンによるスナップ撮影はたいていのカップルが発注するもの。
フォトラウンドは新郎新婦が各テーブルを回り、カメラマンにテーブルごとの写真を撮ってもらうもので、追加の料金は不要です。
この時、盛り上げるために準備しておくといいのが撮影小物。
ガーランドやコミカルなパーティーグッズ、フォトプロップスなどがあればゲストも自然な笑顔に!
くじ引き
プレゼントを準備して、ゲストにくじ引きしえもらうのも単純ですが盛り上がります!
カラードレスの色当てクイズ
あらかじめ受付でカラードレスの色を予想してもらい、正解者にプレゼント!
装花を工夫して節約
装花はへたに節約するといかにもいかにも貧相な印象に。
ここはプロのフローリストの力を借りて上手に節約を。
花の種類はフローリストに相談を
花は通年安定した価格で手に入るもの、季節で変動するものがあります。
花の種類をリクエストしたいときは、フローリストに相談してみるのがいいでしょう。
結婚式のテーマやドレスのデザイン、ポイントにしたい色、「ふんわりかわいらしく」、「高貴でシャビーな雰囲気」、「ナチュラルに」とかのイメージを伝えてお任せするのもいい方法です。
グリーンをメインにして節約
グリーンのボリュームを増やすのもコストダウンのポイントです。
花よりグリーンの方が単価が安いため、見た目はおしゃれに仕上げながら節約することができます。
小物を主役にして節約
キャンドルやランタンなど、小物を利用することで花のボリュームが減ってもおしゃれな印象に。
ブーケの数を抑える
通常はウェディングドレス・カラードレスと違うブーケを準備します。
同じブーケでも、存在感のある長いリボンを結んでプチチェンジすれば、ひとつですむことも。
アートフラワーなどでブーケを手作りする花嫁も多いようです。
また、ブーケトス用のブーケは別に準備しますが、これをお菓子ブーケトスにしたり、プレゼントトスにしたりして費用を抑えることもできます。
ムービーの自作
ムービーはプロに頼むと5~30万円でできますが、今やケイタイで気軽に動画が撮れる時代。
ちょっと大変だけど、パソコンやケイタイアプリに詳しいならムービーの自作も選択肢に!
ウェルカムムービー、エンドロール、余興としてのムービーなど、ゲストが喜んでくれること間違いなし!
結婚式費用の支払い方法
会場によって違う支払いのタイミング
結婚式の費用は高額です!
支払い方法は事前に確認して前もって準備を!
契約(本予約)のときに支払った、予約金(内金・手付金)は結婚式費用に充当されます。
前払い
一番多いのは前払いで、結婚式の1週間前~前日に口座に振込みというパターンです。
注意する点
- ゲストのご祝儀をあてにしている場合でも、先に現金を準備しないといけません!
- ATMで1日に引き出したり、振り込んだりできる金額には限度額があります。窓口にいかないと振り込みできないことも。
当日払い
当日払い可能な会場もあります。
ゲストのご祝儀で支払えるので負担が少ないのが利点です。
注意する点
- ゲストからのご祝儀はいただいてみるまで金額がわかりません。余分に現金の準備が必要です。
- 当日現金の管理は通常両親や親族がします。おめでたい結婚式ですが、支払いが終わるまでそわそわ落ち着かないかも。
多くはありませんが、後払い可能な式場もあるようです。
クレジットカード払いやブライダルローンも
クレジットカード払いがOKな会場ならばカード払いを利用するのもひとつの手。
その際はクレジットカードの限度額を調べておきましょう。
ご祝儀がはいるまでのつなぎとして一括払いで使用するなら、金利もかからず、ポイントもつくのでお得!
分割払いで利用する時は金利がかかるのでよく確認してから使いましょう。
他にブライダルローンという選択肢もあります。
これは審査がありますので、あらかじめ申し込みが必要です。
各社金利もいろいろですのでよく調べてから申し込みましょう。
新生活にも影響することなので、無理のないよう計画しましょう!
【まとめ】見積もりの項目*見方がわかれば怖くない!
誰もが初めての結婚準備。
よくわからずに任せきりにしていると、こんなはずじゃなかった!なんてことも。
結婚式の見積もりは各会場で形式は違いますが、基本となる項目は一緒です。
いったんわかれば、ちっとも難しくありません!
そして理想の結婚式を叶えながら、賢く節約できるポイントもいっぱい。
こだわりたいところ、削るところ、メリハリをつけて後悔のないふたりらしい結婚式を!
高額だからこそ賢く節約したい結婚式の費用*詳しくはコチラ▼
ポイントを知って無駄なトラブル回避*両家で相談した方がいいお金の話はコチラ▼