2022.7.8

授かり婚にかかる費用は?マタニティウェディングや出産にはいくらかかる?

結婚式・基礎知識
プロポーズされたら.com
3705 views

【2024年4月】人気サイト比較!豪華特典とブライダルフェア情報まとめ♡

アプリで記事を保存・購読

出産で利用できる補助金制度

健康保険適用外なので基本的には自己負担となる出産費用ですが、出産育児一時金と出産手当金という2つの公的支援制度を活用できます。

〇出産育児一時金
健康保険に加入している人ならば誰でも受け取れる補助金制度です。赤ちゃん1人あたり42万円受け取れます。赤ちゃんが双子の場合は84万円受け取れます。出産育児一時金は出産後に受け取れる補助金ですが、出産にかかる費用は高額なため、病院で手続きできる直接支払制度や、代理制度によって、健康保険から医療機関に直接支払われます。

ただし、直接支払制度を導入していないクリニックもあるので、事前に確認しておくと安心です。出産の翌日から申請できます。詳しくは全国健康保険協会のサイトから確認してください。

〇出産手当金
妊婦さんが会社勤めをしていれば、産休の期間に応じて手当を受けられます。過去12カ月分の給料を基準にして算出した日給の2/3を受け取れるという制度で、たとえば平均給料が30万円だとすると日額の2/3ということで6,667円が産休期間分もらえることになります。

法律で定められている通り出産前の6週間と出産後の8週間休んだとすると、6,667×14週間=約65万円支給されます。

▽妊娠中の運動についてはこちら

妊娠中の運動はしてもいい?妊娠初期は避けた方がいいって本当?

医療費控除の対象になる?

妊娠定期健診や入院費など妊娠、出産にかかる医療費は医療費控除の対象になります。通院のためにつかった交通費も含まれます。控除とは、支払った医療費をそのまま引くのではなく、所得金額から医療費を引いて、所得税や住民税をその分安くなるという仕組みになっています。

医療費控除の上限は200万円です。その年の1月1日~12月31日までにかかった医療費が対象となります。ちなみに、出産育児一時金や自治体からの給付金などは医療費の補てん扱いになるため、医療費の合計からは差し引きます。
医療費控除額とは「その年に支払った医療費の合計額」から「医療費の補てん額」を引き、そこからさらに「10万円」を引きます。

医療費控除の申請には確定申告書、医療費控除の明細書、病院等の領収書、さらにマイナンバーカードが必要です。e-tax(電子申告)を利用する場合は不要ですが、税務署で直接申請する場合は源泉徴収票の原本も必要になります。
医療費の領収書類は5年間保管する義務があるので、申請した後も保管しておきましょう。医療費控除は5年前までさかのぼって申告できます。申請期限に間に合わなければ、翌年申告しましょう。

会社員や公務員は勤務先で年末調整を行いますが、医療費控除は自分で別途確定申告する必要があります。確定申告すると、提出から1ヶ月半以降を目安に還付金が振り込まれます。

マタニティ用品にかかる費用

マタニティ用品にかかる費用は一般的に5万~7万円程度が目安です。妊娠後期になると体型がどんどん変化していくのでマタニティウェアやショーツ、パジャマなどが必要。出産後は産褥ショーツ(3枚くらいあると便利/1枚500円くらいから)、授乳用ブラジャー(5枚くらいあると便利/1枚1,000円くらいから)などが必要になります。

授乳用ブラは使わずブラトップを使用したという妊婦さんもいます。マタニティウェアはちょっと高いイメージですが、リーズナブルな通販サイトやフリマアプリなどを利用して費用を節約できます。
マタニティウェアは、ちょっと大きめのTシャツやワンピースなどに加え、マタニティレギンスなどがあれば十分だったという先輩ママたちもいます。

前開きのシャツワンピースやチュニックなどは授乳期にも着られるので数枚あると便利です。マタニティウェアは一般的に妊娠中の数カ月間しか着ないものですが、出産後も着られるものを選べば節約できます。

衣類以外でママが必要なものは抱き枕(妊娠中に使うと寝る姿勢が楽になる)、葉酸サプリ、ノンカフェインドリンク、ボディクリーム、骨盤ベルトなどです。先輩ママたちの意見を聞きながら、必要に合わせて揃えましょう。

ベビー用品にかかる費用

おむつやベビーウェアのほか、哺乳瓶や消毒器、授乳クッションなど授乳用品、ベビーベッドや布団など寝具類、おしりふきやベビーバス、ベビー用シャンプーなど衛生用品、チャイルドシートやベビーカー、マザーズバッグなどお出かけ用品、さらにおもちゃ知育玩具などなど赤ちゃんに必要なものはたくさんあります。赤ちゃんに必要なものをすべて揃えると10万以上かかります。

赤ちゃんの肌着類はすぐに洗濯が必要になるので、多めに用意しておくことをおすすめします。ベビー服はすぐにサイズアウトするので、あまり高価なものを買う必要はありません。高価なベビー用品はレンタルサービス、フリマアプリを利用しましょう。
次の子供も使えるようにベビー用品はユニセックスなデザインを選ぶのもおすすめです。

初めての出産の場合は、張り切っていろいろ揃えたくなりますが、ベビー期に必要なものはすぐに使わなくなってしまうので、できるだけ費用を抑える工夫をしましょう。

授かり婚にはお金がかかる?

結婚式や新居にかかるお金を除いても、出産や妊娠中、出産準備にかかる費用は高額です。平均すると新居に100万~130万円、妊娠と出産、出産準備には50万~100万円かかります。
もともと結婚するつもりで貯金をしていたならいいですが、そうでない場合は大変です。公的補助金制度などをうまく活用して費用を抑える工夫をしましょう。

生活にお金がかかるために結婚式をあきらめてしまいがちですが、後で後悔しないために小規模でも結婚式を挙げることをおすすめします。マタニティプランはお得な価格設定なので、式にかかる費用を抑えられますし、スタッフは出産経験者ばかりということが多いので手厚いサポートを受けられます。
授かり婚は珍しいことではないので、あまりお腹が目立たないデザインのドレスや、サイズ調整可能なドレスも豊富です。

最短3週間~4週間で式を挙げられるので、妊娠が分かったらすぐに、あるいは安定期に入ったらすぐに式を挙げることも可能です。

▽授かり婚の打ち合わせについてはこちら

授かり婚×マタニティーブルー!打合せは夫が頑張ろう

1 2
ウェディング診断

アプリで記事を保存・購読