
【戸籍謄本の取り方】婚姻届を提出する際必要な戸籍謄本って?取り方・取り寄せ方法徹底解説!(取得方法~金額までの基礎知識)
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結婚の手続きで必要な場合がある戸籍謄本(こせきとうほん)は、婚姻届を提出する際、本籍のない市区町村役場に提出する人について戸籍謄本の提出を一緒に求められます。また、結婚後の諸変更手続きの中でも必要となる場合があります。耳慣れない証明書類でもある戸籍謄本はどこで、誰が、どのような手続きで取得することができるのでしょうか。また、郵送でも取得することができるのか?など、戸籍謄本の取り方についてご紹介します。
戸籍謄本とは?どんな場面で必要?
戸籍謄本とは
戸籍(こせき)とは、生まれたことや結婚したこと、亡くなったことまで個人の一生が記録されている身分証明書のこと。
戸籍は、夫婦とその子供、親子二代の身分関係を一つの単位として成り立っています。
戸籍には、以下の内容が掲載されています。
・氏名
・性別
・生年月日
・本籍地
・戸籍に入った年月日
・父母・養父母の氏名および続柄
・他の戸籍から入った人は元の戸籍
など
戸籍謄本が必要となるときの例
・婚姻届を本籍地以外の市区町村に提出時
・パスポート発行の申請時
・生命保険の請求時
・年金の受給開始時
・遺言書作成時
・相続手続き時
など
自分自身のことを証明する際や入籍をする際など、相続など家族関係の証明が必要なときに戸籍謄本は必要となります。
これらの必要な場面からみると、戸籍謄本とは、家族間の繋がりについて証明する必要がある際や申請者本人情報を証明する際にとても重要な書類なんです。
戸籍謄本が取れる場所
戸籍は、本籍を置いている住所地の市区町村役場で管理しています。従って、戸籍謄本の発行を請求できる場所は、本籍を置いている市区町村の役所や、地域によっては最寄りの行政サービスセンター、市民センターや各支所となります。
直接窓口へ行ったり、郵送で請求したり、代理人に依頼したりと取得方法は様々です。また、マイナンバー制度の個人番号カードを利用することで、最寄りのコンビニエンスストアで戸籍に関する証明書の発行ができる地域もあります。なお、都道府県では戸籍の管理を行っていないため都道府県庁では戸籍担当の窓口はありません。
戸籍謄本の取得方法は3つ