2019.9.30

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お祝いの心をメッセージで。結婚式向きの言葉の探し方

結婚式のマナー
結婚お役立ち情報
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結婚式には祝う側からの祝福の言葉が欠かせません。特にメッセージカードや祝電など、送る側の心が込められたお祝いの言葉は、貰ったその時はもちろん、後から読み返す時にもその嬉しさがよみがえる大切なものです。しかし、いざ送る側になると、気持ちを伝えたいが為に悩みこんでしまう事もあります。特に結婚式のメッセージにはやってはいけない事、使ってはいけない言葉もあるので気を付けなくてはなりません。届ける前にしっかり見直して、純粋にお祝いの気持ちだけを届けましょう。

手書きのメッセージカードを選ぶ理由とは

昨今は電子メールやSNS、ビデオレターなど、メッセージの送り方も多様化しています。気軽に送れる媒体が増え、往年より需要が少なくありつつあるメッセージカードですが、データ化した文章では保存した機器が無くなってしまうと見れなくなる、或いは経年劣化でデータが破損する事もあります。メッセージカードにも紛失のリスクはあるものの、専用の保存バインダー、アルバムにいれておくなどすれば、物理的に保管できる・思い出した時にすぐ見直せる利点があります。データでは消去も簡単な為、ふとしたミスで無くしてしまう事もありますが、物理的な保管ではそうした事態は滅多に起きません。そうした理由もあって、メッセージカードは昨今も様々なケースに応えられるものが作られ続けています。
また手書きの文章からは、その人が手ずからに書いた温かみ、人柄が込められています。誰かが自分の為に書いてくれた、自分の為だけの特別な文章は、読む人の心もまた暖かで和やかな心地にしてくれます。心からの気持ちを伝えるのに、これ以上ない媒体と言えるでしょう。

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メッセージカードのルール

メッセージカードを使う上で、幾つかルールが存在します。
1・記入するペンは黒か濃い青のインクを選ぶ
2・メッセージカードの片面のみに記入する
3・縦折りのカードは右側に・横折りのカードは下側にメッセージを記入する
4・句読点はメッセージ内に入れない、
5・忌み言葉を使用しない
6・メッセージの正面が封筒の表側を向いているようにする

これらが守るべきマナーとされています。文字色や句読点は、友人同士といったカジュアルな相手に送る場合には文字色をカラフルにする、文字装飾をするなどで守らずともOKとされています。しかし、上司や親戚の結婚式のようなきちんとした場合にはこれらを守っておいた方が良いでしょう。

お祝い事に避けるべき忌み言葉とは

メッセージを書く上で最も気を付けたいのは、文章中に忌み言葉を使ってしまっていないかどうかです。忌み言葉とは大まかに分けて3種類存在します。
まず、不幸を連想する言葉です。苦しい、亡くなる、死ぬ、などが挙げられます。せっかくの新郎新婦の門出にふさわしい言葉ではありません。祝い事に使うようなキーワードで無いと直感で判る言葉が殆どですが、悲しみを乗り越えて、といった言い回しも避けましょう。
次に、別れを連想させる言葉です。別れる、失う、切る、飽きるなどが挙げられます。不幸を連想する言葉とも似ていますが、物理的に距離が離れる、分離する言葉は日常的にうっかり使いがちです。早めに帰るようにね、飽き性の君が結婚できて良かった等、友人間でカジュアルなメッセージだとしても余計なお世話だと思われては元も子もありません。純粋に祝っている事を伝えられる言葉を選びましょう。
3つ目は重ね言葉、これは同じ言葉を繰り返す言葉のことです。ますます、いろいろ、日々などが挙げられます。一見何が問題なのか判らない重ね言葉ですが、これは繰り返す=再婚、出戻りを連想するとされ、結婚祝いのメッセージに使う上では不適切です。一見、不幸や別れを連想する言葉ではないので見逃しがちですが、ますます=一段と・より一層、いろいろ=多様な・たくさんの、日々=毎日・日常など、言い換えて表現を使用するのが望ましいです。

一見問題ない言葉でも、人によってマイナスイメージのある言葉も存在します。若い、大人しい、のんびりしているなどが挙げられます。これは厳密に忌み言葉へ分類されるものではありませんが、頼りなさやぼーっとしている、といった印象を与える事もあります。形容詞には気を使い、不快な表現に繋がらない言葉にしましょう。

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お祝いメッセージに使える外国語

他人とは一味違うメッセージを作ってみたい、お洒落にしたい、そんな時に使えるのが外国語を利用したメッセージです。国際化社会の今、お祝いする相手が外国人である事も少なくないでしょう。メッセージ内に祝いたい相手の母国語を使った言い回しを入れると、よりお祝いの気持ちが伝わります。
英語で定番のフレーズは、友達同士や若い相手ならばCongratulations on your marriage / wedding.がカジュアルな「結婚おめでとう」の表現です。祝いたい相手が年上の場合、I wish you every happiness in the future.将来の幸福を願う「どうぞお幸せに」という丁寧な表現が向いているとされています。長い文章ではなくとも、Happy Wedding.「結婚おめでとう」、Best wishes.「お幸せに」、 Happily ever after.「いつまでもお幸せに」など、短文フレーズも意味がダイレクトに伝わるのでメッセージに入れるにはぴったりです。
夫婦愛、家族愛とあらゆる愛が篤いフランス語では、Tous mes voeux de bonheur「ご結婚おめでとうございます」の他にも、Bravo「よくやった」、Excellent「素晴らしい」といった讃える言葉も結婚を祝うメッセージとして使われます。

中国語では恭喜「おめでとう」、百年好合「末永く仲良く」、永浴愛河「末永くお幸せに」がお祝い事や結婚を寿ぐのに使われる言葉です。
このように国によって様々に、個性の出るフレーズが存在しています。各国のことわざ、慣用句を探してもユニークなものが見つかります。また、日本を含めた各国の偉人たちは愛にまつわる名言を残しています。例えば世界的に有名な絵本、星の王子様の作者であるサン・テグジュペリは愛についてこのように語っています。「愛する、それは互いに見つめあうことではない。一緒に同じ方向を見つめることだ」。書籍で調べる他にも、名言集をネット上でまとめているサイトも存在しているので、その中から伝えたい言葉やお祝いにぴったりな言葉を探してみましょう。ひょっとしたら、新郎新婦の好きな偉人が思わぬ愛の言葉を残しているかもしれません。

お祝いメッセージに使える四字熟語

字面のお洒落さや、愛に関する表現がオープンで独特な外国語の文章はメッセージとして人気があります。しかし日本語で威厳のある、含蓄ある言い回しがしたい時には四字熟語が大いに役立ちます。たった4文字の漢字の中に1つの故事が含まれている四字熟語を適切に使う事で、メッセージの中身により深みを持たせられるのです。以下では結婚、夫婦仲にまつわる四字熟語を列挙しています。

「比翼連理・ひよくれんり」比翼とは一対の翼と目を持ち、雌雄一体で飛ぶとされる想像上の鳥です。そして連理とは異なる2本の木の枝が繋がり、木目が混じり合う事です。転じて男女の情愛が深い事、相思相愛で夫婦仲が良く、強く結ばれている例えとして使われます。年配の方が結婚式のスピーチで利用する事もある、結婚式向きの言葉です。

「琴瑟相和・きんしつそうわ」琴は通常の琴、瑟は大きな琴を指します。琴と瑟が合わさった音色はとても調和する事から、夫婦の愛情がこまやかで非常に深いという意味があります。琴瑟相和す・きんしつあいわすとも読みます。夫婦仲の他にも、兄弟姉妹・友人の仲が良い表現としても使われます。

「鴛鴦之契・えんおうのちぎり」鴛鴦とは雄と雌のオシドリの事で、いわゆるオシドリ夫婦とよく似た意味があるのがこの四字熟語です。オシドリの雌雄がいつも寄り添っている様から、雌雄夫婦の絆がとても堅固なこと、いつまでも仲良く暮らそうという夫婦間の約束、という意味があります。中国の詩仙、李白の作品でうたわれたこの熟語ですが、近年の研究でオシドリは必ずしも毎年同じつがいと居る訳ではない事が判明しました。しかし、李白の時代から数えても1200年以上、仲の良い夫婦、夫婦の和の象徴として表現されてきた歴史に変わりありません。

「鳳凰于飛・ほうおううひ」鳳凰とは鳳が雄、凰が雌の、想像上の鳥であるオオトリの事です。于飛の于は「ここに」という意味があり、鳳と凰が仲良く並んで飛んでいる様を表しています。古代中国において鳳凰は瑞獣、太平や平安を表すとされています。特に凰は人々に幸福と吉祥をもたらすので、愛情の象徴として歴史が深く、古くは唐代から現代に至るまで、婚礼の装飾として図案が用いられています。

「関関雎鳩・かんかんしゅきゅう」関関は鳥の鳴き交わす声をカンカンと形容したもので、雎鳩とは水鳥であるミサゴの事です。ミサゴは夫婦仲の良い鳥とされ、古くは万葉集の中でも6首登場しており、いずれも恋歌の中で使われています。カンカンと仲睦まじく鳴き交わすミサゴのつがいの様子から、夫婦仲が良い事を例えています。

「双宿双飛・そうしゅくそうひ」双はつがい、宿は住む事を表します。つがいの鳥が共に住み、共に飛ぶ有様を転じて、夫婦がいつも寄り添って一緒に居る事、仲が良い事を表します。

「栄諧伉儷・えいかいこうれい」栄諧伉儷は1字1字に意味があります。栄は栄えて名声が高い事、諧は調和して和らぐ事で、栄諧は栄えて仲が良い事を表します。伉は対等の相手、儷はつれあいの意味があり、伉儷は夫婦の事を表します。つまり夫婦が調和して家が栄える、仲が良い円満夫婦の意味があります。用途としては妻を娶る人を祝福する言葉です。

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