2024.3.5

お祝いの心をメッセージで。結婚式向きの言葉の探し方

結婚式のマナー
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お祝いメッセージに使える四字熟語

字面のお洒落さや、愛に関する表現がオープンで独特な外国語の文章はメッセージとして人気があります。しかし日本語で威厳のある、含蓄ある言い回しがしたい時には四字熟語が大いに役立ちます。たった4文字の漢字の中に1つの故事が含まれている四字熟語を適切に使う事で、メッセージの中身により深みを持たせられるのです。以下では結婚、夫婦仲にまつわる四字熟語を列挙しています。

「比翼連理・ひよくれんり」比翼とは一対の翼と目を持ち、雌雄一体で飛ぶとされる想像上の鳥です。そして連理とは異なる2本の木の枝が繋がり、木目が混じり合う事です。転じて男女の情愛が深い事、相思相愛で夫婦仲が良く、強く結ばれている例えとして使われます。年配の方が結婚式のスピーチで利用する事もある、結婚式向きの言葉です。

「琴瑟相和・きんしつそうわ」琴は通常の琴、瑟は大きな琴を指します。琴と瑟が合わさった音色はとても調和する事から、夫婦の愛情がこまやかで非常に深いという意味があります。琴瑟相和す・きんしつあいわすとも読みます。夫婦仲の他にも、兄弟姉妹・友人の仲が良い表現としても使われます。

「鴛鴦之契・えんおうのちぎり」鴛鴦とは雄と雌のオシドリの事で、いわゆるオシドリ夫婦とよく似た意味があるのがこの四字熟語です。オシドリの雌雄がいつも寄り添っている様から、雌雄夫婦の絆がとても堅固なこと、いつまでも仲良く暮らそうという夫婦間の約束、という意味があります。中国の詩仙、李白の作品でうたわれたこの熟語ですが、近年の研究でオシドリは必ずしも毎年同じつがいと居る訳ではない事が判明しました。しかし、李白の時代から数えても1200年以上、仲の良い夫婦、夫婦の和の象徴として表現されてきた歴史に変わりありません。

「鳳凰于飛・ほうおううひ」鳳凰とは鳳が雄、凰が雌の、想像上の鳥であるオオトリの事です。于飛の于は「ここに」という意味があり、鳳と凰が仲良く並んで飛んでいる様を表しています。古代中国において鳳凰は瑞獣、太平や平安を表すとされています。特に凰は人々に幸福と吉祥をもたらすので、愛情の象徴として歴史が深く、古くは唐代から現代に至るまで、婚礼の装飾として図案が用いられています。

「関関雎鳩・かんかんしゅきゅう」関関は鳥の鳴き交わす声をカンカンと形容したもので、雎鳩とは水鳥であるミサゴの事です。ミサゴは夫婦仲の良い鳥とされ、古くは万葉集の中でも6首登場しており、いずれも恋歌の中で使われています。カンカンと仲睦まじく鳴き交わすミサゴのつがいの様子から、夫婦仲が良い事を例えています。

「双宿双飛・そうしゅくそうひ」双はつがい、宿は住む事を表します。つがいの鳥が共に住み、共に飛ぶ有様を転じて、夫婦がいつも寄り添って一緒に居る事、仲が良い事を表します。

「栄諧伉儷・えいかいこうれい」栄諧伉儷は1字1字に意味があります。栄は栄えて名声が高い事、諧は調和して和らぐ事で、栄諧は栄えて仲が良い事を表します。伉は対等の相手、儷はつれあいの意味があり、伉儷は夫婦の事を表します。つまり夫婦が調和して家が栄える、仲が良い円満夫婦の意味があります。用途としては妻を娶る人を祝福する言葉です。

▽実際のお祝いのスピーチについてはこちら

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