2022.7.8

新郎新婦、ゲスト・ホストそれぞれの服装マナー

結婚式のマナー
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新婦のヘアメイクはどうする?

式場に向かうまでのヘアメイクに関しては、式場側から「ノーメイク・ノーヘアスタイリング」を指定された人が多くなっています。
式場についてからメイクを落とすのは手間がかかりますし、肌のコンディションにも影響するため、ノーメイクで式場まで向かうことは覚悟しておきましょう。
またヘアスタイリングも、スタイリング剤やゴムの跡がヘアセットの邪魔になるという理由でストップがかかることが多いでしょう。
まとめると式場まで向かう際の新婦は「すっぴん・まとまらない髪型」で向かう可能性が高いということです。

自家用車で式場まで向かう場合はこれでもさほど問題がありませんが、電車やバスなどの公共施設を利用する場合は、やはりすっぴんでは気になる人もいるでしょう。
そのような場合に先輩花嫁がとった行動として「帽子を深めにかぶって行った」「伊達メガネを利用した」「マスクを着用した」などの声があります。
肌や髪型に影響のなさそうな範囲で活用できる方法なので、これらの声を参考にして不安な気持ちを和らげましょう。

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新郎におすすめの服装

式場に向かうまでの新郎におすすめの服装も、ヘアセットしてから衣装に着替えるのに楽な前開きのシャツなどになります。
クルーネックのTシャツやトレーナーなど、脱ぐ時にヘアセットを乱す可能性のある服装は推奨されません。

なかには衣装に着替えるまではラフに過ごしたいという理由で、タンクトップやロゴ入りTシャツ、ジーンズやカーゴパンツを選ぶ新郎もいるようですが、新婦の服装と同じくゲストにはちあわせした際のことを考えると厳しい面があります。
また、新婦の服装とかけ離れたラフ過ぎる服装はだらしない人の印象を与える可能性があります。

式場までの服装は新郎・新婦共通で

・人前に出ても恥ずかしくない程度に
・脱ぐ時にヘアメイクを乱さない前開き
・新郎・新婦で服装のトーンを合わせる

ことがポイントとなります。

新郎・新婦の身内の服装

新郎・新婦の家族や兄弟、親戚はゲストではなく、結婚式のホスト側に近い位置づけとなります。
そのため、ゲストとして結婚式に出席するというよりはもてなす側としての振る舞いを考えた服装がベストです。
ゲスト側であれば、注意点は「花嫁の衣装とかぶる純泊を避ける」「適度な華やかさを添える服装」などが注意点として挙げられますが、身内の場合はこれらとは違った注意点があります。
基本的なホスト側の服装のポイントは「華やかさよりもフォーマル感を大切にする」ことです。

・新郎・新婦の両親の服装
両親の服装は正礼装と呼ばれるものがマストです。
父親は洋装で昼間におこなわれる式の場合はモーニング、夕方から夜におこなわれる式であれば燕尾服かタキシードを着用しましょう。
和装の場合は昼夜関係なく五つ紋付の羽織袴が正礼装となります。

母親は洋装で昼間におこなわれる式ではアフタヌーンドレス、夕方から夜におこなわれる式であればイブニングドレスを着用しましょう。
和装の場合は昼夜関係なく黒留袖が正礼装となります。

また、ホストとしてゲストを迎えるにあたり、両家の父母で服装のトーンをある程度合わせておくとしっかりした印象になります。
おそろいにする・必ず全員和装にするというレベルに達するまで詰めるものではありませんが、服装のトーンに両家で大きな差が出てしまわないようにしてみましょう。
例を挙げると、新郎・新婦が和装なのに親族は洋装ばかり、または逆のケースなどでゲストに違和感を与えがちです。
結婚式前に服装に関する予定などを話しておき、すり合わせをしておくとトラブルを回避することができるでしょう。

・新郎・新婦の兄弟・姉妹の服装

兄弟姉妹の服装のポイントは両親よりもやや控えめの正礼装を心がけることです。
結婚式がカジュアルなケースでは略礼装の着用でもかまいません。

兄弟の服装は洋装であればブラックスーツかダークカラーのスーツに白やシルバー、白と黒のストライプなどのネクタイを合わせ、黒い革靴を着用します。
和装の場合は三つ紋付の羽織袴、または紺やグレーなどの紋付き羽織袴を着用します。
しかし男性の和装は見分けがつきにくいという理由から、新郎と間違えないために兄弟は和装を避けるケースが多くなっています。

姉妹の服装は洋装であればカクテルドレスやフォーマルなワンピースを着用しましょう。
和装の場合は未婚なら振り袖を、20代から30代の既婚であれば色留袖も着用できます。
既婚の場合は全般的に黒留袖の着用もOKです。

・いとこやおじ・おばの服装はどうするべき?
ホスト側とも言い切れないけれど純粋なゲスト側でもない、そんな関係のいとこやおじ・おばの服装のポイントは「新郎・新婦の両親、そして兄弟・姉妹より目立つ服装を避ける」ことです。
具体的には準礼装や略礼装であれば失礼になることはないでしょう。

もう一度確認したい・ゲスト側の服装の注意点

ゲストとして結婚式にお呼ばれする場合、特に女性はマナーにさまざまな決まりがあります。
白い服を避けるというのは定番ですが、その他にも喪服を思わせる全身ブラックのコーディネートが駄目というのは案外知らない人も多いものです。
ブラックコーディネートの場合は、羽織物やバッグに明るい色味をもってきましょう。
明るいシルバーや淡い色のみの組み合わせも、花嫁とかぶってしまうため推奨されていません。
淡い色味のドレスを着用する場合は、羽織物やパンプス、バッグにブラックなどのカラーを入れて全体を引き締めましょう。
また、オフショルダーやノースリーブなどの露出があるドレスには必ず羽織物を合わせるのがマナーです。
アクセサリーなども、花嫁のコサージュやブーケを思わせる生花のものや揺れるタイプのもの、腕時計はマナー違反となります。

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男性の場合はネイビーやブラック、グレーなどのシックな色味のスーツが基本で、やはり白やシルバー、淡いカラーなどの新郎とかぶるカラーの着用はマナー違反となります。
ただし、スーツの中に着用するシャツに関しては淡い色も問題ないとされているので、おしゃれなコーディネートを意識したい場合はシャツで差をつけるのもおすすめです。
しかしあくまでも、結婚式の主役は新郎・新婦であることを意識し、他のゲストやホストに違和感を与えない服装を心がけてください。

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結婚式での服装マナーは主にゲスト側のものが有名で知識の広まりもありますが、ホスト側の服装マナーについては当事者になる機会も少なく、当人にならなければわからない問題も多数あります。
特に式場に到着するまでの新郎・新婦の服装についてはまだまだ広まりも薄く、ラフ過ぎる服装で訪れて違和感を与えてしまうケースが多くなっています。
式場に着くまで、そして式が終わってから家に帰るまでが結婚式と心得て、お互いの親族・身内に「だらしがない」「今後大丈夫なのか」「あまり良い相手ではなさそうだ」などの違和感や疑いを持たせないように注意しましょう。
また、ゲスト側も誰のための結婚式なのかを十分に理解して服装を選びましょう。
マナーの範囲の服装を身に着けることもお祝いの一部であることを意識してください。

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