2022.7.8

結婚式で渡すご祝儀袋の正しい包み方や書き方!金額によっても選び方には違いがあります

結婚式のマナー
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ご祝儀袋に包むお金の基本は新札

ご祝儀袋の用意ができたら、包むお金の準備もしなければなりません。
お財布の中からご祝儀分のお金を入れればよいと思いがちですが、これはマナー違反になります。

包むお金は新札が基本となります。1万円を包むなら千円札10枚ではなく、
1万円札1枚で用意します。結婚式に参列するのであれば、
最低でも3万円は包むことになるため、新札の1万円札を3枚用意します。
もちろん、5万円を包むなら1万円札の新札を5枚用意します。

もし2万円を包むというときには、1万円札1枚と5千円札2枚を用意し、
割り切れない数字となる3枚にするようにします。新札は普段あまり流通していませんので、
銀行や郵便局で両替を行い、用意します。
結婚式の招待状は式当日の2カ月くらい前には届くため、用意する時間は十分にあるでしょう。

ただ、ついうっかり両替を忘れ、当日が来てしまった場合は、
会場のフロントに立ち寄り、相談をしてみてください。
会場のフロントで新札を用意してくれているところもあります。

▽ご祝儀の相場についての記事はこちら

結婚式に出席するときのご祝儀の平均相場はいくら?

ご祝儀袋の表書きの書き方と包み方

ご祝儀袋と包む新札の用意ができたら、ご祝儀袋の表書きを記載します。
ご祝儀袋は通常、中袋と呼ばれる封筒も付いていることが多いため、
中袋もマナーに沿って記載しましょう。
ご祝儀袋の表書きや中袋に書くときには、筆や筆ペンを使います。
どうしても苦手という方も、ボールペンや万年筆は避けて、
少し太めの線が描けるサインペンやフェルトペンを使用します。

1)名目は「寿」「お祝い」「御結婚御祝」など

名目というのは、ご祝儀袋の表面の上側に記載されたものです。
結婚式では通常「寿」という文字を記しますが、
「お祝い」や「御結婚御祝」でも構いません。「御結婚御祝」は
「御」の文字が2つあり、やや仰々しさがありますが、
結婚式の場合は4文字だと縁起が悪いと考えるので、あえて御の文字を上に付けます。

2)記名はフルネームが基本、連名は3名までに

ご祝儀袋の表面の下側には、ご祝儀を贈る人の名前を記載します。
名目より少し小さめの文字で、フルネームの縦書きで記載するのが基本です。
もし夫婦連名でご祝儀を包む場合には、右に夫、左に妻の名前を記載します。
夫だけフルネームで妻は名前のみでもよいですし、
妻もフルネームで記載しても構いません。

友人同士が連名でご祝儀を包むこともあるでしょう。
この場合は、目上の人が右側にくるよう、フルネームで並列に記載します。
特に立場に差がない場合には、五十音順で並べるのが無難です。
連名は3名以内にとどめ、4名以上の場合には代表者1名の記名を行い、
「外一同」と左下に添え書きします。

職場単位やサークル、グループなどでご祝儀を出し合って包む場合には
「団体名一同」と記載します。

3)中袋の表には包んだ金額を漢字で記載

ご祝儀袋の中には中袋や中包みを用意し、そこにご祝儀を入れます。
中袋の表面側にお札に描かれた人物の肖像画が見えるように入れるのがマナーです。
また、中に入れた金額を中袋の表にしっかりと記載します。
「金参萬圓」など、漢数字で記載するのが基本です。
「壱」「弐」「参」「伍」「萬」「圓」といった文字は
普段はあまり使いませんが、ご祝儀袋ではこのような漢字を用いて記載します。

4)中袋の裏側には住所と氏名を記載する

中袋の裏面には自分の住所と氏名を記載します。
この場合も、基本は縦書きです。
連名でご祝儀を出す場合には、別の紙に全員分の住所と氏名を記載して、
ご祝儀と共に中袋に入れておきましょう。
中袋の裏面に全員分の住所氏名を記載する必要はありません。
代表者のみでよいでしょう。

団体単位でのご祝儀なら、団体名と団体が設置されている住所を記載します。
そして、中袋に全員分の氏名のみを記載した別紙を添えましょう。

中袋をご祝儀袋に包むときは表面を同じ方向に合わせる

ご祝儀袋と中袋の記載が終わり、ご祝儀も中袋に入れたら、
中袋は封をせずにご祝儀袋に包みます。ご祝儀袋は水引を外さず、
下側のみを水引から抜いて、下から中袋を入れるようにしましょう。
水引を外してしまうと元に戻すのに苦労します。

ご祝儀袋と中袋の表面が同じ方向を向くように下から入れたら、
先ほど水引から抜いた下側を元に戻します。下側を上側に被せるように戻してください。

持参するときには袱紗に包み、丁寧に扱う

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