2022.7.8

結納と顔合わせは何が違うの?今どきの結納事情を徹底検証

結納・顔合わせ基礎知識
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結納や顔合わせは必ず行うもの?

必ず行うものではないが、顔合わせが今どきの主流

結論としては、結納や顔合わせは必ず行わなければならないものではありません。先輩カップルへのアンケートによると、結納を行った人は約15%、顔合わせを行った人は約80%となっています(当サイト調べ)。この数値だけを見ると、顔合わせが現在の主流であり、結納を行う人は減少傾向にあるといえるでしょう。
一方で、5%程度の人は、結納も顔合わせも行わなかったと回答しています(当サイト調べ)。結納や顔合わせは行っている人が多いものの、行わなければ結婚できないものではありません。何を行うかよりも、何を目的としているのかを明確にすることが大切です。

地域性や各家のしきたりにより柔軟に執り行う

そもそも結納は、明治時代に制定された日本の家族制度にのっとった婚約の儀式として広く普及したものです。その後、日本国憲法の制定により家族制度は廃止されました。それでもなお、結納を行うことと婚約を結び付けて考える人は少なくありません。とくに、日本国憲法改定前に教育を受けた世代およびその世代に育てられた世代までは、その傾向が強いことも事実です。

本人たちにとっては「意味がわからない」「面倒だ」と感じるものであっても、地域の風習や家のしきたりとして結納を重要視するケースもあります。その場合は、両家の意見を聞いたうえで、ふたりの気持ちを理解してもらえるよう努めることも大切です。ここで重要なのは、結納は紛れもなく金銭の授受であり、その後のイベントや結婚生活に何らかの影響を及ぼす可能性があるということです。結納を行った親が考える結婚生活と、本人が考える結婚生活に認識の違いがあり、トラブルに発展するケースは少なくありません。すべてを受け入れる必要はなく、その一方でお互いに妥協しなければならない点があることも理解しましょう。

▽結納の流れなどより詳しく知りたい場合はこちらから

結納の正式な流れとは|略式結納と正式結納って?

結納や顔合わせはどんな会場を選ぶべき?結納金の相場は?

【結納】編

結納を行う場所として適しているのは料亭やホテルです。もちろん、レストランなどでも不可能ではありませんが、経験豊富な担当者がいる場所のほうがサポートを受けられるため、安心して当日を迎えられます。

結納金に相場はありません。なぜなら、地域によってかなり大きな差があるからです。全国的には90万円前後の平均値(当サイト調べ)となっていますが、回答の金額には実に50万円ほどの開きがあります。また、結納返しを行う場合と行わない場合でも金額は大幅に異なります。一般的にはきりよく100万円、「分かれない」という験を担いで奇数の70万円や50万円、末広がりで80万円などにすることが多いのが実情です。また、婚姻と同時に養子縁組を行う場合はこの相場に捉われない金額となることもあるので、両家の事情も加味したうえで金額を決めましょう。

【顔合わせ】編

顔合わせはレストランや料亭など、料理をメインで楽しめる場所が適しています。両家の親睦を深めることが目的であり、おいしい料理があると会話がはずむことが理由です。レストランが理想だけれど、少しフォーマルなところのほうがいいという場合は、ホテル内のレストランが最適です。個室がある場所であれば、なおいいでしょう。

基本のマナーは?*

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