2022.7.8

結納と顔合わせは何が違うの?今どきの結納事情を徹底検証

結納・顔合わせ基礎知識
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結納と顔合わせの違いを基本的な流れで比較

結納の基本的な流れ

結納の流れは、時代や地域によって異なります。ここでは現在広く行われている仲人がいない略式結納を会場で行う場合の流れを紹介します。

まず、婚姻によって筆頭者となる側の家族が先に会場へ到着します。その後、所定の場所に結納品を飾り、相手側の到着を待ちます。相手側が到着し、両家の家族がそろったら全員で席に着き、結納式が始まります。式の進行は、筆頭者となる側の親が担当するのが一般的です。筆頭者となる者は結納品を持って相手の前に運び「私どもの結納の品でございます。幾久しくお納めください」と口上を述べます。結納品を受け取ったら本人が目録に目を通し、親へと回して確認した後「幾久しくお受けいたします」と口上を述べます。

その後、受書を筆頭者となる者の前へ運び「受書でございます。幾久しくお納めください」と口上を述べ、筆頭者となる者は受書を受け取ります。受書を、本人と親が確認したら「確かにお受けいたします」と口上を述べ、一礼します。

結納返しがある場合は、相手側から筆頭者となる側へ、同様の動作を行います。その後、双方の親ならびに本人が、お礼と今後のお付き合いをお願いする口上を述べて、結納式は終了です。

会場で行う場合は、担当者が結納の飾りつけや結納品、受書の運びなどをサポートしてくれることも少なくありません。また、スムーズな進行のために、事前のリハーサルが行われることもあります。そのため、詳細な流れを把握していなくても、困ることはないでしょう。細かな動き方を覚えることよりも「今、やっていることが何を意味しているのか」を理解することのほうが大切です。

顔合わせの基本的な流れ

顔合わせは結納と異なり、式次第やルールに制約はありません。とはいっても、食事だけを行って終了というわけではないのが一般的です。たとえば、婚約の証に婚約指輪を交換したり、手土産を交換したりすることも少なくありません。

流れとしては、会場前で待ち合わせ、会場へ入ったら着席前に挨拶と手土産の交換を行います。全員が席に着いたら、ふたりが主体となって食事会で始まりの挨拶を行い、乾杯します。頃合いを見ながら、両家の家族紹介、結婚指輪などの交換、記念撮影を行って、おひらきとなります。

これはあくまでも一例であり、基本的にはふたりが、両家の親睦を深めるためにどのようなことをすればいいのかを話し合って内容を決めます。時間にして2時間を想定して検討するといいでしょう。

結納と顔合わせについて*

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