結婚の挨拶とは違う⁉同棲の挨拶で好印象を持ってもらおう

親世代との違い

「同棲」と聞いて感じることは親世代と子供世代では価値観が違ってきています。そのことを念頭に置いてもしかしたら反対されるかも、という覚悟の上で挨拶に臨みましょう。親世代は結婚の後に同居、出産というように順番は守ってほしいと思っているようです。

結婚ではなく同棲というところにだらしなさや覚悟の無さを感じてしまったり、曖昧な関係性といったイメージが残っています。だらしなさや曖昧さのイメージを持たせないようにするにはやはり具体的な計画を伝えることです。結婚の挨拶や入籍予定日、結婚式の日取りなど決めておいてそれぞれの両親に提案出来るのが良いでしょう。

また、同棲前には日頃からパートナーについて話をしておくと両親のパートナーへの印象も良くなるはずです。今日のデートは○○へ行った、お誕生日を祝ってくれた、好きな食べ物が一緒だったなど些細なことでも両親に話しておくとどんな子かイメージしやすいからです。

時代が経つにつれて同棲への価値観が変わってきていますので説得の方法次第で承諾してくれる可能性は広がります。

反対派の意見

具体的にどのような反対意見があるのでしょうか。両親がなぜ反対するのか理由を知った上で受け止めて、その理由を上回るメリットポイントを伝えることができたら賛成の方に傾いてくれるかもしれません。

反対派の意見としては「結婚してから同居という順番を守るべき」、「けじめが付けられていない」、「同棲期間がズルズルと伸びてしまいなかなか結婚に至らない」、「同棲の段階で価値観が合わなくなり別れてしまう」、「結婚生活に新鮮さが無くなる」、「単純に心配」といった意見があります。

反対派の意見も分からなくはないと思います。子供である自分たちのことを思って言ってくれている、というのを頭に入れて心配させないように努力しましょう。両親からの意見を一旦受け止め、それでも同棲する覚悟が私たちにはあるということを伝えるようにします。

賛成派の意見

中には同棲に積極的で応援してくれる両親もいらっしゃると思います。自分の両親が賛成派で相手の両親が反対側、もしくはその逆というパターンもあり、なかなか説得出来ないでいる方は、賛成派の両親の意見を参考にすると説得力が上がるでしょう。

賛成派の意見としては「結婚前にお互いのことをより深く知って一緒に生活していけそうなのか見定められる」、「貯金に回せるお金が増える」、「金銭感覚が分かる」、「結婚後の生活もスムーズにいく」、「子供じゃないんだから自分たちのことは自分たちで決める」、「結婚が前提なら問題ない」といったものがあります。

確かに同棲をすることで二人の生活スタイルを合わせていけますし、直すべきところは直して結婚後のトラブルを防ぐことが出来ます。反対派の両親には同棲にはこんなメリットがあるということをしっかり伝えるようにしましょう。

同棲率の高さ

結婚を控えているカップルの7割は同棲を経験しています。そして同棲期間も半数以上が半年から1年という長い期間となっており、やはり結婚前に経験しておきたいステップということのようです。

理由としてもお金の節約や結婚前に深く知りたいということがほとんどで、むしろ堅実で真面目に将来のことを考えているカップルが多いのではないでしょうか。同棲することで長い時間一緒にいられ、結婚式の相談なども効率よく出来ます。

同棲するカップルは「生活のペースが分かる」、「家事分担が出来る」、「将来について具体的に話し合える」、「一人分の家賃が浮く」、「お金をあまり使わずに済む」といった意見を持っています。同棲率が高いのは同棲によって得られるメリットが多いからです。

真面目な同棲でしたら両親も応援してくれるのではないでしょうか。

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