2019.10.1

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【新しい結婚のスタイル】週末婚とは?メリット・デメリットや向いている夫婦・向いていない夫婦

結婚の段取り
farnyオフィシャルライター
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週末婚は現代のライフスタイルとマッチするメリットによって注目を集めている新しい結婚生活のスタイルです。夫と妻の双方にとって結婚生活の負担が軽減される反面、家族の絆(きずな)を維持するのが難しいともいわれています。今回は週末婚が向いている人・向いていない人について、また、週末婚のメリットとデメリットについて考察します。

週末婚とは

週末婚とは、仕事がある日は別々の家で生活し、休日だけ夫婦が一緒に生活するという新しい結婚生活のスタイルです。ライフワークを持つ女性や共働きの家庭の増加により、少しずつ定着しているといわれています。

週末婚は、もともとは転勤族が単身赴任するという形で結婚生活でした。子供が生まれてからの転居は子供の負担になるとして、夫(父親)だけが転勤先に行き、妻(母親)と子供は同じ家で生活を続けるというものです。

また、子供を持つ人が再婚する場合、子供が新しい家族に無理なくなじめるようにと、最初から完全に同居することを避けて週末だけの同居から始めるといったケースもありました。

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週末婚のメリットとデメリット

ここでは週末婚のメリットとデメリットを5つずつピックアップします。

週末婚のメリット

・仕事に集中できる
・独身時代の生活習慣を続けられる
・自立した生活ができる
・恋人同士のように新鮮な関係が続く
・家事負担が少ない

週末婚のデメリット

・コミュニケーションが不足しやすい
・浮気しやすい
・ギャンブルや借金にはまりやすい
・不健康な生活になりやすい
・離婚するときの条件が不利になりやすい

週末婚が向いている夫婦・カップル

ここでは、週末婚が向いているのはどのような夫婦かについて考察します。

子供なしの夫婦

子供にとって両親がそろった生活が良いという価値観は根強くあります。逆に、子供がいない場合、夫婦が常に同居する必要はないともいえます。子供を作らないという選択をした夫婦や子育てを終えた夫婦は週末婚を視野に入れてみるのも良いかもしれません。

シニア夫婦

定年を迎えて家にいる時間が増えた男性の中には、妻に口うるさく干渉するようになったり、妻にべったりと付いて回ったりする場合があります。それをうっとうしく感じる妻も少なからずいて、「濡れ落ち葉」という言葉も生まれました。

そういった段階も夫婦の歴史の1つではあるでしょうが、夫婦の危機を乗り越えることができずに定年離婚に至るケースもあります。同居がストレスになって離婚するくらいなら、週末婚にシフトして適度な距離感を保ちながら夫婦を続けるほうが良いかもしれません。

ただし、シニア世代の夫婦では、夫か妻のどちらかに介護が必要になるケースが発生するかもしれません。そうなった場合、週末婚を続けるのは難しいです。「お互いに元気なうちに自由に生活してみようか」といった「期間限定」の結婚生活スタイルになる可能性が高いといえます。

2人とも仕事中心の生活をしている夫婦

専門的なキャリアを積み重ねてきた女性にとって、結婚後に夫の都合で退職を余儀なくされたり仕事を制限されることは納得がいかないでしょう。特に、夫が転勤の多い仕事で妻も転勤先に同行することを希望する場合、転勤先での再就職は条件が難しくなる恐れもあります。

転居までは必要ないとしても、夫婦ともに仕事に打ち込みたい場合、共同生活が負担になるケースも少なくありません。早朝出勤や残業が多い職種なら少しでも職場の近くに住みたいでしょう。また、家事を分担すると決めた場合でも、仕事で疲れてしまった場合は自分の役割をきちんと果たせないことも出てきます。

お互いに相手を思いやり、譲り合って生活していくことができれば良いのかもしれません。しかし、疲労が蓄積すると心の余裕を持つことが難しくなり、愛し合って結婚した2人なのに結婚したせいでギスギスした雰囲気になってしまうこともあるのです。共同生活の負担が2人の関係が悪化させるくらいなら、独身時代のように別々に生活し、休日だけを夫婦の時間にするという選択も検討する余地があります。

独身時代に一人暮らしの期間が長かった夫婦

一人暮らしをすると自分なりの生活習慣や金銭感覚ができ上がり、一人暮らしが長くなるほど自分のやり方が定着していきます。一つひとつは些細なことであっても、異なる生活習慣を受け入れることには大きなストレスが生じます。

たとえば、「電気はこまめに消したほうが経済的」か、それとも、「短時間にON/OFFを繰り返すほうが不経済」かを巡って夫婦の意見が対立する場合があります。または、食材は「まとめ買いしたほうが経済的」か、それとも、「毎日、必要な分だけを買い物に行くほうが無駄な出費を抑えられる」かで意見が合わないこともあります。

また、掃除に関する感覚も人それぞれです。ホコリはそれほど気にならないが水回りの汚れは我慢できないという人もいれば、逆の人もいるかもしれません。他には、休日は早起きして、たまった家事を片付けたい人もいれば、休日くらいはお昼まで寝ていたいという人もいるでしょう。

自分と相手の感覚が異なることを理解し、妥協しながら2人で生活するうえでのルールを作っていくわけです。しかし、頭では理解しても感情面でストレスを感じ、それが2人の関係や心身の健康に悪影響を及ぼすくらいなら、無理に同居しないほうが良いともいえます。

子供がいる再婚夫婦

離婚や死別の後、子供連れで再婚をする場合、子供と結婚相手がうまく一緒に暮らしていけるかどうかは大きな問題といえます。再婚を決める前に何度も会う機会を設けて相性をみたとしても、毎日、同じ家で一緒に生活するとなると話は別です。

表面上は円満な関係を維持できているように見えても、お互いにストレスをためながら我慢しているというケースも多くあります。子連れ再婚が原因で発生するDVや虐待、子供の家庭内暴力や非行も問題となっているため、ストレスを軽視すべきではないといえるでしょう。

他人と一緒に暮らすストレスから子供と再婚相手を守るために同居はせず、週末だけ夫婦で過ごすスタイルが、家族一人ひとりにとって良い場合もあるのです。夫婦で過ごす日は子供を実家に預かってもらったり、皆で数時間から半日程度の外出をしたりしながら、適度な距離を保つやり方を試してみてはいかがでしょうか。

週末婚が向いていない夫婦・カップル

ここでは、週末婚が向いていないのはどのような夫婦かを考察します。

子育てしている夫婦

子供が生まれて実家の親などの支援を受けられない場合、産後の母親が1人で育児と生活をするのは体力面で非常に困難です。また、子供の成長に応じたトラブルや悩み、親の役割も多様化し増えていくため、夫婦でその都度、相談しながら協力していく必要性が増します。

育児に協力してくれる人が他にいない場合、少なくとも子供が小学生くらいになるまでは週末婚をしないほうが良いでしょう。

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シニア夫婦

高齢になればだれでも体力が落ちたり、体が不自由な面が出てきたりします。中年までは問題なくできていた家事や仕事が困難になることもあれば、病気やケガからの回復に時間がかかって生活が不自由になることもあるでしょう。そんな場合は夫婦2人でフォローし合いながら一緒に暮らすほうがお互いに安心かもしれません。

また、加齢によって判断力や思考力が衰える場合もあるため、高齢者の一人暮らしでは事故や火災、詐欺被害なども心配です。

再婚する夫婦

再婚しても別々に生活して週末だけ会うとしたら、何のために結婚するのかわからないと感じる人もいるでしょう。週末婚は「結婚のメリットだけを享受してデメリットを避ける都合の良い考え方」という見方もできるのです。

夫婦のうち、どちらか一方だけでもそのような価値観を持っている場合、もともと、再婚の動機が不純だったのではないかと疑われる可能性もあります。たとえば、「経済的援助や遺産目当てで結婚したのではないか」と思われてしまうケースです。

嫉妬深い夫婦

離れている時間が長くなるほど、「浮気をしていないか」という不安が増す人も多くいるでしょう。同居していれば、結婚相手が異性の部下や同僚などと飲みに行くことがあっても「社会人としていろいろなお付き合いがあるのは当然」と寛大になれるかもしれません。

しかし、別居していると相手の様子がわからないため、「異性との些細(ささい)な接触でも浮気につながるのではないか」と疑心暗鬼になりがちです。お互いを信じることができない場合や多少の火遊びは大目に見ようと思えない場合は、週末婚が向いているとはいえません。

生活力がない夫婦

一人暮らしの人は家族と同居している人に比べて、生活が乱れる傾向があります。特に、家事が苦手な人が一人暮らしをすると、掃除・洗濯・食事のすべてがいいかげんになり、不健康な生活になりがちです。また、戸締まりや貴重品の管理、火の用心などを徹底できず、一人暮らしをさせるには危なっかしいという人も、一定数存在します。

夫婦のどちらかだけでも生活力が乏しい場合は週末婚をしてもトラブルを招く恐れがあるといえるでしょう。

経済力がない夫婦

週末婚は生活拠点が2カ所に分かれる分、家計が余分にかかります。単純計算をするとしても、家賃や光熱費はほぼ2倍になるでしょう。また、一人暮らしでは食材を使い切ることが難しいためフードロスが出たり、テイクアウトや外食が増えたりして食費がかさみがちです。

また、週末に会うための交通費や平日に連絡を取り合う通信費についても、同居している夫婦なら発生しない経費です。経済的に余裕がなければ、週末婚を続けることは難しいといえるでしょう。

週末婚の注意点

ここでは、週末婚をするうえで注意すべき点を紹介します。

週末婚は離婚率が高い

週末婚を経験した夫婦の40%近くが離婚するというデータがあります(当社調べ)。週末婚では結婚相手が浮気をしていたとしても気付きにくく、夫婦関係を修復できない段階まで進んでしまいやすいといえるでしょう。

また、離婚に至る原因は浮気とは限りません。別居生活がメインになってしまうと、週末にわざわざ結婚相手に合わせた生活をすることが面倒になってしまうケースもあります。また、週末婚では結婚しているメリットをあまり感じられないという人もいるようです。

週末婚をするなら、夫婦のコミュニケーションをしっかりと取り、強い信頼関係を築き上げていくという意識が夫と妻の両方に必要といえるでしょう。

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週末婚が子供に与える影響

「子供は両親がそろっている環境で育つのが幸せ」という価値観は根強くあります。そこで、周囲の大人が子供に「お父さん(お母さん)と離れて暮らしていると寂しいでしょう」などと干渉する場合もあるのです。それを聞いた子供が「自分は可哀想な子供なのか」と感じて悲しんだり、劣等感を覚える可能性はあります。

また、友達が両親の話をするときに会話に入りにくくなったり、うらやましく感じたりすることもあるかもしれません。場合によっては、いじめの口実にされる恐れもあります。

それから、親と離れた生活の中で成長すると、親に対する愛情や信頼を築く機会が失われたまま大人になってしまう場合もあり、それが人生に影響を与える場合もあります。また、「夫婦・親子が一つ屋根の下で暮らす」という一般的な結婚観を養う機会がないまま育つことも、将来に影響する可能性があります。

子供がいる夫婦が週末婚をする場合は、周囲に何を言われても子供が動揺しないように、日頃から配慮することが大切です。週末婚をしている理由を子供にも理解できるように説明し、子供に寂しい思いをさせている分を補う意思があることを伝えましょう。また、離れて暮らす親と子供の良い関係構築を意識的に行う必要があります。

加えて、子供が偏った結婚観を持たないように気を付けてあげると良いでしょう。結婚のスタイルは人それぞれであることを理解させ、同居婚で円満に暮らしている家庭との交流も図るなど、さまざまな結婚スタイルに触れる機会を提供してあげてください。

離婚する場合週末婚は普通の離婚と異なる

結婚すると婚姻費用が法的に認められます。やむを得ない事情で夫婦が別居している場合、収入の多いほうが少ないほうに生活費を支給することが義務です。また、結婚後に夫か妻が得た収入は夫婦が共同で築いた財産とされます。

離婚する場合、夫婦の共有財産は財産分与の対象になります。また、浮気やセックスレスといった離婚原因について一方に責任がある法的に認められる場合、有責な相手に慰謝料を請求することが可能です。

しかし、週末婚の場合は財産分与や慰謝料請求において、同居婚よりも条件が不利とされるケースもあります。もともと、生計を同一にしていないため、婚姻費用分担請求が認められない場合があるのです。また、結婚後に築いた財産が夫婦共有財産と認められるためには生計を同一にしていることが前提とされます。

離婚原因が相手の不倫であっても、週末婚では不倫に気付きにくく、慰謝料請求をしないままで離婚してしまうケースもあります。あるいは、不倫していることに気付いているとしても、週末婚では慰謝料請求に必要な証拠を集めるのが難しいことが多いのです。そのため、有利な条件で慰謝料請求をすることも難しいといえます。

週末婚をするなら、万が一、離婚することになるケースをあらかじめ想定しておきましょう。離婚後の生活設計に関係する重要な点です。

週末婚は新しい結婚のスタイル

週末婚は夫婦が同居することのデメリットを解消する手段として有効ですが、別居生活ならではの問題点もあります。週末婚を成功させるためには夫婦のコミュニケーションや子供への配慮が重要であることを忘れないようにしましょう。

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