女性が知っておきたい苗字のこと、入籍後にやることは多い!
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役所に婚姻届けを提出すると、法律上では夫婦となります。女性の多くはそのタイミングで姓が変わるため、それに伴う手続きがあったり、結婚したことによって住所が変わればそれに伴う手続きが必要になるなど、細かい書類の手続きがたくさんあるものです。
ここでは、入籍後に必要な書類や手続き、その手順、おすすめの順番・タイミングなどをご紹介します。
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入籍前に準備しておきたいもの
入籍後の手続きは、速やかに行いたいものです。時間がたつとうっかり忘れてしまうこともありますし、忘れたころに手続きをし忘れて面倒なことになってしまうことも考えられます。そのため、入籍の前に必要な手続きをリストアップし、速やかにサクサクとこなしたいものです。
入籍後の手続きには、新しい苗字の印鑑が必要となります。新郎が持っている印鑑をそのまま使ってもOKですが、結婚後には印鑑は何かと必要になるものですから、入籍前に女性の側でも自分用のものを準備しておくと良いでしょう。
ショップではシャチハタが販売されていますが、役所での手続ではシャチハタタイプの印鑑は使用できませんので注意してください。
入籍後すぐにする手続きとは?
入籍すると、戸籍に婚姻の事実が追加されるため戸籍変更が行われます。この作業は婚姻届けを提出したら自動的に役所が対応してくれる作業ですが、その場で新しい戸籍謄本を取得することは難しいものです。
婚姻届けを提出する際に、新しい戸籍謄本はいつ発行できるのかという点を説明してもらえますが、大体1週間~2週間ぐらいの期間がかかることが多いようです。
入籍後、できるだけ早めに住民票と戸籍謄本を複数、発行してもらいましょう。入籍後の手続きにおいては、女性の苗字変更では住民票のみが必要となるケースが多いのですが、パスポートを申請する際には戸籍謄本も必要となります。
必要な書類がないと手続きができないので注意してください。それに役所に何度も足を運ぶのは面倒ですから、まとめて複数通を取得しておいた方が入籍後の手続きをスムーズに進めやすくなります。
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住民票は何通必要?
入籍後の手続きで住民票が何通必要になるのかは、どんな手続きが必要かによって異なります。職場での苗字変更の手続きに1通必要になるほか、運転免許証の苗字変更でも必要になるため最低でも2通は必要です。
住民票の取得は無料ではなく、全国どこの役所でも1通当たり450円の手数料がかかります。そのため何通必要なのかを把握した上で、少しだけ多めに取得しておくのが良いでしょう。
苗字変更の手続きに際して、運転免許証の手続きでは住民票の提出が必要となりますが、携帯電話やクレジットカードなどの変更手続きの中には苗字変更の事実が反映されている運転免許証があれば住民票は必要ない、ということもあります。
そのあたりも、できれば入籍前に確認しておくと安心です。
・苗字変更と住所変更
入籍する前にすでに一緒に同居していたカップルなら、住所変更の手続きは入籍後に必要ないかもしれません。しかし、入籍したことによって姓を変更した側は苗字変更の手続きが必要となります。
サービスや業者などによって苗字変更の手続きに必要なものは異なるものの、戸籍謄本、住民票、結婚受理証明書などが必要とされます。
また、それぞれの手続きにおいては印鑑が必要になることも多いため、こうしたものは入籍後の手続きが一段落するまでは手元に準備しておくと良いでしょう。
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