2020.1.30

0 この記事をクリップ

披露宴を締めくくる大切な謝辞!構成やポイントを抑えて心から感謝を

結婚式・基礎知識
結婚お役立ち情報
67 views
続きをアプリで読む

結婚式では披露宴の最後に、主役の一人である新郎から、集まってくれたゲストや親、親族たちに感謝の気持ちを伝えます。花嫁からの両親への感謝の手紙とは違い、挨拶の内容は披露宴に参加している全ての方への感謝の気持ちがメインとなります。

また、新郎新婦のこれからの抱負などを伝える、大切な挨拶です。緊張する場面ですが、無理にかしこまらず、素直な気持ちを伝えましょう。

謝辞を行うまでの結婚式の代表的な流れ

結婚式(披露宴)の流れは、一般的には前半と後半に分かれることが多くあります。前半には、主役の新郎新婦の入場や紹介、主賓のスピーチ、乾杯、お食事の開始となり会場内は歓談タイムになります。そして、ケーキカットやファーストバイトを行い、一旦お色直しのために新郎新婦が中座します。この中座のタイミングが前半の締めくくりとなります。

中座の間も、ゲストを退屈させないために新郎新婦のプロフィールビデオを流す演出などが行われます。

後半では、テーブルラウンドをしながら新郎新婦が再入場します。そして、ゲストによる余興やスピーチが行われ、新婦からの両親への手紙、それぞれの両親へのギフト贈呈となります。そして、その後はいよいよ新郎からの謝辞です。来場された全てのゲストに対して、今日1日の御礼を伝えます。

感動する謝辞の構成とポイント

謝辞とはその名の通り、感謝を伝えるものです。新郎新婦の両親やゲストなど、二人をいつも支えてくれている人たちに、ありがとうの意を表します。参列者の皆さんへの感謝の気持ちと、新郎新婦の明るい未来、これからも参列者の皆さんとご縁を続けていきたい、といった気持ちを謝辞に込めます。
導入、本題、結びの3つに分けて構成すると、聞き手にとっても分かりやすく、まとまりのある文章になります。

(1)導入
まずは自分たちの結婚式へ、貴重な時間を割いて足を運んでくれたことへの御礼を伝えます。
また、これまで二人を支えてくれていたことに対しても、改めて感謝を述べます。ゲストだけでなく、当日お世話になった式場のスタッフの方々や、両家の親、新婦にも感謝の思いを伝えます。

<例文>
本日はご多用の中、私たちの結婚式にお越し頂き、誠にありがとうございました。
また、スピーチや余興をして頂いた皆様、忙しい中、準備をして頂いてありがとうございました。会場のスタッフの皆様にも、心より感謝申し上げます。

(2)本題
今日の結婚式当日を振り返り、どんなことを思って、どんなことを感じたのかが本題のポイントとなります。事前に原稿を準備していても、この個所だけは当日アドリブができると、よりよい謝辞になります。
また、新婦とこれからの未来をどう歩んでいきたいのか、どんな過程を築きたいのかなどを抱負として述べます。

謝辞の中では一番ボリュームのある部分となるため、新郎新婦とのエピソードや、両親とのエピソードを盛り込むのも良さそうです。

<例文>
この結婚式で、皆様からお祝いの言葉を頂き、私たちはとても幸せです。
これから〇〇さんと二人で協力し合い、明るく楽しい家庭を築いていきたいと思います。そして、〇〇さんを必ず幸せにします。

(3)結び
結びでは、ゲストの今後の幸せや健康を願います。ゲストを気遣う言葉と、今後も変わらぬお付き合いやご指導ご鞭撻のお願いなど、典型的な決まり文句を組み合わせて、最後は感謝の言葉で締めくくります。

<例文>
最後になりましたが、ご列席頂いた皆様のご多幸とご健康を心よりお祈り致しまして、私たち二人からの御礼の挨拶とさせて頂きます。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

▽新郎謝辞に関連する記事はこちら

結婚式をカッコよく引き締めたい、新郎の謝辞の書き方とポイント

結婚式の謝辞でカンペはあり?

しっかり練習をして、謝辞の内容を暗記してスラスラとスピーチできるととてもスマートです。ですが、もちろんカンペ(原稿)を用意して、カンペを読みながらのスピーチでも全く問題ありません。

緊張で頭が真っ白になってしまったり、話の順番が入れ替わって内容が分からなくなってしまうことも考えられます。
せっかくゲストやご両親たちに感謝の気持ちを伝えるべく、考えたとしても、十分に内容が伝わらないまま終わってしまう可能性もあります。そのため、カンペを準備しておくことは恥ずかしいことではありません。

しかし、カンペに頼り過ぎず、感謝の気持ちを伝える個所や今後の抱負を述べる個所では、ゲストの方々を見ながら話せると良いでしょう。

謝辞のカンペを書く時のポイント

カンペを見ながら謝辞を読み上げる場合、ゲストからもカンペが当然見えてしまいます。そのため、よほどカジュアルな結婚式を除き、シンプルな用紙を使用するようにしましょう。
用紙の大きさは、A4サイズでは少し大きい印象のため、A5サイズ程度がオススメです。しわしわで汚れていると見栄えが悪いので、キレイな用紙を準備します。

また、普段はパソコンで文書を作成している場合でも、謝辞は手書きにしてみてはいかがでしょうか。手書きで落ち着いた気持ちで書いていると、忘れていたけれど入れておきたいエピソードを思い出したり、謝辞の内容や順番が、頭の中でも矛盾せずに整理されやすくなります。

実際に読む時にはとても緊張してどこを読んでいるのか分からなくなることも考えられます。そのため、段落ごとに分けて書くなど、見やすくしておきましょう。

謝辞を話す際のポイント

カンペを見ながら謝辞を読み上げることは問題ありません。しかし、ずっとカンペを見ているままでは棒読みになってしまい、目線もずっと下になってしまいます。
そうならないように、事前にしっかりと練習をしておくことが大切です。

背筋は伸ばして姿勢よく、時折ゲストの方々の顔を見て、堂々とよく聞こえる声でスピーチをします。そうすると、ゲストたちからも好印象が持たれるでしょう。
マイクを持つ位置は、頭の方ではなく、真ん中あたりを握るようにします。カンペも持つ場合は、カンペで顔が隠れないように気を付けます。

謝辞の長さや文字数のポイント

謝辞の時間の目安は2分~3分が一般的です。だらだらと長い挨拶になってしまうと、聞いているゲストたちは退屈してしまいます。
また、結婚式は挙式から参列している方は特に長丁場です。そんな長時間に及ぶ結婚式の最後で3分以上の謝辞は、高齢の方や小さいお子さんなどにはつらい可能性もあります。

2分~3分の長さの場合、文字数は600文字~1000文字程度になります。原稿用紙に換算すると、1枚半~2枚半の文字量となります。
アナウンサーが1分間に原稿を読み上げる文字数は300文字~400文字程度とされており、ニュースを思い浮かべると、聞きやすい速度であることが分かります。ですが、謝辞ではこれよりも多少遅い速度にした方が感情も伝わり、聞きやすくなります。また、新郎も焦らずに落ち着いた気持ちでスピーチすることができます。

▽ウェルカムスピーチに関する記事はこちら

印象的なウェルカムスピーチで盛り上げよう!

結婚式では避けたいNGワード

結婚式はお祝いの場であるため、使用がタブーとされている言葉があります。主賓の挨拶や友人代表のスピーチはもちろんのこと、新郎の謝辞でも同様です。

<忌み言葉>
不吉なことや不幸なことを連想させる「忌み言葉」は結婚式に用いることはタブーです。エピソード上、どうしても使用したい場合は、表現がソフトになるようにします。

(例)亡くなる、悪い、負ける、衰える、滅びる、苦しい、悲しい、病気、など

<別れを連想させる言葉>
新郎新婦の門出であるため、別れを連想させる言葉は控えましょう。原稿を書く際には注意をして、必ず見直すようにしましょう。

(例)別れる、切れる、終わる、捨てる、割れる、離れる、ほどける、など

<重ね言葉>
繰り返しを思わせる言葉も、結婚式では避けるようにしましょう。重ね言葉は再婚などを連想させるため結婚式にはふさわしくありません。重ね言葉は、意図せずに使用してしまうこともあるため、注意が必要です。

(例)重ね重ね、たびたび、皆々様、しばしば、いろいろ、など

<その他、NGな話題>
過去の恋愛話は当然のことながら御法度です。暴露系の話題も、お祝いの場にはふさわしくありません。また、自慢話もNGです。
ゲストから語ってもらう分には問題ありませんが、謝辞ではゲストへの感謝の気持ちが大切です。その他にも、下ネタや政治や宗教の話もタブーです。ゲストの皆さんを不快な思いにさせるような発言はNGです。

プラスアルファの演出で感謝を伝える

どうしても緊張してしまったり、ゲストの方々や両親に感謝の気持ちを述べるのが照れてしまう方もいるのではないでしょうか。そういう方は、ビデオレターにする方法もあります。
思い出の音楽や映像と共に感謝のメッセージが流れると、感動も大きくなりそうです。ビデオレターは結婚式の後にも残るため、内容やNGワードにはより一層注意しましょう。

また、新婦への手紙やメッセージをサプライズで用意するのも素敵な思い出になりそうです。

謝辞は周囲への感謝が何よりも大切

新郎の謝辞は、結婚式を締めくくる、重要な役割があります。お招きした大切なゲストの方々や、これまで育ててくれたご両親、愛する新婦へ感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。
謝辞の出だしの導入部分や結びの挨拶は、定番のフレーズで全く問題ありません。そのため、前述した例文をそのまま引用できます。ですが、本題は自分自身のエピソードがとても重要です。自分の言葉で、自分らしさが伝わる感謝の気持ちを伝えます。

結婚は人生の大きな節目ですが、新しい人生のスタート地点でもあります。両親は当然のことながら、結婚式に参列してくれたゲストの方々とは、結婚をした後も長きにわたり、お世話になります。
普段口にすることはなかなかありませんが、これまでの感謝の気持ちと、これからも良い関係性を保ち続けたい気持ちを伝える場でもあります。

ご両親やゲストの皆さんの心に届くような謝辞をしっかり準備しましょう。

▽花嫁の手紙に関する記事はこちら

胸がキュンとなる!結婚式での花嫁の手紙の書き方

ウェディング診断
続きをアプリで読む 続きをアプリで読む