2019.11.30

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結婚式の演出ライスシャワーの意味や起源は?方法や作り方は?

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結婚お役立ち情報
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神聖な結婚式を終え、チャペルから出てきた幸せいっぱいの新郎新婦に向かって、ゲストがお米を振りかけるライスシャワー。
欧米では大切な結婚式の演出の一つですが、どんな意味があるのかご存知ですか?

おしゃれで素敵な演出ですが、どんな方法で行うのでしょうか。またどんなことに注意すればよいのでしょうか。

ライスシャワーの意味は?起源は?

ライスシャワーとは、結婚式を終え教会から出てきたばかりの新郎新婦に、お米をまるでシャワーのように振りかける一種の儀式です。
1粒のお米を田んぼに撒くと、1本の稲からは1000粒以上の米粒が収穫できます。
ですから、お米は豊作の象徴。つまり、ライスシャワーには子宝に恵まれますようにという意味が込められています。

また、豊かさの象徴でもあるので、これからの人生で食べるものに困らないようにという意味もあります。ライスシャワーには、新郎新婦を祝福する意味や、幸せを願う気持ちが込められているのですね。

ライスシャワーの起源は古代ローマです。意外なことに、キリスト教がローマの国教になる以前にできた習慣なんですね。
教会で行うイメージが強いので、キリスト教の儀式だと思っている人も多いですが、実はキリスト教とは無関係です。古代ローマ時代には、主食の小麦を結婚するカップルにかけて、食べ物に困ることがないように、生活に困らないようにと、一種のおまじないとして行っていたようです。

そのうち、小麦からお米に代わってヨーロッパへ、そしてアメリカへこの習慣が伝わりました。インドでもライスシャワーを行うのが一般的で、1回の結婚式でなんと2㎏以上のお米を投げるのが普通だそうです。

ライスシャワーに似た習慣に、花びらを新郎新婦に振りかけるフラワーシャワーがあります。フラワーシャワーが最初に行われたのはイギリスのエリザベス1世の結婚式で、花の香りが悪魔を遠ざけるということから、魔除けの意味で行われたようです。

世界中に、結婚式で新郎新婦に、何らかのものをシャワーのように浴びせかける習慣があります。たとえば、アフリカのある地域では、新郎新婦にお金を投げる習慣があります。
これは、新婚カップルがお金に困ることがないようにという意味があります。

▽〇〇シャワーについて関連記事はこちら

コスパ抜群!!人気のリボンシャワー演出20選*材料&簡単な作り方を花嫁が伝授!!

ライスシャワーの作り方は?

基本的なライスシャワーは、生のお米をそのまま振りかけるのですが、炊く前の生米は硬くてあたるとけっこう痛いですよね。また、ベールや髪の毛のすき間に入ったり、地面に落ちたお米を掃除するのが大変です。
ですから、お米を包んだり袋に入れて投げるのが一般的です。小さめにカットしたチュールにお米を少量(5、6粒程度)包んで、幅が細いリボンで縛ります。
要するに、てるてる坊主を作る要領で作ります。あるいはオーガンジーで作った小さな袋に入れることもできます。使うお米は精米前のお米でも精米後のお米でも、どちらでもOK。

投げた時にきれいに見えるように、チュールにお米とスパンコールや、星型やハートの形に切った厚紙を一緒に包むと綺麗ですよ。また、チュールの色やリボンの色を、新婦の好きな色や、ブーケに使われている花の色に合わせるのもおすすめです。
1色だけでなく、何色か用意するといいですね。チュールの色は、薄いピンクやブルーなどのパステルカラーがおすすめです。白いドレスに映えます。

ライスシャワーを手作りするなら、軽く作るのが重要です。重いと投げた瞬間にすぐに下に落ちてしまいます。ふわっと舞うように、軽く軽く作りましょう。
投げたときにお米が飛び出さないように、チュールの目が細かいものを選んでください。チュールは5㎝×5㎝くらいの正方形にカットしたものを使うといいでしょう。リボンは外れないように固く結んでください。

手作りすれば、材料費は数百円から1000円くらいですむので、かなりコストが抑えられます。自分たちで作る時間がない場合は、ネットショップなどで販売しているのを購入してもいいですね。

ライスシャワーの方法は?

結婚式が終わったら、ゲストの皆さんが教会の外に出るタイミングで配り、新郎新婦が扉を開けて出てくるタイミングで投げてもらいます。
勢いよく投げないように、列席しているお子さんには保護者の方に注意しておいてもらいましょう。軽く作っていても、本気で投げられると痛いものです。
特に、子供は手加減を知らないものですから、「優しく投げてね」と、スタッフに一言声をかけてもらうとよいかもしれませんね。

教会式でなくても、神前式や仏前式であっても、式場となる神社仏閣の許可があればライスシャワーを行うことができます。どんなタイミングで、どんな方法で行うか厳密な決まりはありませんから、ご自分たちの好きなタイミング、好きな方法で行うことができます。

雨天の場合は、屋内で行えるケースもありますが、式場の判断によります。ライスシャワーを行うときは、写真に取られることを意識して、笑顔で、姿勢を正してゆっくりと歩きましょう。
真夏や真冬の挙式の場合は、ゲストに事前にライスシャワーを行うことを伝えておくべきです。真冬ならカイロを準備するなどの配慮が必要でしょう。ゲストが屋外で長時間待つようなことがないように、段取りはきちんとしておきましょう。

特に、小さなお子さんや年配の参列者には気を配ることが必要でしょう。

ライスシャワーを行うときの注意点は?

ライスシャワーはお米を使うので、鳥や虫などが来てしまうという理由や、また掃除が大変だという理由もあって、結婚式場やチャペルによってはライスシャワーを禁止している場合もあります。
教会ならばOKかというと、そんなことはありません。前述のように、本来、ライスシャワーはキリスト教の習慣ではありませんから、教会とは無関係の演出なのです。

ライスシャワーをしても良いという式場でも、オプション設定になっており、別料金が発生するケースは少なくありません。持ち込みの場合は、持ち込み料も発生するでしょう。まずは、担当のウェディングプランナーに相談してみましょう。
お米をそのまま投げるのはNGでも、袋に入れたり包んだりして撒くならOKという式場もあるので、事前に確認することが大切です。また、ライスシャワーができなくても、他の物で代用してシャワーを行うこともできるかもしれません。

どうしてもライスシャワーを行いたい場合は、ライスシャワーOKという教会を探しましょう。リゾートにある教会の中には、ライスシャワーOKというところもあります。
後悔がないように、やりたい演出はできるだけ実現しましょう。

もう一つ、考慮しておかなければいけないのはゲストがどう思うかです。たとえば、自分や配偶者が農家の出身の場合、お米を撒くという行為をあまり快く思わないかもしれません。
日本人にとってお米は主食ですし、「お米1粒の中に7人の神様がいる」「お米1粒の中には88人の神様がいる」なんていう地方もあるようです。

食べ物を投げることに抵抗がある年配の方もいるかもしれませんから、その辺は事前に親族や家族の考え方もリサーチしておいた方がよいかもしれません。

ライスシャワーに代わる演出は?

会場の都合でライスシャワーを行えない場合は、二次会で行うこともできるかもしれません。もちろん、その場合も会場への事前確認は必要です。
結婚式は新婚夫婦や、そのご家族にとって大切なセレモニーですから、無用なトラブルは避けましょう。

餅まきという習慣がある地方もあるので、お米の代わりに丸いお餅を袋に包んで撒くのもいいでしょう。お餅ではなくお菓子を包んで撒くのもおすすめです。子供たちも喜びそうですね。
花びらを撒くフラワーシャワーもライスシャワーと並んで定番のウェディング演出です。生花の花びらを使うとドレスが汚れますし、ヒールで踏んでしまうと滑って危ないので、造花の花びらを使うケースが多いようです。
造花を使うと、掃除が楽だというメリットもあります。華やかに見えるのでおすすめですね。プロのウェディングカメラマンによれば、写真写りの良さでいえば、フラワーシャワーがダントツなんだそうです。

お米の代わりに紙吹雪を使ってペーパーシャワーを行ったり、蝶々結びにしたリボンを投げるリボンシャワーを行うのもおすすめ。
紙吹雪やリボンはカラフルにするときれいです。グラデーションになるように、数種類の色を混ぜるときれいに見えます。

また、シャボン玉を飛ばすバブルシャワーも人気です。シャボン玉のケースもおしゃれなものや、可愛いデザインのものを選ぶといいですね。シャボン玉がキラキラして幻想的です。

羽を飛ばすフェザーシャワーもメルヘンチックで最近人気です。羽1枚ずつでは投げにくいので、パールを1粒つけたり、羽にリボンをつけたりするのも流行っています。

和装の場合は、和のテイストの折り鶴などを投げることもできます。かなりの数の鶴を折らなければいけませんし、本気で投げられると痛いというデメリットはありますが、折り紙で作れるのでコストがかからないというメリットはあります。
また、和柄の折り鶴がたくさん舞う姿は華やかで、白い打掛を着た花嫁さんを美しく見せてくれるでしょう。

花びらと紙吹雪を組み合わせたりして、複数のアイテムをミックスさせることもできますし、自由にアイデアを出してオリジナルのシャワーで演出することができるでしょう。
もちろん、式場の係りの人、ウェディングプランナーとの相談は必ず必要です。

▽〇〇シャワーの様々な演出について関連記事はこちら

フラワーシャワーの代わりに!演出アイデア13選*手作り・節約できるポイント解説

ライスシャワーで結婚式のラストを飾ろう

ライスシャワーは古代ローマ時代から続く、伝統的なウェディングの演出です。海外の映画やドラマで見て、ライスシャワーに憧れている花嫁も多いのではないでしょうか。
ステキな演出ですから、ぜひ実現させましょう。もちろん式場と事前によく話し合って希望を伝えておくことは大切です。思い出に残る素敵な式にしてくださいね。

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