年の差婚のメリット・デメリット|先輩花嫁から学ぶ心得とは
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年齢に大きく差があるふたりの結婚を「年の差婚」と呼びます。何歳差から年の差婚となるのかについては、明確な決まりはありません。多くは、10歳以上の年齢差がある場合に年の差婚とされます。この記事では、年の差婚の割合はどれくらいなのか、どのようなメリット・デメリットがあるかを解説します。
年の差婚のカップルはどのくらいいるの?
実際に結婚する相手とはどのくらいの年齢差が多いのでしょうか。そして、その中でも年の差婚の割合はどれくらいになるのでしょうか。同じ年の差婚でも、男性が年上、女性が年上とそれぞれのパターンが考えられます。2019年3月に更新された、厚生労働省の人口動態調査を基に具体的な数字を見てみましょう。
男性が年上の割合が55%
2017年に婚姻届けを提出した初婚カップルの年齢差は下記の通りです。
・同年齢:21%
・男性が年上:55%
・女性が年上:24%
婚姻届けを提出したカップルの半数以上は男性が年上です。以前はその傾向がもっと顕著であり、2000年には58.9%、1990年には初婚カップルの69.8%は男性が年上でした。一般的には、年齢差にかかわらず男性が年上となるパターンが主流のようです。
データから見る年齢差の平均は?
どちらかが年上の場合、その年齢差はどのくらいなのでしょうか。同じく、2017年に婚姻届けを提出した初婚カップルの年齢差を見てみましょう。
まずは男性が年上の場合からです。
・1歳年上:13.4%
・2歳年上:9.2%
・3歳年上:7.2%
・4歳年上:5.7%
・5歳年上:4.6%
・6歳年上:3.5%
・7歳以上年上:11.4%
続いて、女性が年上の場合を見てみましょう。
・1歳年上:9.7%
・2歳年上:4.7%
・3歳年上:3.1%
・4歳以上年上:6.5%
統計としては、年の差があっても1~2歳上程度が多い傾向にあるようです。男性が7歳以上年上、女性が4歳以上年上という、年の差婚に近い年齢差は全体の17.9%です。10歳以上の年齢差のみを年の差婚とするのであれば、もう少し割合は下がるでしょう。
このように、年の差婚は数としては決して多くありません。それでも、男性が7歳以上年上のカップルの割合は2000年も1990年もあまり変わらず、女性が4歳以上年上のカップルは2000年4.7%1990年2.5%と増加傾向にあります。多くはなくても、一定数以下には減らないのが年の差婚なのかもしれません。
▽結婚の適正年齢ってあるの?
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