結婚の適正年齢ってあるの?結婚を決めたきっかけや年齢からベストを知ろう
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卒花嫁が結婚を決めたきっかけとは?理想の年齢だったの?
きっかけは「条件」「周囲の状況」「物理的な変化」
結婚に至るまでには、何らかのきっかけが必要だと考える人もいるでしょう。では、卒花嫁はどのようなきっかけで結婚を決意したのでしょうか。
アンケートへの回答から、多くの卒花嫁が「条件」「周囲の状況」「物理的な変化」の3つを結婚のきっかけと認識していることがわかりました。条件では「子どもがほしくなった」「〇歳までに結婚したいと思っていて、その年齢が近づいてきた」といった期限を強く意識するものが挙げられます。また「昇進などで経済的に安定した」などの経済状況を条件とする回答もありました。周囲の状況では「友人が相次いで結婚した」「親に急かされた」といった周囲からの影響が結婚のきっかけとなったケースが挙げられます。物理的な変化では「彼や自分の転勤」など、このままでは物理的に離れてしまう状況となったことをきっかけに結婚を決意した人もいるようです。これらのことから、結婚はお互いが納得できるきっかけができたときに決断へ至るケースが多いといえるでしょう。
予定していたよりも早かったか、遅かったか
では、実際に結婚した年齢と予定していた年齢とは、どのような違いがあったのでしょうか。アンケートでは半数以上の女性が、26~30歳を理想の結婚年齢としています。一方では40%以上の女性が31歳以上と回答しており、25歳以下と回答した人はごく少数です(当サイト調べ)。
予定していたよりも早かったという人は「妊娠した」「若い母親になりたかった」といった偶然や自身の希望による理由を挙げている傾向があります。予定していたよりも遅かったという人は「キャリアを積んでから結婚したかった」「人生のパートナーをじっくり探したかった」など、慎重に検討したことを遅くなった理由として挙げています。
実際には「予定していたとおりの年齢で結婚すれば幸せになれる」という保証はどこにもなく、予定どおり進めることよりも、後悔しない決断ができるか否かのほうが重要です。理想の結婚年齢を過ぎたから焦る必要はまったくなく、早かったからといってその決断を悔やむこともないでしょう。
▽結婚が決まったら読んでおきたい準備スケジュール
結婚する年齢によってどんな違いがある?メリット・デメリットとは
結婚する年齢を気にする人が多いのは、その後の生活に与える影響を無視できないからでしょう。25歳以前の早婚は、経済的な問題が発生する懸念があります。年齢的に若いこともあり、社会的な地位が確立しておらず、収入が安定しない人も少なくありません。結果として、住宅の購入や生まれる子どもの養育などに深刻な影響を与える可能性があります。一方、若い人には体力という武器があります。出産はもちろん、その後に子育てをしながら働くことになっても、体力があるがゆえに可能となることも多いでしょう。男性も、現状では収入が低くても将来性があります。夫婦で懸命になっていちから家庭を築いていけるでしょう。
周囲の環境に目を向けると、年齢的に若い夫婦は親や親戚からの協力を得られやすい傾向もあります。たとえば、十分な資金を準備できずに住宅を購入しようとした際に、親からの援助を受けられるなどです。その反面、未熟な夫婦として認識され、干渉を受けることも少なくありません。良くも悪くも、周囲とのかかわりを密にしていく必要があります。
一方、30歳以上の晩婚は、経済的な心配が軽減されるというメリットがあります。男性、女性とも社会的地位が築けていれば、その後の生活に困ることはまずありません。その一方で、出産や子育てができる期間は早婚の人と比較して短くなります。堅実で余裕のある生活ができるものの、将来設計には慎重にならざるを得ないでしょう。
晩婚の夫婦に対して、周囲は成熟した夫婦という見方をします。親から経済的な自立を果たし、これまでの人生で培ってきた知恵を活かして生活していく様子は、大きな信頼を得られるでしょう。親や親戚からの干渉も、若い夫婦と比較すれば少なくて済むことがほとんどです。もし何らかのトラブルが起きたとしても、大人として毅然とした態度を示すこともできます。反面、自立は独立でもあるため、周囲からの協力は得られにくいのも事実です。そのため、自分たちの決断には全責任を持つといった心構えが必要になります。
もちろん、ここに挙げたのはあくまでも傾向であり、すべてのカップルに当てはまる事例ではありません。一般的な論理に惑わされることなく、ふたりでベストなタイミングを検討することが大切です。
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