2020.4.30

マナーとして知っておきたいご祝儀袋の書き方完全版

結婚式のマナー
結婚お役立ち情報
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友人知人、家族の結婚や出産など、お祝い事に立ち会うタイミングは多くあります。そんなときに渡す「ご祝儀」ですが、正しい書き方をご存知ですか?

ケース別に知っておくと、状況ごとのマナーをしっかりと押さえてお祝いすることができます。

目次[]
  1. まずは筆記具選び
  2. 表書きについて
  3. 複数名でご祝儀を渡す際の表書き
  4. 中袋の書き方について
  5. お金の入れ方に注意をしよう
  6. 折り返しについての確認もしよう
  7. 綺麗なご祝儀の書き方ポイント
  8. ご祝儀袋の選び方
  9. ご祝儀を渡すタイミングについて
  10. 知っておいて損はない事

まずは筆記具選び

ご祝儀袋に書く際に知っておきたい第一ポイントは「筆記具」なんです。手元にあるボールペンでというのは避けましょう。間違いないのが筆ペンです。書きにくいと感じたり、うまく書けなかったりするというイメージがありますが、筆先が固めになっているペンタイプのものもありますので、書きやすいものをチョイスすると良いでしょう。

毛筆はどうしても抵抗感があるという場合は、サインペンでも構いません。油性のものやぎゅっと力を込めて文字を書く癖があれば、ご祝儀袋の素材との関係でインクが染みたり広がったりする可能性も考えられます。下にいらない紙を敷くなど、ひと工夫をするのが良いでしょう。

ペンは100均でも売っていますし、コンビニエンスストアでも見かけるでしょう。この際、注意をしたいのが「薄墨」と書かれているものです。これはお悔やみ事の際に使用するものとなっていますから、くれぐれも間違いのないようにしてください。

表書きについて

ペンを用意し、ご祝儀袋も用意したら、いよいよ宛名書きです。表書きというのは、いわゆる水引のある面のことを言います。そこには自分の名前を書きます。ときどき、渡す相手の名前を書いてしまうというケースがあるようですので、この点も注意しましょう。
また、名前は必ずフルネームで書くのもマナーです。全体のバランスを気にしながら書くと美しく仕上げることができます。字体は崩したりせずに、見やすくわかりやすい文字にしましょう。

ご祝儀袋の表面には「御祝」や「寿」という文字があらかじめ入っていることが多いのですが、もし使用するものに書かれていないのであれば自分で書く必要があります。そして、短冊タイプになっていて好きな文字を選べるというタイプは、シーンに合ったものを使用しましょう。
というと、どれが適切なのか?と迷うこともあるかもしれません。一般的なマナーとしては、結婚のお祝いは「寿」と書かれたものが良いでしょう。「御祝」は出産や入学やお引越しなどに使用してください。

漢字ばかりではなく、横文字の短冊が入っているという場合ですが、これはカジュアルなシーンで利用ができます。仲の良いお友達のパーティーなどというとわかりやすいかもしれません。正式なシーンでは利用は避けた方が安心です。

複数名でご祝儀を渡す際の表書き

職場の同僚数名でご祝儀を渡したいという際には、連名でご祝儀袋に名前を書いていきます。3名までであれば、それぞれのフルネームを書きましょう。それ以上になる場合、代表者1名のフルネームの横に「外一同」と書いてください。
会社やグループという立場であれば代表者の名前を中央にし、その右側に小さく肩書を書きましょう。どうしても別紙に1人ずつ名前を書きたいというのであれば、それでもかまいません。別紙は表につけるのではなく、中袋にお金と一緒に入れてください。

名前を入れる順番ですが、右から五十音順になるようにそして、あわせて住所も書いていきます。

中袋の書き方について

ご祝儀の書き方は表面ばかりではありません。中袋にも記入をします。中袋とはお金をいれる封筒もしくは包みの事を指しています。袋の表面には「金〇萬円」「金〇萬円也」と書きましょう。萬という字は万の旧字体で、金額も旧字体で書いてください。

也をつけるかどうかの違いですが、ご祝儀を10万円以上包む場合には也をつけます。記入する位置は中袋(包み)の真ん中に書いてください。封書を送る際の相手の名前を入れる位置というとわかりやすいかもしれません。

そして裏面は、左に寄せて自分の住所と氏名を書きます。郵便番号を一番右側に縦書きで記すようにしてください。封の閉じ方ですが、封筒タイプですと、のりで閉じるイメージがあるのですが、ご祝儀の場合にはのり付けしません。その代わり「封」という文字を書きましょう。

▽ご祝儀袋の書き方に関する記事はこちら

ご祝儀袋のマナーとは?表書きの書き方と中袋の書き方

お金の入れ方に注意をしよう

書き方と同時に確認しておきたいのが中袋に入れるお金の向きです。新札を使用するということは多く知られているのですが、向きまで気にしていなかったということもあるかもしれません。

正しい向きは「肖像画がある方が表に向いて上にくる」ようにしましょう。もちろん、全て揃えて上包と中袋の表裏も合わせるようにしてください。

折り返しについての確認もしよう

中袋にお金をいれて、上包をもとに戻すのですが裏面を見てみると折り返しになっていることに気づくでしょう。一度外してしまうと、上下が分からなくなってしまうかもしれません。お祝い事の場合は、下側が上にかぶさるように折り返すのが大切です。
幸福が落ちたり流れたりしないようにとの意味があります。水引は外さずに少しずらせば中袋を入れられるようになっています。

すべて外してしまうと、元に戻すのが大変だったり上包を水引で擦ってしまったりなどということも考えられます。

綺麗なご祝儀の書き方ポイント

書き方などのマナーを知ったところで、綺麗に書くポイントも押さえておきましょう。筆ペンの選び方ですが、やはり芯が硬いタイプのものです。試し書きをしてみて、自分の手にしっくりくるものを選ぶのがオススメです。
書きやすいペンを見つけたら、綺麗な書き方を意識してみてください。ボールペンのように持つのではなく、親指・人差し指・中指で持ちましょう。書く際の角度は60度くらいがベターです。ペンを立てるような感覚で書いてみてください。

書きなれていないと、ついつい躊躇することも多いかもしれませんが、綺麗に書くには一気に書くことが大切です。震えやゆがみのない綺麗な文字になります。ハネやハライなどもしっかりと意識してみましょう。少し力を入れると美しい文字に見えます。
どうしても文字に自信がないから何とかしたい!という場合には、LEDライトと透明のファイルケースを使って印刷した文字を照らしてなぞるように書いていくという方法があります。スマートフォンアプリでもあるようですから、そうしたものを活用してみるのも良いかもしれません。

文字そのものではなくまっすぐ書くのが苦手という場合は、薄く鉛筆で中央線を引いて文字を書き、その後に中央線を消すという方法があります。強く線を引いてしまうと消しても跡が残ってしまいますので、その点だけは注意しましょう。
線が一本あるだけでバランスが良く、まっすぐとした綺麗な文字を書きやすくなるでしょう。

「綺麗に見せる」には、少しだけ右上がりを意識するというのも1つのポイントです。書道などでも使用される裏技ですので取り入れてみても良いかもしれません。そして基本的なことではありますが、書き順を正しくしましょう。
文字の成り立ちによってつくられているのが書き順です。それを守ることで、より美しく仕上げられるのです。

ご祝儀袋の選び方

ご祝儀袋を買いに行ってみると、その種類が豊富で迷ってしまうということはありませんか?そこで選び方も確認してみましょう。婚礼用として渡すのであれば、「のし」がついているものを選んでください。
のしは縁起が良いといわれています。そのため、おめでたいこと、お祝いごとの祝儀袋には欠かせません。

水引については「結び切」「あわじ結び」というものを選びましょう。「切る」という言葉のイメージから結婚をお祝いするのに向いていないように感じられるかもしれません。しかしこれには解けにくいという意味があるのです。
そのため、「一度きり」という意味合いになり、婚礼時の水引として最適だと言われています。

逆に避けたいものが「蝶々結び」です。かわいらしく優しい印象がありますが、何度でも結びなおせて解けやすいということから、向いていないといわれています。何度あっても良いお祝い事の際に、使用をするタイプと考えておくと良いでしょう。

これだけ押さえておけば、あとはお好みのデザインや色味のものを選んでも構いません。相手の好みに合わせるというのも心が感じられて良いでしょう。
職場関係でかつ目上の人だというケースは、シンプルで昔からあるようなタイプを選ぶのも間違いがなくて良いとされています。

▽結婚式に呼ばれた際のマナーはこちら

結婚式で必要なご祝儀袋やふくさ、女性のドレス選びについてマスターしよう

ご祝儀を渡すタイミングについて

綺麗に仕上げたご祝儀を渡すタイミングですが、結婚式に招待された側であれば受け付けで氏名を記入するかと思います。いわゆる式場受付です。そこで渡すのが一般的です。その際「おめでとうございます」といった一言を添えるようにしましょう。
親族や兄弟であれば、当日に受付の人に早い段階で渡しておいてもマナー違反ではありません。もし、参列者が多く忙しくなるようでしたら、前日などに渡しても問題はありません。

渡す際の一言は、親族の場合は「おめでとうございます」という言葉は使いません。代わりに「本日はよろしくお願いいたします」といった迎える立場での言葉添えを行いましょう。結婚式に参列はしないけれどご祝儀を渡したいという場合には、事前に渡すのがマナーで、できれば直接渡しましょう。

距離的な問題で直接渡せない場合には、出欠確認がある時点で送ると間違いがありません。
ここで注意をしたいのが「誰かに頼むこと」です。出席をする友人に頼んで渡してもらうというのは避けてください。ご祝儀はお金を渡すというよりもお祝いの気持ちを渡すという行為ですから、良くないと言われています。

知っておいて損はない事

ご祝儀を書いたり渡したりということは意外に多いものです。さのため、しっかりとマナーやより美しく見えるポイント、さらには渡すタイミングなどを知っておくと先々困ることがないでしょう。

知っておいて損は絶対にないことです。

▽ご祝儀に関するマナー記事はこちら

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