2022.7.7

披露宴でスピーチを頼まれたら?エピソードの選び方やマナー、当日の流れについて

結婚式のマナー
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原稿作成のコツ・注意点

(1)自己紹介
自分の名前と新郎あるいは新婦との関係を簡潔に述べるのが自己紹介ですが、例えば学生時代の友人であれば「〇〇ちゃんとは同じ大学のサークル仲間で、当時はよく徹夜で語り明しました。」などと具体的な仲を伝えても良いでしょう。

(2)エピソード
スピーチの要となるエピソードは、とにかく相手を褒めることがポイント。新郎や新婦の長所となる人柄がよく反映されていて、しかも大半のゲストたちが知らない自分と新郎・新婦との間のエピソードを、語り手(自分)の視点から話します。
「〇〇ちゃんは子供の頃から動物が大好きな優しい性格で、時には自分のお小遣いをはたいて捨て猫の面倒をみてしまうほどです。私が今でも忘れられないのは、小学校4年生の遠足の前の日で……」といった具合にちょっとした日常のエピソードでも、いかにも新郎・新婦らしい心温まる内容を、心を込めて話しましょう。

当然ですが、新郎新婦を含め誰かを傷つけたりハラハラさせたりするような内容はNG。いわゆる「暴露スピーチ」や過去の恋愛話、下ネタ、砕けすぎた内容も避けましょう。
結婚式には同世代の友人だけでなく、新郎新婦の上司や親族も出席していますから、どの世代のゲストが聞いても気を悪くしない、マナーを遵守したスピーチにすることが大切です。

(3)NGワード
お祝い事、特に結婚式では「使ってはいけないNGワード」があるため、スピーチの原稿中に紛れ込んでいないか、しっかりチェックしておきましょう。その1つは「忌み言葉」。「敗れる」「悲しむ」「失う」「薄い」といった不幸を連想させる忌み言葉は、結婚式以外のどんなお祝いの席でも禁句となっています。

また結婚式の場合、結婚関係の終わりを連想させるような言葉もNGで、例えば「壊れる」「離れる」「別れる」「割れる」といった言葉がそれらにあたります。「繰り返し」をイメージさせる「重ね言葉」も「再婚」を連想させるため結婚式においては禁句。
「再度」「繰り返す」「またも」など繰り返しの意味を持つ言葉に加え、「度々」「重ね重ね」「ますます」「くれぐれも」といった音として反復している単語も「重ね言葉」のうちに入ります。

数字としては、「四」や「九」が「死」や「苦」に繋がることからNGワードになっているのは勿論のこと、偶数も「割り切れる」ことから離婚を連想させるため、避けた方が無難です。唯一の例外は「八」で、末広がりであることから縁起の良い数字とされています。

とはいえこれら「忌み言葉」や「重ね言葉」は日常的にはよく使う単語なので、かなり注意していないとスピーチの中でも使ってしまいかねません。特にとっさにアドリブを入れた時に使ってしまわないよう、しっかり頭に入れておいてください。

▽祝辞の例文はこちら

【そのまま使える文例付き!】結婚式の主賓・上司のスピーチから友人代表スピーチ完全マニュアル

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