ご祝儀も無理なく入る!結婚式に持っていても大丈夫な男性用のカバンとは
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結婚式におすすめの男性用カバンはクラッチバッグ
前述したポイントを踏まえて、男性が式場に持って入るのにおすすめのカバンは、クラッチバッグです。クラッチバッグとは肩紐や持ち手がついていないバッグのことで、手で抱えるタイプのカバンのことです。大きなサイズのカバンに入れて持ち歩くこともあるため、セカンドバッグとも言います。
セカンドバッグというと、「カバンのマチは薄いものを!」のところでご紹介したように、マチが太いタイプのものを想像しがちですよね。確かに1990年代は、セカンドバッグと呼ばれる男性用のポーチみたいなものが溢れていて、一部会社の業務用でも使われていました。セカンドバッグは少し古い印象がありますし、ビジネスの雰囲気もあるので、あまりおすすめしません。
しかし近年のクラッチバッグは、昔のセカンドバッグと違って、マチが薄く、一見すると、お洒落なブックカバーのようなイメージのものが多く出回っています。
レザーが素材になっているものであれば、高級感がありますし、黒だけでなく、茶色や赤など、カラーバリエーションも豊富となっています。
2way式のクラッチバッグも大変人気で、通常は持ち手があるトートバッグの形になっていますが、半分に折り曲げることで、クラッチバッグに早変わりさせることもできます。
2way式のクラッチバッグは、フォーマルな式だと避けた方が良いかもしれませんが、ガーデンウェディングなどのようなカジュアルな結婚式や、二次会の場合は、使えるアイテムとなるはずです。
著者のおすすめはHERZの2トーン式のクラッチバッグで、さりげなく持ち手がついているので、持ち運びが便利です。
インナーポケットや、ペン差しなどもついているので、デザインの良さだけでなく、使い勝手の良さから、大変人気があります。
もう一つのおすすめは、ミニダレスバッグ
著者のもう一つのおすすめはミニダレスバッグ です。ダレスバッグと聞いてもピンとくる人はあまりいないかもしれませんね。
ダレスバッグは、一見すると、日本のがま口みたいな形で、カバンの真ん中あたりが一番広がっているカバンで、お医者さまが往診用に使っていたバッグと言うとお分かりになるでしょう。
大容量の書類が入ることに目をつけたアメリカのダレス国防長官が、愛用していたという逸話もあります。1951年に銀座タニザワがダレスバッグと命名したのが、日本でダレスバッグというカバンの名前が広まった始まりとされています。
カバンの口を開いたまま固定でき、錠前などの金具がついていたりする特徴があるので、ワンランク上のビジネスバッグとして、多くの男性に人気があります。
さすがにダレスバッグは大きすぎるので、それを持って式場に入るのはNGですが、最近ではミニのダレスバッグが製造されており、大変人気があります。
独特のフォルムやディテールはそのままで、ダレスバッグがミニサイズになっているので、結婚式のようなフォーマルな席にぴったりです。クラッチバッグと違って持ち手がありますし、容量もあるので、クラッチバッグはどうも苦手という人に大変おすすめです。
ミニダレスバッグの場合、A5サイズくらいになりますが、ご祝儀はきちんと納まります。ダレスバッグの場合、本革使用だと10万円を超えてしまいますが、ミニダレスの場合は、3万円前後で購入できるので、大変経済的です。
周りと違った大人の男性の雰囲気を醸し出したいなら、ミニダレスでお洒落な雰囲気を醸し出しましょう。
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