2022.7.8

【ゲスト向け】結婚式のゲストカードとは?具体的な書き方とマナーについて*

結婚式のマナー
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結婚式のスタイルは多様化しているため、カップルによって様々です。
その中でも良く用いられる定番スタイルの一つに、ゲストカードというものがあることはご存知ですか?

ゲストカードというのは、結婚式の招待状の中にカードが同封されていて、そのカードにゲストがメッセージを書いて、結婚式の当日に持参するという位置づけとなります。
ただし、招待状にはゲストカードを同封しないケースも多く、その場合には当日、結婚式の会場においてゲストカードを渡されて、ゲストはその場でメッセージを書くことになります。

招待状に入っていなかったからといって慌てる必要はありません。
また、近年では、ゲストカードを採用しない結婚式も増えているため、招待状にも入っていなくて当日式場でも受け取らなかったということもあります。

目次
  1. 結婚式のゲストカードとは?
  2. ゲストカードの書き方にはマナーがある?
  3. ゲストカードはどんな風に書けばよい?
  4. 失敗しないための工夫
  5. ゲストカードのデコレーション、これがおすすめ!

結婚式のゲストカードとは?

ゲストカードは、結婚式に出席するゲストがメッセージを書いて新郎新婦へ渡すものですが、そう考えると芳名帳となんとなく位置付けが似ているような気がしませんか?

ゲストブックと呼ばれることも多い芳名帳は、基本的には結婚式に出席したゲストの氏名や住所を記入するもので、出欠の確認を取ったり、ご祝儀の確認のために用いられるものです。
芳名帳にはメッセージを書く項目は設けられていないことが多いため、メッセージを贈るという役割を果たすのはゲストカードということになるでしょう。

また、芳名帳とゲストカードとでは、管理方法も異なります。
芳名帳は、主に新婦側と新郎側とで異なる管理をする事が多いのですが、ゲストカードの場合には新郎新婦がともに受け取るので、新郎側とか新婦側という区分けがありません。
そのため、結婚式の後にも大切に保管しやすいという魅力があります。

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最近流行りのゲストカードの書き方

ゲストカードの書き方にはマナーがある?

結婚式というと、招待状や返信の書き方や出し方などにいろいろなマナーがありますが、ゲストカードにもマナーは存在しています。
新郎や新婦の友達だと、ウッカリ気軽にお手紙を書くような感覚で書いてしまうことがありますが、ウッカリでもマナー違反にならないように細心の注意を払いましょう。

1つ目のマナーとしては、使うペンに気を付けるという点があります。

基本的には、消しゴムで消えてしまう鉛筆以外なら何でもOKとなっています。
万年筆が望ましいとか、筆ペンがベストということはありません。ボールペンでもマジックでも、インクのペンでも問題ないでしょう。
ただし、ペンと言ってもフリクションタイプでこすると消えるようなペンは、NGなので気を付けてください。

使用するペンの色は、ベーシックな黒なら失敗することがありませんが、ただ文字を書くだけではなくてイラストを描いたりカラフルに仕上げても問題ありません。
相手との関係性によって、書き方とかペンの色などを決めると良いでしょう。

2つ目のマナーは、もしもゲストの名前に「御芳名」「御住所」など「御」がつけられている場合には、こちらもゲストが「御」の部分を二重線で消すか、上から寿の文字を書いて寿消しをするのがマナーとなります。

ゲストカードのスタイルやデザインによっては、名前や住所を記入する場所が設けられていないこともありますが、その場合にはゲストは自分自身の名前と住所を記入して、誰が書いたゲストカードなのかを明記するのが親切です。

ゲストカードはどんな風に書けばよい?

ゲストカードは、新郎新婦だけではなく、両家の人達なども目を通すものです。
そのため、どんな内容を書くかは自由ですが、新郎新婦があまり人に知られたくないような内容を書いたり、恥ずかしいエピソードを書くというのはNGです。

基本的には、ポジティブな内容にし、祝福の気持ちが相手に伝わるような内容なら問題ありません。
ゲストカードは、結婚式から時間がたってから新郎新婦が当時を懐かしんで読んでくれることもあります。
そのため、あまり内輪話的な内容は控え、エピソードを盛り込むなら微笑ましい内容にまとめるのがおすすめです。

また、結婚式に出席するゲストは、新郎新婦どちらも良く知っているという人はそれほど多くはありません。
大半のゲストは、新郎と新婦どちらかのみを知っているのではないでしょうか。

そのため、ゲストカードを書く際にはついつい自分が知っている新郎または新婦に対してのメッセージとなりやすいのですが、祝福の言葉は一言でも良いので、両者へ贈るものを添えると良いでしょう。印象がグンと良くなります。

ゲストカードは、カードの大きさによって書ける文字の量が異なります。
小さなカードなら文字数はそれほど多く入りませんから、祝福のメッセージもコンパクトにまとめなければいけません。
大きめのカードなら、スペースがあるので文字数はたっぷり入りますが、あまりダラダラと長くならないように気を付けたほうが、全体的に引き締まります。

具体的にどんな内容がゲストカードでは定番なのか、いくつかご紹介しましょう。

「結婚おめでとうございます。末永くお幸せにね!」
「結婚式おめでとう!またみんなでご飯に行こうね!」

などは、失敗しにくいメッセージと言えるでしょう。
また、ゲストカードを書くのは、結婚式が始まる前なので、

「結婚おめでとう!●●さんの花嫁姿を見るのが楽しみです!」

などでもOKです。新郎新婦の友達なら、

「結婚おめでとう!これからもイケメンの●●でいろよ!」
「結婚おめでとう!●●ちゃんならきっと素敵な奥さんになるんだろうね♡幸せな家庭を築いてください!」

などもOKです。

それでは、出席する結婚式が会社の同僚や先輩など、友達というほど距離が近いわけではない人の場合には、どんな風に書くのが良いのでしょうか?
祝福のメッセージにまとめることは言うまでもありませんが、言葉遣いをより丁寧にすることで、距離感を出すことができます。

例えば、

「御結婚おめでとうございます!お二人の門出を心よりお祝い申し上げます」
「ご結婚おめでとうございます。温かい家庭をお築きになられますようお祈りいたします!」

などは、一定の距離を保ちつつも、印象よく祝福のメッセージにまとめられているゲストカードの一例です。
ゲストカードに使う言葉遣いは、相手との関係によって決めると良いでしょう。

友達でも砕けすぎたり省略後の連発というのはマナー的にNGとなりますが、必ずしも敬語風に書かなければいけないというわけではありません。
仲良しなのによそよそしい書き方では、新郎新婦の側が距離を感じて寂しい気持ちにいなってしまうかもしれません。

逆に、会社の後輩からなれなれしい感じのゲストカードを受け取った新郎新婦は、失礼だと感じることもあるでしょう。
そうならないように、相手との距離感を上手く文体に表すことが、ゲストカードを書く際で注意したいポイントとなります。

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失敗しないための工夫!

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