
結婚式にはどんなハンカチがおすすめ?選び方を知りたい!
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ハンカチの選び方よりも大切なこと
結婚式で使うハンカチは、素材やデザインなどよりも大切なポイントがあります。
それは、シワクチャのものや、折れ線が付いたものは使わないということです。
どんなに清潔感のある白いハンカチでも、洗ってないように見えるシワクチャ感は、慶事には適していません。できれば、数日前ぐらいにシッカリと洗濯をして、パリッとアイロンをかけた状態で持参したいものです。
もしも洗濯をした時に小さなシミなどを見つけた場合には、必ず漂白をして染み抜きをしておきましょう。もしシミが落ちなかった場合には、残念ながらそのハンカチは結婚式には向いていませんから、新しいハンカチを購入することをおすすめします。
こんなハンカチはNG
結婚式には、NGと言われているハンカチがあります。
派手なハンカチについてはすでにご紹介しましたが、色以外でも気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。知らないと結婚式の場で恥をかくことになってしまうので注意しましょう。
まず、黒のハンカチはNGです。
フォーマルなシーンではブラックのスーツやドレスを着用する人は多いのですが、スーツに黒はOKでも、黒いハンカチは慶事にはふさわしくありません。
また、タオル素材のハンカチもNGです。
タオル素材は吸収性がバツグンに良いので、普段からタオル素材が大好きという人はたくさんいます。しかし、見た目がカジュアルすぎるため、真っ白のものを選んでも、残念ながらフォーマル感に欠けてしまいます。
ドレスアップしたフォーマル服と合わせても違和感が出てしまうので、タオル素材ではなくて、アイロンをかけてパリッとする素材のハンカチを選びたいものです。
ハンカチのサイズが大きすぎるものもNGです。
たとえそれが真っ白なハンカチでも、手ぬぐいのようなサイズはNGなので控えましょう。
ショップによっては、少し大きめサイズのハンカチを販売していますが、見た目がハンカチなら基本的にはOKなのですが、男性の場合には、たたんで胸のポケットなどに入りきらない場合には、そのハンカチは大きすぎるということになります。気を付けましょう。
もしも汗っかきでハンカチ1枚だけでは不安だから大きめものを持参したいという人は、大きなハンカチ1枚ではなく、普通サイズのハンカチを2枚持っていくのがマナーです。
ハンカチはポケットチーフとしても使える?
結婚式では、新郎も出席するゲストもスーツの胸ポケットにポケットチーフを入れることが多いものです。
このポケットチーフはハンカチと同じぐらいの大きさなので、ハンカチで代用できるのではないかと思う人が少なくありません。
しかし、ハンカチとポケットチーフは全く別の役割りをする小物なので、ポケットチーフをハンカチとして使うことはNGですし、ハンカチをポケットチーフとして使うのもNGです。
一般的に、ポケットチーフはファッションアイテムの一つとして使うものです。
素材は麻とかシルクなどが多く、それで手を拭いたり汗をぬぐうというものではありません。ポケットチーフを胸ポケットに入れたら、一日中ポケットチーフはポケットの中に同じ状態をキープするのが原則です。
一方、ハンカチはファッション目的というよりは実用的な目的で使うものです。そのため、素材には吸収性が高いコットン素材が多いわけです。
結婚式におすすめのハンカチなら、シルクや麻などの素材で作られたハンカチもありますが、それでも吸水性が良いことを前提に素材選びをする事が大切です。
ハンカチの素材には麻などもあり、これはハンカチとしてもポケットチーフの素材にもなっています。
この場合に限っては、麻のハンカチをポケットチーフとして使うことはOKとなります。
しかし、結婚式においては、ポケットチーフとして使っている麻のハンカチは、手や涙をふくために使うことはできないので、別にハンカチとして使うものを準備しなければいけません。
ハンカチの賢い選び方
結婚式で使うハンカチは、基本的にはアイロンがけがシッカリできる真っ白なものなら失敗することはありません。
そうした選択肢の中でも、少しでもオシャレ度が高いものが欲しいという場合には、フォーマルショップに足を運ぶのがおすすめです。
フォーマル系の衣装や小物などが販売されているショップでは、結婚式のような慶事に使える白いハンカチも多数ありますし、縁取りがストレートなデザインもあればシェル状になっているものなど、バリエーション豊かな選択肢から気に入ったものを選ぶことができるでしょう。
また、女性向けのハンカチなら、シルバーやゴールドで刺繍が施されている慶事向けのハンカチもあるので、フォーマルという枠組みの中でもオシャレを楽しむことができます。
女性の人は、泣いて涙をぬぐった時に、マスカラがハンカチについてしまう可能性があります。
そのため、ハンカチは少し多めに準備しておいた方が安心かもしれません。
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