
結婚式のお車代は渡したほうが良い?金額の目安は?
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こういう場合にはお車代は必要なし
基本的には、遠方から交通費や宿泊費を自己負担で手配してきてくれているゲストに対しては、お車代を渡すのがマナーです。しかし、新郎新婦の側で宿泊先を手配している場合や、飛行機や新幹線のチケットを新郎新婦が手配した場合などには、お車代を渡す必要はありません。その他にも、新郎新婦が貸し切りバスを借りてゲストに利用してもらった場合や、ハイヤーの手配をしたなど、交通費もしくは宿泊費の負担を新郎新婦がした場合に関しては、お車代は渡さないことが多くなります。
交通費と宿泊費、どちらも新郎と新婦が負担するべきなのかという点については意見が分かれるところです。遠方から足を運んでくれるゲストの中には、交通費だけではなくて日帰りができないから宿泊費もかかったというケースが少なくありません。もしも新郎新婦に経済的な余裕があるなら、交通費も宿泊費も負担して差し上げるのが心遣いなのでしょう。しかし、経済的に難しい場合には、交通費の負担のみ、宿泊費の負担のみでもマナー違反にはならないので安心してください。
親族間では、事前に話し合ってご祝儀とお車代とで相殺しましょう、と決めることもあります。お車代は出さないからご祝儀も受け取らない、とお互いに話し合っている場合には、結婚式の当日にお車代を渡す必要はないでしょう。
また、招待するゲストの中には、新郎新婦がお車代を渡してくれることを想定し、「必要ありません」と事前に断ってくれるケースはありますし、結婚式場で渡した場合でも断られるケースもあります。これは、ゲストからの配慮ということなので、あまりしつこく「どうしても受け取ってもらわないと困る」と食い下がるのではなく、お言葉に甘えてお渡しすることを控えるのが良いでしょう。
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