2024.3.4

結婚式のお車代は渡したほうが良い?金額の目安は?

結婚式のマナー
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結婚式に出席してくれるゲストの中には、遠方から新幹線や飛行機などの交通費をかけて足を運んでくれる人たちもいます。そうした遠方から出席してくれたゲストに対して新郎新婦から心遣いとして渡すものが、お車代と呼ばれるものです。お車代は出席してくれたゲスト全員に渡すものではなく、遠方から足を運んでくれたゲストと、主賓や乾杯の音頭をとってくれるゲストなどに渡すのが一般的です。

目次
  1. お車代は新郎新婦からの配慮
  2. お車代の金額の目安はどのぐらい?
  3. お車代の金額は多すぎず少なすぎず
  4. お車代は新札がベター
  5. こういう場合にはお車代は必要なし
  6. お車代を出したいけれど無理という時にはどうする?
  7. こういう場合にはお車代は絶対必要

お車代は新郎新婦からの配慮

お車代はもともと、結婚式に出席してくれたことに対する感謝の気持ちとして渡す心づけです。特に主賓や乾杯の音頭をとってくれたゲスト、また司会やスピーチなどを担当してくれたゲストなどは、こちらからお願いして足を運んでもらったわけですから、その感謝の気持ちとして渡すという位置づけとなります。

遠方から足を運んでくれたゲストは、飛行機代や新幹線など、かなりの費用をかけて出席してくれているわけですから、かかった費用の軽減という意味で渡すのが一般的です。

お車代の金額の目安はどのぐらい?

結婚式場に足を運ぶ際、交通費がいくらかかるかという点はそのゲストごとに異なります。遠方から足を運んでくれたゲストに対しては、交通費の半額から全額をお車代として渡すことがマナーとなりますが、具体的な金額はネットで調べることができるので、ゲストに直接、交通費にいくらかかったのかを聞く必要はありません。遠方から足を運ぶ際には、飛行機という手段と新幹線という手段など、複数の方法があるでしょう。交通手段によってかかった費用が異なる場合には、最も高い交通手段の半額から全額をお車代として渡すと良いでしょう。

お車代はかかった交通費の負担を軽減するという目的で渡すとともに、遠方から足を運んでくれた労力に対する感謝の気持ちを表すものなので、できればかかった交通費の半額ではなく、全額を渡したいところです。しかし、ゲストの数やかかった交通費の金額によっては全額負担は厳しいという懐事情もあるでしょう。そのため、最低でも半額は負担するように心がけましょう。

結婚式への出席をお願いした主賓とか、乾杯やスピーチをお願いしたゲストに対しては、感謝の気持ちということでお車代を渡します。この場合、金額の目安としては1万円~3万円程度となりますが、ゲストが支払った往復の交通費にいくらかをプラスして、きりの良い万単位で渡すのがマナーです。もしもそのゲストが結婚式場まで、普段使っている定期券で来たので交通費の負担はゼロという場合や、1000円程度しかかかっていないという場合でも、結婚式におけるお車代は1万円以下はNGです。1万円以下しかかかっていない場合でも渡す金額は1万円にしましょう。

お車代の金額は多すぎず少なすぎず

お車代には、いくつかのルールがあります。ルールを守らないことは相手に対して大変な失礼となってしまうので注意しましょう。まず1つ目のルールは、金額は多すぎても少なすぎてもNGという点です。基本的には1万円単位で渡したほうがマナー的には良いので、1万円~3万円の範囲でちょうど良い金額を決めることになります。その際には、少ないよりも多い方が失礼にならないだろうと考える人は多いですし、実際に少なすぎるよりは大目の方が失礼にならないわけですが、そのゲストからいただくご祝儀の金額よりもお車代の方が高くなってしまうことは避けましょう。もしもお車代の方がご祝儀よりも高くなってしまうと、ゲストに気を遣わせてしまうことになります。

2つ目のルールは、2万円という2で割り切れる偶数でもOKという点です。結婚式においては、2で割れる数字、つまり2とか4,6などはNGとされていますが、お車代に関しては2万でもOKです。

3つ目のルールは、同じようなロケーションから足を運んでくれたゲストに対しては、お車代の金額も公平にそろえるという点があります。後からゲスト同士でお車代の話題になった時、誰かが嫌な気持ちになってしまうという事態は避けましょう。例えば、大阪と京都から東京の結婚式場まで来てくれたゲストに対しては、同じ金額を渡すというのがマナーです。

お車代は新札がベター

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