2019.9.30

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結婚式のお車代は渡したほうが良い?金額の目安は?

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結婚お役立ち情報
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結婚式に出席してくれるゲストの中には、遠方から新幹線や飛行機などの交通費をかけて足を運んでくれる人たちもいます。そうした遠方から出席してくれたゲストに対して新郎新婦から心遣いとして渡すものが、お車代と呼ばれるものです。お車代は出席してくれたゲスト全員に渡すものではなく、遠方から足を運んでくれたゲストと、主賓や乾杯の音頭をとってくれるゲストなどに渡すのが一般的です。

お車代は新郎新婦からの配慮

お車代はもともと、結婚式に出席してくれたことに対する感謝の気持ちとして渡す心づけです。特に主賓や乾杯の音頭をとってくれたゲスト、また司会やスピーチなどを担当してくれたゲストなどは、こちらからお願いして足を運んでもらったわけですから、その感謝の気持ちとして渡すという位置づけとなります。

遠方から足を運んでくれたゲストは、飛行機代や新幹線など、かなりの費用をかけて出席してくれているわけですから、かかった費用の軽減という意味で渡すのが一般的です。

お車代の金額の目安はどのぐらい?

結婚式場に足を運ぶ際、交通費がいくらかかるかという点はそのゲストごとに異なります。遠方から足を運んでくれたゲストに対しては、交通費の半額から全額をお車代として渡すことがマナーとなりますが、具体的な金額はネットで調べることができるので、ゲストに直接、交通費にいくらかかったのかを聞く必要はありません。遠方から足を運ぶ際には、飛行機という手段と新幹線という手段など、複数の方法があるでしょう。交通手段によってかかった費用が異なる場合には、最も高い交通手段の半額から全額をお車代として渡すと良いでしょう。

お車代はかかった交通費の負担を軽減するという目的で渡すとともに、遠方から足を運んでくれた労力に対する感謝の気持ちを表すものなので、できればかかった交通費の半額ではなく、全額を渡したいところです。しかし、ゲストの数やかかった交通費の金額によっては全額負担は厳しいという懐事情もあるでしょう。そのため、最低でも半額は負担するように心がけましょう。

結婚式への出席をお願いした主賓とか、乾杯やスピーチをお願いしたゲストに対しては、感謝の気持ちということでお車代を渡します。この場合、金額の目安としては1万円~3万円程度となりますが、ゲストが支払った往復の交通費にいくらかをプラスして、きりの良い万単位で渡すのがマナーです。もしもそのゲストが結婚式場まで、普段使っている定期券で来たので交通費の負担はゼロという場合や、1000円程度しかかかっていないという場合でも、結婚式におけるお車代は1万円以下はNGです。1万円以下しかかかっていない場合でも渡す金額は1万円にしましょう。

お車代の金額は多すぎず少なすぎず

お車代には、いくつかのルールがあります。ルールを守らないことは相手に対して大変な失礼となってしまうので注意しましょう。まず1つ目のルールは、金額は多すぎても少なすぎてもNGという点です。基本的には1万円単位で渡したほうがマナー的には良いので、1万円~3万円の範囲でちょうど良い金額を決めることになります。その際には、少ないよりも多い方が失礼にならないだろうと考える人は多いですし、実際に少なすぎるよりは大目の方が失礼にならないわけですが、そのゲストからいただくご祝儀の金額よりもお車代の方が高くなってしまうことは避けましょう。もしもお車代の方がご祝儀よりも高くなってしまうと、ゲストに気を遣わせてしまうことになります。

2つ目のルールは、2万円という2で割り切れる偶数でもOKという点です。結婚式においては、2で割れる数字、つまり2とか4,6などはNGとされていますが、お車代に関しては2万でもOKです。

3つ目のルールは、同じようなロケーションから足を運んでくれたゲストに対しては、お車代の金額も公平にそろえるという点があります。後からゲスト同士でお車代の話題になった時、誰かが嫌な気持ちになってしまうという事態は避けましょう。例えば、大阪と京都から東京の結婚式場まで来てくれたゲストに対しては、同じ金額を渡すというのがマナーです。

お車代は新札がベター

結婚式のような慶事の際には、ゲストが持ってきてくれるご祝儀は新札がマナーと言われています。それと同様に、お車代に関しても新札としてお渡しするのがマナーです。慌てて直前に準備をしたために、銀行のATMからおろしてきたお金を封筒に急いで詰める、というのではなく、事前に誰にいくら渡すのかをリストアップした上で、十分な金額を新札で準備しておくことが必要です。

新札の紙幣は、銀行の窓口に行けば簡単に交換してくれますし、手数料などがかかることもありません。ATMを利用しても新札が出てくることはありますが、ATMの場合には必ずしも新札というわけではありませんから、確実に必要な枚数の1万円札を新札で手に入れるためには、銀行の窓口に足を運ぶのが確実です。

お車代として具体的にいくら必要になるのかという点は、結婚式への招待状を送る段階から予算の中に組み入れておく必要があります。結婚式にはお世話になった人や仲の良い友人などを招待したいものですが、遠方から足を運んでくれるゲストの数が多くなればなるほど、かかるお車代の金額も大きくなってしまいます。結婚式においては、他にいろいろな費用が掛かるため、お車代をウッカリ予算の中に入れるのを忘れてしまった、という事態も起こりやすいものです。遠方からのゲストが増えるとお車代もまとまった金額となってしまうため、そのために予算が不足してしまったということがないように、招待ゲストを決める段階でしっかりと予算を把握しておきたいものです。

また、結婚式の直前には新郎も新婦もとても忙しくなってしまうものです。銀行の窓口が空いている時間に、混雑している銀行に足を運ぶことは、時間的にかなりきついかもしれませんから、できれば何度も足を運ぶという足労は避けたいところでしょう。そのためには、銀行の窓口で新札紙幣を手に入れる場合には、少し多めに交換しておくのが安心です。

▽結婚式までに押さえておきたい流れとマナーはこちら

結婚式準備リスト|知っておきたい結婚式までの流れ

こういう場合にはお車代は必要なし

基本的には、遠方から交通費や宿泊費を自己負担で手配してきてくれているゲストに対しては、お車代を渡すのがマナーです。しかし、新郎新婦の側で宿泊先を手配している場合や、飛行機や新幹線のチケットを新郎新婦が手配した場合などには、お車代を渡す必要はありません。その他にも、新郎新婦が貸し切りバスを借りてゲストに利用してもらった場合や、ハイヤーの手配をしたなど、交通費もしくは宿泊費の負担を新郎新婦がした場合に関しては、お車代は渡さないことが多くなります。

交通費と宿泊費、どちらも新郎と新婦が負担するべきなのかという点については意見が分かれるところです。遠方から足を運んでくれるゲストの中には、交通費だけではなくて日帰りができないから宿泊費もかかったというケースが少なくありません。もしも新郎新婦に経済的な余裕があるなら、交通費も宿泊費も負担して差し上げるのが心遣いなのでしょう。しかし、経済的に難しい場合には、交通費の負担のみ、宿泊費の負担のみでもマナー違反にはならないので安心してください。

親族間では、事前に話し合ってご祝儀とお車代とで相殺しましょう、と決めることもあります。お車代は出さないからご祝儀も受け取らない、とお互いに話し合っている場合には、結婚式の当日にお車代を渡す必要はないでしょう。

また、招待するゲストの中には、新郎新婦がお車代を渡してくれることを想定し、「必要ありません」と事前に断ってくれるケースはありますし、結婚式場で渡した場合でも断られるケースもあります。これは、ゲストからの配慮ということなので、あまりしつこく「どうしても受け取ってもらわないと困る」と食い下がるのではなく、お言葉に甘えてお渡しすることを控えるのが良いでしょう。

▽ご祝儀の相場や内容についてはこちら

ご祝儀っていくら包めばいいの?意外とわからない結婚式のご祝儀の相場一覧

お車代を出したいけれど無理という時にはどうする?

新郎新婦の中には、結婚式にかかる費用を捻出するだけで精一杯で、招待するゲストへの感謝の気持ちはあってもお車代を渡すほど経済的な余裕がないという場合があります。この場合には、結婚式の招待状を送る段階で、ゲストに対して伝えるのが良いでしょう。招待状とは別に相手に電話をして説明するよりは、招待状に一言「お車代は出ませんけれど、それでも良かったらぜひ出席してください」と書き添えておけば、招待されたゲストはそうした条件でも良ければ出席してくれるでしょうし、交通費と宿泊費の両方を自己負担しなければいけないなら出席は難しいと判断することも可能です。後からトラブルにならないためには、事前にはっきりと相手に伝えておくことが大切です。

通常、お車代は飛行機代や新幹線にかかる正規の費用の半額~全額を計算します。しかし近年では、格安チケットなども増えているため、場合によっては新郎新婦の側で格安チケットを手配したほうが安く上がるというケースはあるでしょう。もしも、正規の費用でお車代を渡すのはキツいけれど格安チケットの手配なら何とかなるという場合には、お車代を渡す代わりに新郎新婦がチケットの手配をするという方法もアリですし、失礼には当たりません。お車代を現金で渡すのか、それともチケットという現物で渡すのかは、新郎と新婦が決めて良いのです。

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こういう場合にはお車代は絶対必要

どんなに経済的な事情があっても、どうしてもお車代を出さなければいけないという場合があります。それは、相手の結婚式に出席した時にお車代を受け取っている場合です。もしも友人が数年前に結婚し、その時にお車代を受け取ったという場合には、その友人が結婚式に出席してくれるのなら、同額をお車代として渡すのはマナーとなります。経済的に苦しくても、その辺はしっかりと捻出したいものです。

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