2019.9.19

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結婚式後のお礼状の書き方は?マナーや送る相手別例文

結婚式のマナー
farnyオフィシャルライター
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幸せな結婚式を終えた後には、大切なもう一仕事があります。それは、結婚式の最後の締めくくりともいえるお礼状を書くこと。

結婚することで、お互いの親戚や友人と新たに夫婦としてのお付き合いが始まります。夫婦として最初のステップとして、結婚式に出席してくれたゲストやお祝いをしてくれた人にお礼状を書きましょう。

結婚式お礼状の書き方

結婚をお祝いしてくれた人たちに送る結婚式のお礼状。始まりから宛先まで、パートごとに書き方を解説するので、結婚式のお礼状をどのように書くのかの疑問をクリアにしましょう。

結婚式お礼状は前文と主文、末文、後付で構成されます。書き出しにあたる前文から順に見ていきましょう。

お礼状①頭語(拝啓、謹啓など)

前文の最初に来るのが「頭語」です。「こんにちは」の挨拶を手紙らしく丁寧に書くとイメージするとわかりやすいでしょう。一般的には「拝啓」を使いますが、目上の人に対する改まった手紙の場合は「謹啓」を使います。

お礼状②時候の挨拶(季節を表す言葉)

文章の始まりは「時候の挨拶」です。季節の挨拶なので、寒さや暑さといったその季節を感じさせる言葉を使いましょう。「春の訪れを感じるように」「夏本番を迎え」「秋風が吹くころ」「寒さが身にしみる季節」など、四季を盛り込むとわかりやすいでしょう。

お礼状③相手を気遣う言葉

時候の挨拶に続く形で「いかがお過ごしでしょうか」「お健やかにご活躍のこととお喜び申し上げます」などと繋げましょう。「常々お心遣いをいただき心より御礼申し上げます」といった感謝の挨拶も良いですね。「秋の深まりを感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか」と時候の挨拶と一文にまとめたり、二文に分けたり、いろいろな書き方を考えてみましょう。

お礼状④お祝いへのお礼の言葉

前文に続いて、メインとなる主文を書いていきましょう。最初に、お祝いしていただいたことに対するお礼の言葉を綴りましょう。結婚式に出席してくれたお礼、結婚祝いをいただいたお礼など、送る相手に合わせてお礼を伝えます。その際に、スピーチや余興で協力してくれたゲストに対しては、そのことに対する感謝の言葉も書き添えましょう。

お礼状⑤内祝いの品を贈った事を伝える言葉

結婚式に招待できなかった人から結婚のお祝いをいただいた場合、内祝いを用意しますよね。内祝いより先に、お礼状で内祝いを贈ったことを伝えましょう。親戚などにお祝い金をいただいた場合には、その使い道いついて触れておくと喜ばれますよ。同様に、プレゼントの感想も伝えるようにしましょう。

お礼状⑥近況や抱負など

結婚式の後にすぐ新婚旅行に出発したのであれば、その報告や感想を伝えるのも良いですね。結婚を機に新居で新生活を始めた場合も、近況として伝えられるでしょう。そして、「ふたりで力を合わせて幸せな家庭を築いていきます」のように、これからどのような夫婦になりたいかといった抱負を綴ります。

お礼状⑦今後のお付き合いをお願いする言葉

主文の最後には、これから夫婦としてお付き合いをお願いする言葉で締めましょう。「これからも引き続きご指導よろしくお願いします」などは、といった目上の人に伝えたい言葉ですね。友人や職場の同僚といった距離の近い相手なら、「新居にもお立ち寄りください」なども良いでしょう。

お礼状⑧結びの挨拶

主文の後は、手紙の締めくくりである末文です。「末筆ながら」「最後になりましたが」などの言葉から始めて、結びの挨拶を述べましょう。「ご自愛くださいませ」といった健康を祈る挨拶や「ますますのご発展をお祈り申し上げます」などの活躍を祈る挨拶が一般的です。親しい仲であれば、形式にこだわるよりも、自分の言葉で自然で親しみやすい挨拶にしましょう。

お礼状⑨結語(敬具、敬白など)

「結語」は手紙の最後の挨拶です。手紙の冒頭に書いた頭語とセットで覚えておくと良いでしょう。頭語が「拝啓」の場合は「敬具」、「謹啓」の場合は「謹白」で締めます。この組み合わせで覚えておくと、お礼状を書く際に迷わなくて済みますよ。結語は行末から1字分ほど空けたところに書きます。行頭に書かないように気を付けましょう。

お礼状⑩日付

結語で末文を占めた後には後付が続きます。後付は手紙の情報のようなものだと考えてください。まずは、いつ書いたお礼状なのかという日付を入れます。「令和○年○月〇日」のように、年月日を記載しましょう。結婚という慶事なので「令和○年○月吉日」とするのも良いですね。

お礼状⑪住所

住所は書かなくても構いませんが、結婚して新居に引っ越している場合はお礼状でお知らせする方が良いでしょう。これまでと同じ住所だったとしても、結婚を機に引っ越したと思われているかもしれません。余裕があれば、住所も書いておく方が無難です。

お礼状⑫名前(夫婦の連名)

お礼状に記載する名前は夫婦の連名となります。その際、わかりやすいように旧姓を一緒に書いておきましょう。名前は、結語に揃える形で行末から1字空けます。行末1字分をきれいに空けられるように、バランスを考えて署名しましょう。

お礼状⑬宛先

宛先は夫婦の連名から改行して、行頭から書き始めましょう。フルネームで、その他の文字よりも少し大きめに書きます。夫婦に送る場合には連名で記載しましょう。宛先には、両名共に「様」の敬称を忘れないように気を付けてください。

▽お礼状の関連記事はこちら
【結婚内祝い】知っておきたい常識&マナー*お礼状からギフト選びまで

相手別お礼状の文例


お礼状は相手によって内容や書き方が少しずつ変わってきます。相手別のお礼状文例を紹介するので参考にしてみてください。お礼状の書き方④の「お祝いへのお礼の言葉」の文例です。

遠方から来てくれた人へのお礼状例文

「先日は、遠いところから私たちの結婚式にご参列いただきありがとうございました
日頃なかなか会えない○○さんが優しい笑顔で見守ってくれたので、緊張がほぐれ心強かったです」

遠方からの移動はなかなか大変なものです。その点にしっかり触れて、感謝の気持ちを伝えましょう。

会社の上司や先輩へのお礼状例文

「お忙しい中、挙式から披露宴までご参列いただいき、ありがとうございました
守るべき家族ができたということで、これまで以上に仕事に邁進する所存です」

時間を割いて出席してくれたことに対するお礼を述べると共に、これからも仕事に打ち込むということをしっかり伝えましょう。お祝いに対する感謝を、これからの仕事ぶりで返していくことも大切ですね。

友人へのお礼状例文

「先日は、忙しいなか結婚式に参列してくれて、本当にありがとうございました
私を昔から知っていてくれる○○ちゃんに祝ってもらえたこと、とても嬉しく思います
母も久しぶりに〇〇ちゃんに会えたと喜んでいました」

堅い言葉である必要はないので、自分の言葉で感謝の気持ちを伝えましょう。昔からの付き合いで親も知っている友人の場合は、親の言葉や反応も伝えたいですね。

親族へのお礼状例文

「当日は私ども二人のために結婚式に足を運んでいただき、ありがとうございました
久しぶりに○○おじさん、△△おばさんの元気なお姿を拝見し、とても嬉しかったです
これからもどうぞお体を大切に」

結婚式当日「おめでとう」の言葉を受ける親族としての参列は、新しく家と家のつながりができ、親せきが増えたと実感する場でもあるでしょう。時間を取って来ていただいたことへの感謝をしっかり述べましょう。

親へのお礼状例文

「結婚式の準備から当日まで、本当にあっという間でした
無事に終えることができていまはホッとしています
結婚式の間中、お父さんとお母さんの笑顔に勇気づけられました
お父さんとお母さんへの感謝の気持ちを忘れず、○○さんと力を合わせて新しい家庭を築いていきます
これから精一杯親孝行するつもりですので、今後もどうぞよろしくお願い致します」

親は結婚式の当事者の一人でもあります。結婚式準備期間も含めて、一緒に動いてくれたり相談に乗ってもらったりしたことへの感謝を改めて言葉で伝えましょう。

結婚式で役割をお願いした人へのお礼状例文

結婚式では、受付や余興など何らかの形で協力を仰いだ人もいるでしょう。そういった人へのお礼状には、お願いしたことへの感謝と感想を一言添えます。

祝辞をいただいた人へのお礼状例文

「先日はご多忙の中、私どもの結婚披露宴にご参列くださり、
また私どもにはもったいないお祝辞も頂戴しまして、ありがとうございました
家族も「素晴らしい上司に恵まれたね」と感激しておりました
未熟なふたりですが、○○様にいただいた言葉を胸に、お互いに協力し合い新しい人生を歩んでいく所存です」

祝辞は、結婚するふたりを思って文面を考えてくれた心温まる贈り物でもあります。そのことに対する感謝を述べる際には、自分たちや家族の感想を伝えたり、印象に残った言葉を引用したりして、祝辞が心に届いたことも伝えたいですね。

余興やスピーチをしてくれた人へのお礼状例文

「披露宴では素敵なお祝いムービーをどうもありがとう!
みんなからの心のこもったメッセージに感動して、思わず泣いてしまいました。
家族や親戚も「余興の動画がとても素敵だった」と大好評でした
お礼に今度、お食事に招待させてくださいね」

余興やスピーチに対しても、感謝の言葉だけでなくきちんと感想を伝えましょう。具体的なシーンや言葉をピックアップすることで、感動が伝わりやすくなりますよ。改めてお礼をする旨を伝えられると良いですね。

受付をしてくれた人へのお礼状例文

「先日は結婚式で受付を担当してくれて、ありがとうございました
丁寧な対応のおかげで受付がスムーズで、ゲストの皆さまにゆっくり楽しんでいただけました
○○さんに受付を頼んで本当に良かったです
結婚式では少ししか話せなかったので、今度ゆっくり食事でもしましょう」

ほぼ全員のゲストと顔を合わせる受付は、ご祝儀を預かる責任も重く、なかなかハードな役割です。受付を引き受けてくれたことへの感謝を、具体的なポイントを挙げて伝えましょう。

演出アイテムを手作りしてくれた人へのお礼状例文

「結婚式にとてもおしゃれなウエルカムボードを作っていただき、ありがとうございました
ウエルカムボードのおかげで、受付スペースがとても華やかな写真スポットになりました
今は、新居の玄関に結婚式の写真と一緒に飾ってあります
ぜひ今度遊びに来てくださいね」

手間と時間を掛けて作ってくれた手作りアイテムへのお礼は、結婚式においてどういった役割を果たしてくれたかを一言添えると喜ばれますよ。結婚式が終わった後にどうしているかも一緒に伝えましょう。

▽結婚式のお礼の関連記事はこちら
【結婚式のお礼マナー】誰にどれだけ渡せばいいの?誰もが気になる、お心付け&お返しの目安大全集!!

祝電やお祝いを頂いた人へのお礼状例文


結婚式に招待できなかった人から祝電やお祝いをいただくことがあります。その場合もお礼状で感謝の気持ちを伝えましょう。

祝電をいただいた人へのお礼状例文

「このたびは私たちの結婚式に心のこもった祝電を頂き、誠にありがとうございました
『いつも笑顔を忘れずに、ふたり仲良く頑張って』との○○さんのお言葉を胸に刻み、ふたりで明るい家庭を築きます」

お礼の言葉だけでなく、祝電の内容を引用したり印象に残ったフレーズを繰り返したりして、きちんと祝電が届いたことを伝えましょう。結婚式で語ったこの先の抱負も盛り込んで、夫婦としてのこれからについても伝えたいですね。

お祝いをいただいた人へのお礼状例文

「先日は私たちの結婚に際し、素敵なお祝いの品を頂戴し、誠にありがとうございました
○○さんから頂いた食器は、週末に夫婦で一緒に料理を作る際に使わせていただいています
夫婦の時間を作るために一緒に料理をするようになりましたが、○○さんからの贈り物は私たち夫婦の絆をさらに強固にしてくれます」

結婚祝いをいただいた場合は、いただいたプレゼントについて具体的に触れてお礼を伝えましょう。夫婦の新生活のことを考えて選んでくれたプレゼント、どのように使っているかを伝えると喜ばれますよ。お礼の文章から、内祝いを贈ったことを伝える文章に続けます。

お礼状を書くときの注意点

結婚式のお礼状を書くときには、いくつかの注意点があります。ポイントをしっかり押さえておきましょう。

お礼状を送るタイミング

結婚式に出席してくれたゲストに送る場合も、結婚式に出席していない人に祝電や結婚祝いをいただいた場合も、結婚式から1カ月以内を目安に送るようにしましょう。

ただし、祝電を頂いた人や、受付や余興など、結婚式において何かしらの役割をお願いした人には、早めにお礼状を出すのがマナーだとされています。その場合は結婚式から1週間以内を目安としましょう。

お礼状は封書で送る

結婚式のお礼状はハガキで送っても構いませんが、ハガキは略式のため封書で送るのがベターです。目上の人に送る場合は、封書にしましょう。ハガキで送る場合には、少し厚めのハガキで特別感を演出しましょう。友人にハガキで出す場合は、イラストの入ったハガキで華やかな雰囲気にするのも良いですね。

お礼状の便箋と封筒は白色のものを使う

改まったお礼状には、白色無地の便箋と封筒を使いましょう。封筒は、中が見えにくい二重になった封筒を選ぶのが良いですよ。便箋1枚で書き終わった場合、何も書いていない白紙の便箋を重ねて送ります。2枚目として白紙の便箋を送るので、折ったときに書いた手紙が内側になります。

お礼状は自筆で書く

お礼状は、できるだけ自筆で書くようにしましょう。数が多い、字に自信がないといった場合はパソコンで印刷しても良いですが、その場合も名前は必ず自筆で署名しましょう。

お礼状では自分の言葉で気持ちを伝える

手紙にはいくつかのルールやマナーがありますが、あまり堅苦しく考えすぎないようにしましょう。お礼状で大切なのは、感謝の気持ちを伝えることです。形式にこだわり過ぎるよりも、自分の言葉で素直な気持ちを伝えてください。

お礼状で感謝の気持ちを伝えよう

結婚式という一大イベントを終えて気が抜けてしまいがちですが、忘れずにお礼状で感謝の気持ちを伝えましょう。

結婚式に出席してくれたりお祝いしてくれたりする仲の人たちとは、これからも長くお付き合いすることになります。お互いの友人や会社の人など、夫婦になることでつながった縁もあります。今後のお付き合いのためにも、結婚式後のフォローのためにも、お礼状で素直な気持ちを伝えましょう。

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