2022.7.8

結婚式で友人スピーチを任された!慌てないためのダンドリとは

結婚式のマナー
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結婚式の友人スピーチはどのタイミングで行われるの?

スピーチで少しでも緊張を抑えるためには、結婚式当日の大まかな流れを把握しておくことが大切です。スピーチに呼ばれるタイミングがだいたいでも分かっていれば、心の準備もしやすくなるでしょう。実際、当日はいろいろなプログラムのもと結婚式は進行していきますが、どの結婚式でもその流れはパターン化されている傾向にあるので、その順番とかかる時間をここで一度確認しておくことをおすすめします。

ゲストの入場

結婚式が終わると、披露宴が行われる会場に場所を移ることになります。結婚式場の構造や参加人数などによって変わるかもしれませんが、全員が席に着くまではおよそ10分かかると見ておいたほうがいいでしょう。

新郎新婦の入場

出席者がひと通り席に着いたら、はじめに行われるのは新郎新婦の入場です。招待した人たちに晴れ姿を見てもらう意味でも、通常はBGMに合わせてゆっくり歩きながら入場するので5分〜10分程度の時間がかかることを頭に入れておきましょう。

開宴の辞

開宴の辞新郎新婦が席に着いたら、次に行われるのが開宴の挨拶です。司会者が披露宴の開会を宣言したのち、自身の簡単な自己紹介と挨拶を約5分程度かけて行うのが一般的となっています。

新郎新婦の紹介、ウェルカムスピーチ

開会が宣言されたら、新郎新婦の紹介に移ります。司会者、もしくは仲人の手によって新郎新婦の生い立ちや馴れ初めなどが紹介されるのが一般的でしょう。新郎新婦の幼い頃の写真や二人のプライベートショットをスライドショーで振り返りながら約5分間かけて行われますが、場合によっては新郎のウェルカムスピーチが組まれていることもあるためもう少し時間がかかることがあるかもしれません。

主賓のあいさつ

新郎新婦の紹介が終わったあとは、主賓のあいさつが行われます。一般的な流れとしては、新郎側の主賓、新婦側の主賓の順で進められます。二人の主賓が入れ替わりにあいさつするため、10分程度の時間はかかると思っておいたほうがいいでしょう。主賓に選ばれた人は立場的にも責任を感じながら喋るため、いろいろな話題を盛り込みながらあいさつすることもあります。時間が伸びてしまっているようなときは、自分の出番に備えて心の中でスピーチをおさらいするのもいいでしょう。

乾杯

主賓のあいさつのあとは、乾杯です。乾杯は通常、来賓の誰かがひと言あいさつを述べたのちに行われます。乾杯の音頭をとるまではおよそ5分程度の時間がかかることを予想しておきましょう。

歓談・食事

乾杯まで済めば、しばし歓談の時間となります。食事をとりながら出席者と会話を楽しむ時間がおよそ15分間設けられています。少しインターバルが生まれるため、その時間を利用して原稿の確認などをするといいでしょう。

ウェディングケーキ入刀

歓談の時間がひと通り経過すると、次に行われるのはウェディングケーキの入刀です。BGMに合わせて新郎新婦がケーキをカットしますが、お互いにケーキを食べさせ合うファーストバイトという演出も加えられるのが主流になってきました。また、写真撮影をする時間も設けられるため、時間を長めにとっていることが多いです。10分程度の時間がかかることをあらかじめ踏まえておきましょう。

歓談・食事

ウェディングケーキ入刀が終わった後は、またしばらく歓談タイムに移ります。この時間がスピーチの確認ができる最後の時間になることが多いので、しっかりシミュレーションしておくようにしましょう。ただし、新郎新婦の両親がお酌をしに各テーブルを回ってくることもあるので、あまり自分のことばかりに気をとられないようにしておかなければなりません。

お色直し

お色直しは2回目の歓談の途中で行われることがほとんどです。このタイミングで新婦は中座しますが、お色直しにかかる時間はどのような衣装を着るかによってさまざまです。長いときには30分程度かかることもあるため、余裕を持って確認作業をするようにしましょう。また、お手洗いや化粧直しはこの間に済ませておくことが大切です。

新郎新婦再入場・キャンドルサービス

お色直しが済み次第、新郎新婦が再入場してきます。このとき、キャンドルサービスが行われることがあるため、1度目の入場よりも多くの時間がかかることが予想されます。写真撮影も同時に行われるため、10分程度の時間は読んでおいたほうがいいでしょう。参加人数が多く、たくさんの箇所を回らなければならない場合はこの限りではありません。20分以上かかることも想定しながらスピーチに備えるようにしましょう。

ゲストのスピーチ・余興

ここまでのプログラムを消化したら、ついにスピーチの本番です。披露宴によって余興とスピーチの行われる順番は前後しますが、だいたい余興の前にスピーチが行われることが多いでため、早めに準備しておくようにしましょう。何組かの人たちが入れ替わりで披露することになりますが、人組当たりの平均時間はおよそ5分となっています。もし、順番が後ろのほうである場合はそのことを踏まえて自分の出番がどれくらいでくるのかを計算しておきましょう。

祝電披露

祝電披露は新郎新婦が誰のメッセージを読み上げるのかを選ぶため正確な時間は定まっていませんが、そこまで長い時間がかかることはありません。5分程度で済むことがほとんどですが、祝電の内容によってはもう少しかかることもあるでしょう。

両親への手紙・記念品贈呈

祝電披露後は、新婦が両親に向けて手紙を読む定番の演出が待っています。記念品や花束の贈呈も行うことになるため、大抵10分程度の時間はかかります。

両家謝辞

記念品の贈呈が終わったら、両家が参加者に向け謝辞を述べます。参列してくれたことに対する感謝と、これから始まる新しい生活に向け励んでいく誓いを約5分間かけて行います。

閉宴の辞、新郎新婦退場

謝辞を述べたあと、披露宴の閉会が告げられ新郎新婦は退場していきます。退場後は、当日の映像をスクリーンに流して結婚式を振り返りながらエンディングを迎えるのが主流となっています。

ゲストのお見送り

退場後、新郎新婦は出口付近でゲストを見送ります。一人一人声をかけながら見送るため30分程度の時間がかかります。

スピーチが行われるのは披露宴開始の2時間後が目安

披露宴にかかる時間はおよそ2時間30分〜3時間となっており、スピーチが組み込まれているのは、だいたい開始2時間後が目安となっています。ただし、ここで紹介したのはあくまでも例です。後半のプログラムが前後する可能性は低いですが、スピーチの順番はこの例の限りではありません。今回はお色直しの後にくることを想定しましたが、新郎新婦が中座する前にスピーチが組み込まれていることもあります。また、祝電披露はお色直しの最中に読み上げられることもありますが、そうなればもう少し順番が遅くなる可能性も考えられます。不安であれば当日のプログラムをあらかじめ聞いておいたほうがいいかもしれません。

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結婚式スピーチにはどんな準備が必要なの?

結婚式のスピーチを成功するためには、入念な準備が必要になります。もしスピーチを引き受けたのであれば、全力で期待に応えなければなりません。下準備もしないまま本番を迎えるようなことは絶対に避けましょう。とはいえ、どのような準備をするのが効果的なのかわからないという人もいるのではないでしょうか。そういう人たちに向けて、ここでスピーチを成功させるために有効な準備方法をいくつか紹介していきます。

スピーチ原稿を考える

まずはスピーチの原稿を考えるところから始めましょう。スピーチを成功させるうえで重要なのは、いかに内容を上手に組み立てるかということです。どれだけ面白いエピソードも、流れに沿って話すことができなければ聞き手を楽しませることはできません。また、スピーチは難しいと考える人も多くいますが、「導入〜エピソード〜結びの言葉」という3段階の流れを意識すればそれなりのスピーチを構成できます。これらを意識して原稿を考えることが、スピーチを成功させる第一歩となるでしょう。

もう一つ心がけておかなければならないのが、忌み言葉や重ね言葉を使わないということです。結婚式はお祝いの場なので、縁起の悪い言葉は絶対に避けなければなりません。「別れる」「離れる」「失う」「絶える」という言葉はもちろん、「またまた」「繰り返し」「返す返す」「重ね重ね」「次々」などの言葉にも気をつけながら原稿を考えるようにしましょう。忌み言葉はもちろん、重ね言葉は再婚を連想させてしまいます。結婚式は一度きりであることを多くの人が望んでいるため、マナーにはしっかり配慮したうえで原稿を考えましょう。

場の空気を乱すような話題も排除しなければなりません。下ネタや暴露話、過去の恋愛を持ち出してスピーチをするのは、たとえどれだけ盛り上がろうと結婚式の場では不適切です。また、政治や宗教、収入や学歴などデリケートな部分に触れるのも好ましくありません。エピソードをひと通り書き出したときにこのような話題が見つかった場合は、真っ先に除外するように心掛けましょう。

声に出して時間内に読めるように練習する

完成した原稿は、実際に声に出して読んでみることが大切です。読みにくい部分や意味がわかりにくい部分が見つかってくることもあるので、原稿が出来上がったあとは目で見て確認するだけでなく、声に出して読み上げながら確認しましょう。また、スピーチは時間を守ることも意識しなければなりません。声に出して読んでいると、想像以上に長くなっていることがわかることもあります。そのようなときは、削れる箇所を探して短くまとめるようにしましょう。

どうしてもうまく話せない人は、手紙を読んでもOK

うまく話せない人におすすめなのが、手紙方式でスピーチをすることです。準備した原稿をそのまま読み上げるので少し味気なくなるのではと心配する人も多いですが、語りかけるような文章を構成すればそのような印象は薄まります。失敗を最小限に抑えるようにするには、できないことに無理して挑むよりも、最初から確実な方法を選択しておくほうが賢明なのかもしれません。

語りかけるような文章を考えるときは、あまり砕けすぎた口調にならないように注意しましょう。披露宴にはいろいろな人たちが出席しています。普段、友人として接しているときはフランクに話し合っていたとしても、スピーチの場で同じように話してかけていると周りで聞いている人が入り込めなくなってしまう可能性もあります。それに、披露宴はフォーマルな場でもあるので、あまり砕けた語り口調は会場の雰囲気にマッチしません。あまり砕けすぎず、かといって畏まりすぎることのない適度な原稿を作ることを意識しましょう。

当日持参するために清書する

当日、結婚式場に原稿を持っていくときはきちんと清書されたものを持っていくようにしましょう。本番になっていざ原稿を目にしたとき、読めない箇所があっては原稿の意味がありません。原稿は失敗を防ぐための大切なアイテムなので、きちんと清書することを忘れないようにしましょう。

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