新郎父の結婚式の役割は？挨拶回りやスピーチは何を話す？新郎新婦が両親へ挨拶に行く時のマナーについても

新郎父の挨拶の例

挨拶には様々なパターンがあります。感動エピソード、笑いありのエピソード、ユーモアがある、または身内だけの場合などです。感動させるエピソードは、息子である新郎との思い出を盛り込むことでゲストの感動を誘うことができます。

例えば、「昔は反抗期で沢山衝突してきたけど、結婚を決める時の顔や今の心持は立派な男になった」や、「無口で言葉足らずなところもあるが、今日は花嫁をリードする立派な花婿姿を見て、これから2人が描く未来を見守るのが楽しみだ」等があります。

笑いありは、非常に難しい構成になりますが、ウケると場がとても和みます。短い内容かつ面白味があると締めとしてはばっちりです。ここは新郎父のセンスが光ります。また、ゲストが身内だけの場合は、両親にとってもこれから先、関係が続く方々にあたるため、短くても丁寧な挨拶を心掛けます。

新郎父へ挨拶をお願いするときの訪問マナーは大切

とはいえ、挨拶をお願いするのは新郎新婦です。特に、顔合わせなどがまだの場合や、初顔合わせにて挨拶をお願いする場合はいくら親であってもきちんとマナーを守る必要があります。

ましてや、相手の親にお願いするときはもっと慎重にならないといけません。親への挨拶は、第一印象を決める重要な場であるためです。

▽新郎父の挨拶についてはこちら

新郎新婦の門出に良いスピーチで締めくくりたい！新郎父の挨拶とは

どのタイミング、どこで挨拶をするのがベストなのか

プロポーズなど、お互いに結婚の意思が固まってから1ヶ月前後に挨拶をしたというカップルが比較的多いです。基本は男性が先に女性の両親に会うのが通例ですが、家の距離や様々な事情を考慮し、どちらが正しい、というルールはありません。ただ、結婚式の準備や、これからの生活などについて整理するためにも、なるべく早く挨拶に伺うのが無難です。

実家が遠方にある場合は電話やメールなどを利用して日時を調整します。また、既に一度会ったことがある場合でも、改めて結婚をするという事を伝えるため、きちんと挨拶に伺いましょう。

結婚挨拶をどこでしたらいいのか迷う場合もありますが、一番シンプルでスムーズに事が進むのは実家です。早朝や夜はバタバタするため迷惑ですし、食事の時間と被らせると1人分多く準備したりとかえって気を遣わせてしまいます。

そこで、午後2時頃から1時間程度、長くても夕方には解散できる程度の時間をとってもらいます。もしも食事を一緒にと、相手親からお誘いがあればお断わりせず受け入れるのが無難です。

また、実家以外では近くの飲食店などで顔合わせをする人もいます。この時押さえておきたいポイントは、分かりやすく交通アクセスも良い所です。また、結婚挨拶の場としてふさわしくないファミレスや居酒屋などは、相手親からの提案がない限りなるべく避けるべきです。

多くのカップルが選ぶ、結婚挨拶の場は料亭やホテルのレストラン、または個室のあるお店です。ホテルは駅近くやアクセスが整っていることが多く、タクシーで行くこととなっても説明しやすいです。また、コース料理が出るお店だと丁度いい頃合いで食後のデザートが来るので、お互い気を遣わず解散することもできます。

また、相手親がこういった格式高い場所をあまり好まない場合は、個室のあるお店でも構いません。どういった雰囲気を相手親が好むのかをしっかりパートナーと話合い、遅くても1週間前には連絡しておくようにしましょう。訪問着などの準備が必要な場合は、もっと早く伝えた方がスムーズです。