
マナーを知れば結婚式の料理はより美味しくなる!フレンチマナー完全版*
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デセール(デザート)のマナー
メイン料理が終わったらデセール(デザート)です。テーブルの上は、デザート用のカトラリーとグラス以外はすべて片付けられます。前述したように、パンが食べかけでもこのタイミングで片付けられます。
デザート用のスプーンとフォーク、ナイフが用意されているので、必要なものを使いましょう。
ミルフィーユなど高さのあるものは、倒してからいただいてOKです。シュークリームなどはフォークとナイフを使うと食べやすくなります。
また、デザートとともに、コーヒーや紅茶などのドリンク(ボワッソン)が用意されます。一緒にプチフールと呼ばれる小さなお菓子が付くこともあります。小菓子は手でつまんでいただいても構いません。
コーヒーはソーサー(受け皿)を持たずにいただきますが、紅茶は持ってもOKです。カップの持ち手が左側になっている時には、お皿の上で回転させて右側にくるようにすると良いです。
砂糖は一旦スプーンにのせ、沈めるように静かに入れるとコーヒーが飛び散る心配がありません。使い終わったスプーンはカップの向こう側に置きます。
こんな時のマナーは?
トイレは事前に済ませておいても途中で行きたくなることがあります。その場合は、新郎新婦が中座している時に、できれば一皿食べ終わってから行きましょう。
基本的にトイレはいつ行っても良いのですが、絶対に避けたいのは、主賓の挨拶や乾杯、新郎新婦がスピーチしているような時です。
また、誰かがスビーチしている時や余興の間は、食事中でも一旦ナイフとフォークをおいて耳を傾けるようにしましょう。前後の拍手も忘れないようにして、場の雰囲気を壊さないことが大切です。
▽料理を提供する側のマナーについてはこちら