2017.7.18

赤口(しゃっこう)って?赤口に結婚式を挙げても大丈夫?

結婚式・基礎知識
farny
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  • 結婚式を挙げたい日が赤口だった!
  • 結婚式を挙げたい式場が赤口しか空いてない……

結婚式の準備をしているとこんなことも起こるはず。そして同時に「そもそも赤口ってなに?悪い日?」という疑問も浮かんだのではないでしょうか?

赤口とは六曜のなかでも仏滅の次にお日柄が悪いとされており、血や火災を連想させるとしてお祝い事には敬遠されるお日柄です。仏滅と同じくらい結婚式には不向き。詳しく説明します。

赤口(しゃっこう)ってなに?六曜の中でもよくわからないお日柄ですよね

結婚式,赤口

六曜のなかでも、あまり知られていない赤口(しゃっこう)。正直、よくわからないお日柄ですよね。赤口についてを解説します。

赤口は仏滅の次に縁起が悪い日

赤い口と書いて赤口(しゃっ・こう せき・ぐち)と読みます。

六曜は

大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅

の6つ。

このなかで赤口は仏滅の次に縁起が悪い日とされています。

六曜の意味について詳しくはこちらで>>六輝(ろっき)の意味とは*それぞれの読み方や結婚式の人気お日柄かいせつ!!

赤口の意味と由来

赤口は、

  • 新しいことを始めるには障害が多い
  • 正午だけは吉
  • 朝夕は凶
  • 慶事を行うことは大凶

だとされています。

正午とは午の刻(午前11時~午後1時)の間を指します。

お祝い事を行うには大凶ということもあり、結婚式のお日柄としては散々です……。

赤口の由来

赤口は別名「赤舌日(しゃくぜつにち)」と言われ、赤舌は陰陽道の赤舌神に由来します。

赤舌神は陰陽道の太歳神の番神で西門を守るとされていました。赤舌神に仕える6つの鬼が順に西門を守っていて、中でも最も凶悪だったのが3番目の羅刹神でした。その羅刹神が西門の守衛に当たる日を赤舌日と呼んで、トラブルなどが起きないよう身構え、恐れていたことが赤口の由来となっているそうです。

また、赤という字から火や血を連想し、火事や刃物に気を付けるべきだとされています。

赤口に結婚式を挙げてもいい?

結婚式,赤口

それでは本題。赤口に結婚式を挙げてもいいのでしょうか?それはふたりが六曜を信じるか信じないかによります。

六曜を信じている場合・よくわからない場合:赤口に結婚式を挙げることは控えるべき

残念ながら赤口に結婚式を挙げるのは控えるべきでしょう。物事の始まりや慶事にトラブルがあってはいけないということから、慶事には赤口を避けます。

また、披露宴にはキャンドルサービスやケーキカットがあるため、まさに火と刃物を使うために赤口の結婚式は避けるべきともいえます。

ちなみに、六曜についてきっぱりと「信じていない」といえない場合も赤口は避けるべきです。

というのも、結婚式後になにかあるたびに「赤口に結婚式を挙げたりするから……」と周囲からいわれる可能性があるからです。そんなときに強い意志を持って、「六曜は関係ない」と言えないようであれば精神的に参ってしまいます。六曜についてきっぱりと否定できないようであれば赤口に結婚式を挙げるのは避けましょう。

結婚式にふさわしいお日柄

  1. 大安
  2. 友引
  3. 先勝

結婚式にふさわしいお日柄は、よい順にこちらの3つ。大安は終日が吉とされ、友引は祝い事をする日として向いています。先勝は、午前中に式を始めれば吉とされています。

赤口の結婚式は避け、これらの日程で都合の良い日取りを結婚式の日としましょう。

ちなみに、結婚式の挨拶の中で「本日はお日柄もよく…」というセリフがよく使われますが、ここで言う「お日柄もよく…」の意味は、六曜などにおけるその日の吉凶を示しています。お日柄がよい日とは、六曜における「大安」、「友引」、「先勝」を指します。決して天候のことを指して言っているわけではありません。

六曜の意味・お日柄

■友引(ともびき)

「友を引く」という意味で、勝負事では引き分けになる「共引き」とされています。朝晩は吉、昼は凶とされています。終日よいイメージのある友引ですが、正午は物事をするのによくない時間であるようです。友引に葬儀を営むと故人が友を呼び寄せるとして、この日の葬儀を避ける傾向があります。

■大安(たいあん)

「大いに安し」という意味で吉日であり、万事進んでよしとされています。結婚式に最もふさわしい日として好まれています。

■先勝(せんしょう、さきがち)

「先んずれば勝ち」という意味を持ち、午前は吉、午後は凶、急ぐことが吉とされています。

■先負(せんぷ、さきまけ)

「先んずれば負ける」という意味で、できるだけこの日は平静を守って吉とされています。時間帯では午前は凶、午後は吉とされ、「先んずれば負け」の意味の通り、急用や勝負事などは避けるほうがよいとされています。

■仏滅(ぶつめつ)

「仏が滅するような悪日」とされています。かつては「空亡」「虚亡」という名称でした。

■赤口(しゃっこう、せきぐち)

正午頃のみ吉で、それ以外は凶とされています。特に祝い事には大凶とされています。

六曜を信じない場合:赤口に結婚式を挙げるべき

結婚式,赤口

六曜を信じていない人なら、赤口に結婚式を挙げることはメリットがあります。

1つ目は、仏滅と同様に式場の予約が取りやすくなること。

2つ目は費用面での割引やサービスが受けられること。

大安や友引、先勝から予約が埋まるために仏滅や赤口といった日は会場が空いていることが多くなっています。そのため、式場では会場使用料を下げたり、引き出物の料金の割引をしたりと、赤口でも利用客を獲得しようと様々な特典を付けてくれる傾向があります。また、値下げなどの交渉もしやすくなるため、赤口は費用面で非常にメリットの多い日柄です。

赤口に結婚式を挙げたい!両親や親戚を納得させる理由は?

赤口に結婚式を行うと決めたけれど、もし両親や親戚が反対していたら、どのように納得させたらよいのでしょうか?それにはまず六曜が迷信であり、仏教との関係性もないことを知っておく必要があります。

六曜の由来

六曜は、鎌倉時代の末頃に中国から伝わってきたとされています。当時は現在の一週間と同様に、曜日のようなものでした。

それが江戸時代になると次第に日によって吉凶を表すものへと移り変わってきたとされています。

しかし吉凶などの占いの要素がある六曜に民衆の行動などが大きな影響を受けることを恐れ、明治時代に入ってからは政府が吉凶付きの暦注を禁止したことがあります。それでもなお民間に広く浸透しました。冠婚葬祭や家を建てるとき、また、宝くじを買うときなどにおいて現在でも六曜を気にしている人は少なくありません。

つまり六曜は、占いのようなもので根拠は不明。仏教との関連もなく、明治政府も禁止にしようとしたほどの迷信です。両親を説得する場合にはこのことを知っておきましょう。

赤口に結婚式を挙げる場合の説得理由5つ

■1、記念日であることを伝える

結婚式の日取りが、新婦の誕生日やプロポーズ記念日、交際記念日、または11月22日(いい夫婦の日)などの特別な意味のある日であり、その日が偶然にも赤口であったのであれば、正直にそのことを伝えてみましょう。ふたりがどうしてもこの日がよいとする気持ちを一生懸命に伝えることが大切です。

■2、六曜を信じていないことを伝える

ふたりが六曜にとらわれたくないことを伝えましょう。彼だけでなく、彼のご家族も六曜を気にしていないことを伝えれば、あなたの両親を納得させることができるはずです。

■3、六曜は迷信であり赤口に結婚式を挙げても幸せな夫婦は大勢いることを伝える

赤口に結婚しても幸せな夫婦は大勢いることを伝えましょう。大安に結婚式を挙げても離婚するカップルはいるし、赤口や仏滅に結婚式を挙げてもずっと幸せなカップルもいる。そもそも六曜はただの迷信で、仏教ともなんら関係がない、ということを伝えましょう。

■4、結婚式は赤口でも入籍日は大安にする

どうしても両親が六曜を信じてゆずらないというのであれば、入籍日を大安にすると伝えましょう。結婚式は赤口だけれど入籍日は大安にする、ということであれば六曜を信じる両親は納得するはずです。

■5、結婚式の費用はふたりでまかなうから好きにさせてもらえるように頼む

結婚式の費用はふたりで支払うことを伝えてみましょう。両親から結婚式費用を援助してもらう人も多いですが、その分両親の意見が強くなりがち。費用はすべてふたりでまかなうと伝えれば、結婚式の日取りについてもふたりの自由度が増すはず。

 

様々な理由を添えてみましょう。それでも難しいのであれば、どうしたら許してもらえるのか逆に質問してみましょう。最終的には、ふたりの揺るがない決意を穏やかに示すことが大切です。

赤口に結婚式を挙げることはできる!周囲への説得を欠かさずに

赤口に結婚式を挙げても、ふたりの今後の幸せには影響しません。ふたりが六曜に影響を受けないと決意をすることが大切です。

少しでも気になるのであれば、赤口などのお日柄のよくない日は避けたほうが無難です。なぜならば、結婚後にちょっとしたトラブルが起きただけでも「赤口に結婚したから」とお日柄が原因であるかのように捉えてしまったり、周囲からも同様に言われてしまって一層傷ついてしまったりする可能性があるためです。

何があってもふたりの幸せは六曜に左右されるものではないという強い気持があれば、赤口でも仏滅でも六曜によってふたりの幸せが揺らぐものではありませんよ。