顔合わせの釣書を作成するときの注意点とマナーを解説
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釣書は両家で作成スタイルを合わせるのがマナー
釣書を両家で交換する場合は、作成スタイルをそろえておくのがマナーです。釣書といえば、手書きかつ毛筆で書かれたものをイメージする人が多いでしょう。しかし、必ずしも毛筆かつ手書きである必要はありません。
今は、パソコンで作成し、プリントアウトして持参する人も多くいます。これだけデジタル化が進んでいるのですから、釣書も新しいスタイルが取り入れられるのも自然なことでしょう。
ただし、顔合わせでも格式が高い場所で行われるのなら、毛筆で手書きされた釣書のほうがしっくりきます。年配者が多く参加する場合や、格式を重んじる考え方をするのなら、従来どおりの方式に従うのもよいでしょう。
両家で釣書の作成スタイルまで打ち合わせをしていない、といった場合も従来どおりの形式に合わせたほうがベターです。
それでも若い新郎新婦にとって、毛筆で手書き作成となると、ハードルが高すぎると感じることもあるでしょう。やはり、聞きづらくても釣書の作成スタイルを確認しておくことがおすすめです。相談という形を取りながらも、今はパソコンで作成するのが一般的になっていると話せば、両親たちも納得してくれるはずです。
実際に、パソコンで作成すると途中で保存できたり訂正が簡単にできたりなど、メリットがたくさんあります。手書きで作成したものと比較して、特に味わいはありませんが、効率よく作成できるメリット考えれば仕方ありません。
釣書は縦書きで作成して封筒に入れる
釣書は、縦書きで作成するのが主流です。手書きとパソコンのいずれの方法で作成するにしても縦書きのフォーマットを利用しましょう。適度に行間を開けて、バランスよく文字が配置されるように整えてください。効率よく作成できるという意味でも、パソコンで作成するほうが便利です。
手書きで作成する場合、縦書文書に慣れていない人は特に書き損じしやすいので、最初にお手本を作成しておくと役立ちます。お手本を参考にして丁寧に時間をかけて仕上げれば、うまくいくでしょう。書き終わったら、最初に書いた部分が一番上に重なるように三つ折りにして、無地の白封筒に入れてください。取り出したときに最初に開く部分が読み始めとなるよう、折りたたむ順番に気をつけましょう。表書きをしたり封をしたりする必要はありません。
マナーや、ルールも忘れずに◎