
結婚には仲人は必要?どんな役割があるの?媒酌人との違いは?
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お見合い結婚などではよく耳にする「仲人」は、新郎と新婦の二人を結び付けてくれた重要な立場にある人物のことを指します。お見合い結婚なら、仲人が両家を結び付けてくれるので、結婚が決まった時には誰が仲人なのか明白です。しかし恋愛結婚の場合には、男女が日常生活の中で出会って結婚までたどり着くので、仲人というものが存在しないことが少なくありません。
結婚式を行う場合には、仲人はどうしても必要なものなのでしょうか?また、仲人と媒酌人に違いはあるのでしょうか?
ここでは、結婚における仲人について、知っておきたいポイントをご紹介しましょう。
- 目次
挙式をするなら仲人が必要
結婚する新郎新婦でも、結婚式をあげない場合には特に仲人を決める必要はありません。しかし挙式をあげる場合には、仲人という立場の人が必要になりますし、結婚式では仲人の出番があちこちにあるので、誰かに仲人の役割りを依頼する必要があります。
仲人を誰にお願いするかという点ですが、一般的には二人に関係が深い人物を選びますが、自分たちよりも年齢が上で、夫婦で出席してくれる人を選びましょう。例え新郎新婦の出会いのきっかけが友人夫婦だった場合でも、仲人は年齢が上の人に依頼するのが一般的です。
具体的には、新郎の職場の上司とか、学生時代にお世話になった恩師などが選ばれることが多いのですが、新郎新婦のどちらかに関係がある人物なら誰でもOKです。
また、基本的に仲人の役割りは夫婦でなってもらうことになるため、できれば夫婦円満なカップルに依頼するのが得策です。仲良くない夫婦へ依頼すると、物事がスムーズに進まなかったり、結婚式の雰囲気が険悪になってしまうような事態にもなりかねませんので、注意してください。
結婚相談所でパートナーと知り合ったという人は、二人を結び付けた結婚相談所のスタッフへ仲人を依頼するという方法もアリですし、快く引き受けてくれることが多いでしょう。
▽仲人のいる結納についてはこちら
仲人と媒酌人はどう違う?
仲人と媒酌人は、役割が異なります。仲人というのは、両家の間を取り持つ役割をしていて、「親も同然」と言われるように、結納から挙式、そして結婚式の後まで新郎新婦のお世話をしてくれる、いわば頼れる存在です。
一方、媒酌人というのは結婚式における立会人のことで、二人が結婚したという事実をゲストに報告するという役割があります。一般的には、媒酌人は結婚披露宴で最初に挨拶をするゲストに依頼するもので、媒酌人が乾杯の音頭をとることになります。
メリット、デメリットも