2022.7.7

入籍に必要な書類は2つ!戸籍謄本が必要なケースとその取り寄せ方

入籍手続き
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入籍時に必要な書類は婚姻届と戸籍謄本の2つのみ!

入籍時(婚姻届の提出時)に必要な書類は、「婚姻届」と「戸籍謄(抄)本」の2つのみと、意外と少ないですよね。この2つの書類に関して、知っておくとちょっぴり得する&入籍がスムーズに進む知識をご紹介します!

入籍時に知っておきたいポイント1、婚姻届の様式は全国共通

婚姻届の様式は「全国共通」。そのため提出先には決まりがありますが、どの役所・役場の婚姻届を利用してもOKなのです。住んでいる場所は東京だけど、旅行先の沖縄で婚姻届をもらってきた!もちろんこれもOK。また近年オリジナルの婚姻届を作成し、入籍するカップルも増えています。

さまざまなテンプレートがある婚姻届

入籍時に最も必要な書類は「婚姻届」です。婚姻届は全国共通の書式になっていて、最寄りの市区町村役場の窓口でもらったり、インターネットからもダウンロードできる有料・無料の各サービスがあったりします。デザインなどは様々で、保存用にと複写式のものや、ご当地キャラが入ったものや結婚式場オリジナルデザインのものなど、種類も豊富です。

婚姻届はキャラクターがデザインされたものや、ふたりの写真を入れられるもの、かわいいピンクやハートのデザインなど、様々なテンプレートがあります。ネットで【婚姻届 テンプレート】で検索してみてください。世界の絶景婚姻届や癒される動物デザインの婚姻届まで、ついつい使いたくなるテンプレートがダウンロードできます。もちろん、デザイン婚姻届を使って、本当に入籍できちゃいますよ!

書き損じても訂正印を押せば大丈夫です

緊張から書き損じたり、飲み物をこぼしてしまったりすることもありますので、婚姻届は複数枚用意しておきましょう。なお、書き損じても、二重線を引いて訂正印を押して正しく書き添えることにより、そのまま婚姻届を使うことができます。

婚姻届は「修正液」「修正テープ」の使用はNGですが、「二重線」と「訂正印」で書き損じの修正ができます。なので、ミスしても大丈夫!焦ってグチャグチャっと間違えた箇所を塗りつぶしたり、もう一枚書かなくては…と気を落としたりしないでくださいね。

  1. 間違えた箇所に「二重線」を真っ直ぐ引く
  2. 該当箇所の空いているスペースに正しく書き直す
  3. 認印もしくは実印を使用し、「訂正印」を押印 ※シャチハタ不可

これで書き損じの訂正完了です。

入籍時に知っておきたいポイント2、戸籍謄(抄)本

入籍時に、婚姻届とは別に必要になる書類として、戸籍謄本(または戸籍抄本)があります。戸籍謄本とは戸籍の全事項を証明するものです。

地域によっては戸籍謄本と戸籍抄本のどちらでもよいとするケース、戸籍謄本でなければならないとするケースもあるようですので予め提出する役所で確認しておきましょう。よくわからない場合には戸籍謄本を用意しておきましょう。

戸籍謄本ってなに?

戸籍謄本(こせきとうほん)とは、役所で保管されている戸籍原本の写しです。原本は本人でも入手することができません。代わりにその写しである、戸籍謄本や戸籍抄本(こせきしょうほん)を発行できるようになっています。戸籍謄本と戸籍抄本は、写してある“内容”に違いがあるのです。

【戸籍謄本】…戸籍原本の“全て”を写したもの。戸籍に入っている全ての人の氏名や性別などが記載されており、「全部事項証明書」ともいわれます。

【戸籍抄本】…戸籍原本の“一部”を写したもの。一個人の情報のみを記載しているため、「個人事項証明書」ともいわれます。

戸籍謄本や戸籍抄本は誰の戸籍を証明したいかにより、使用用途が異なります。入籍時においては、入籍する本人のみの戸籍が確認できればいいとして、戸籍抄本の提出でも問題ないという役所もあるようです。提出先の役所・役場に確認してみてくださいね。どちらも発行手数料は同じです。

役所が遠くて行けない場合は代理人に頼むことができる

戸籍謄本の交付については、直接本人が役所に出向いて交付してもらうことが好ましいのですが、代理人に頼むこともできます。

委任状なしで申請できるのは配偶者、親(直系親族)、子(直系親族)、未婚の兄弟(同じ戸籍に記載)です。

  • 代理人に依頼するためには、
  • 本人が署名押印した委任状
  • 代理人の本人確認書類
  • 代理人の印鑑
  • 委任した本人の本人確認書類

などが必要です。遠方である場合、本籍地の役所へ電話で問い合わせ、戸籍謄本を郵送してもらうこともできます。

  • 戸籍謄本の必要部数
  • 使用目的
  • 本籍地住所
  • 戸籍筆頭者の氏名
  • 請求者の現住所・氏名・電話番号
  • 本人確認書類のコピー

返信用封筒(送付先の住所、宛名を記入し切手を貼ったもの)と手数料(定額小為替等で部数分)などを担当課宛に送付することで1週間から10日程度で戸籍謄(抄)本を郵送してもらうことができます。

入籍のため戸籍謄(抄)本が必要でも、本籍のある役所が遠く取りに行けない場合は、「郵送での取り寄せ」が可能です。郵送だと1~2週間ほどかかる場合があるため、入籍時に間に合うように取り寄せましょう。

また、「代理人による発行」も可能です。ご家族などが役所の近くに住んでいる場合は、委任状を渡して代わりに取り寄せてもらうということもできます。その場合、代理人は写真付きの身分証明書が必要です。ただし代理人に取り寄せてもらうにしろ、結果郵送してもらう形になるかと思います。どちらの場合も、時間に余裕を持って準備するといいでしょう。

入籍時に必要なもの・二人の旧姓印鑑

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