
結婚式で失敗しない「誓いの言葉」をするポイント5選
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ポイント1:誰に向けての誓いの言葉なのか?
人前式での結婚式における誓いの言葉は、誰に向けての誓いの言葉なのかによって文章や言葉の選び方などが変わります。大きく分けると、「新郎新婦がお互いに向けて誓うスタイル」と、「両親や友人など参列してくれたゲストに向けて誓うスタイル」とがあります。
新郎新婦がお互いに誓うスタイルでは二人が向き合って誓いの言葉を述べることになります。注意しないといけない点は言葉遣いです。仲の良い二人だからと言って、言葉遣いはカジュアルにしすぎず、丁寧な言葉を選ぶようにしましょう。
一方、ゲストに対して誓うスタイルでは新郎と新婦がゲストに向かって誓いの言葉を述べます。参列してくれた人へのお礼も込め、丁寧な言葉で誓いましょう。
ポイント2:読み上げ方
神前式の結婚式では、まず牧師様が誓いの言葉を読み上げ新郎がそれに対して「誓います」と誓い、次に牧師様が誓いの言葉を読み上げたら、次は新婦が「誓います」と誓うという順序となります。新郎と新婦が同時に言葉を発することはありません。
しかし人前式では、新郎と新婦がゲストに対して誓いの言葉を述べるスタイルの場合、二人で声をそろえて言葉を述べることができます。
例えば最初に新郎が1人で「本日、私たちは、ご列席くださった皆様の前で夫婦の誓いをいたします。」と述べたあと、二人で声をそろえて「これから、どんな時でも心を一つにして、希望に満ちた明るい家庭を二人で共に築いていくことを、皆様の前で誓います。」と述べます。
そしてその後、新郎が「〇〇年〇〇月〇〇日 新郎XX」、次に新婦が「新婦XX」と誓うというわけです。
人前式の結婚式においては、二人で声をそろえて誓いの言葉を読み上げる方法が人気です。
事前に何回か練習が必要になることは言うまでもありませんが、二人で息のあった誓いの言葉に仕上げることができればその先の結婚生活も阿吽の呼吸が期待できそうです。
ポイント3:2人らしさを演出する方法
結婚式での誓いの言葉の中には、新郎新婦らしいオリジナリティを盛り込んでもOKです。具体的にどんなオリジナリティを盛り込むのかは新郎新婦がお互いに話し合いながら決められるといいですね。
例えば将来の家族像を盛り込んだり、お互いにリクエストや希望がある場合も誓いの言葉の中に取り入れてもOKです。
近年人気が急上昇しているオリジナリティの出し方としては、二人の名前で「あいうえお作文」を作るというものがあります。
例えば新婦が「ゆい」という名前なら、
「ゆ」ゆかいで楽しい家庭を築くことを誓います
「い」いつまでも愛することを誓います
「ゆ」ゆかいで楽しい家庭を築き、
「い」いつまでも愛することを誓います。
という風に、一文ずつ作っても良いですし、あいうえお作文をつなげて一文にするのもOKです。
ポイント4:挙式のテーマや雰囲気と合ってる?
誓いの言葉の文面を考える際には、挙式のテーマや雰囲気と合わせると失敗しません。場所選びから式の流れなど、完全カスタムメイドでできる人前式の結婚式だからこそ、誓いの言葉でも式のテーマや雰囲気を盛り立てたいものです。
例えば、カジュアルな雰囲気の挙式にしたい時にはユーモアやジョークを誓いの言葉に盛り込めばOKですし、ゲストを感動させたい時には感動させる文面を誓いの言葉に持ってくると同時に、式場の雰囲気も洗練された演出にこだわると良いでしょう。
結婚式の雰囲気やテーマと少しぐらいそれてしまったからといって、誓いの言葉が失敗に終わるということはありません。
しかし雰囲気を盛り立てることができれば結婚式をさらに思い出深いものにできますし、大成功へと導けるのではないでしょうか。
ポイント5:ゲストの顔ぶれも考えよう
友人が多く参加する結婚式では、できるだけ楽しく笑いが多い結婚式にしたいという新郎新婦は少なくありません。誓いの言葉の中にジョークやユーモアを取り入れれば、神聖なイメージのある誓いの言葉でもゲストから笑いと祝福を獲得することができるでしょう。
ただし、ゲストの中には新郎新婦の両親もいるでしょうし、親族にはご年配の方もいるかもしれません。また、職場の上司が出席してくれていることもあるでしょう。
そのような時には、あまりふざけすぎずにビシッと決める所は真面目に真摯にまとめる姿勢を持つことも、結婚式を上手くまとめるコツです。
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