印象的なウェルカムスピーチで盛り上げよう!
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最近のブライダルでは、披露宴の開始時に新郎新婦がウェルカムスピーチを行って、披露宴の幕開けを告げる演出を行うケースが増えてきました。ウェルカムスピーチとは披露宴の冒頭で、出席してくださったゲストに、新郎が行う挨拶のことをいいます。
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ウェルカムスピーチの役目
一昔前は結婚式・披露宴では媒酌人を立てて行うのが一般的で、披露宴を始める際に媒酌人が新郎新婦を紹介する披露式を行っていました。しかし近年では、媒酌人を立てずに結婚式を行うことが増えてきたため、新郎新婦がウェルカムスピーチを行うのが定番となりつつあります。
新郎が一人でスピーチを行う場合もありますが、最近では新郎新婦が二人でスピーチを行うケースが増えています。
ウェルカムスピーチを行うことで、結婚式というフォーマルな場にありがちな緊張した空気を和らげ、和やかな雰囲気にする効果があります。単なる形式的な挨拶にとどまらず、ゲストにリラックスしてもらい、自分たちらしい雰囲気を作るための、大切なポイントとなる演出です。
このことを考えると、ゲストが心地よく披露宴を過ごせるよう、気持ちのこもったスピーチを行いたいものです。しかし、いざスピーチをするとなると、何を伝えればいいのか……?と、原稿を書けずに悩んでしまう人も多いですね。そこで今回は、印象的なウェルカムスピーチを行うためのポイントをまとめました。
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ウェルカムスピーチの構成
ウェルカムスピーチは、次のような流れで行うのが一般的です。
まず、披露宴に足を運んでくださったゲストに感謝の気持を告げます。次に、つつがなく挙式を行ったことを報告します。そして、スピーチの本題となりますが、披露宴を楽しんでほしいという気持ちを伝え、最後に結びの言葉で締めます。
こんなにいくつものことを伝えなければいけないのか……と緊張するかも知れませんが、ウェルカムスピーチは1、2分程度の短い挨拶です。ですから、短時間に気持ちが伝わるよう、簡潔な内容を心がけましょう。
また、出席してくださったゲストの顔ぶれによっても、ウェルカムスピーチの内容は変わってきます。上司や親戚など目上の人が多い、フォーマル色の濃い披露宴もあれば、友人や身内など親しい人だけを集めた、アットホームな披露宴もあります。披露宴にもTPOがあるわけですね。ウェルカムスピーチは披露宴の冒頭に行う挨拶ですから、ゲストがこの日、初めて新郎新婦の声を聞くことになります。ゲスト全員が二人に注目しますから、ウェルカムスピーチの良し悪しによって、披露宴全体に対する印象が左右されます。とても重要なスピーチなのです。
ウェルカムスピーチの文例