
神社での結婚式もこれで完璧◎神前式の流れをまとめました
アプリで記事を保存・購読
⑥誓詞奏上(せいしそうじょう)
新郎新婦が自分たちで夫婦の誓いの言葉を読み上げ、神に誓います。誓詞は決まった形式の本文を新郎が読み上げ、新郎の名、最後に新婦が自分の名を添えて言うというところが多いようです。本文は事前に目を通しておきたいですね。読み終えたら神前に供えます。
⑦玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串とは神の依り代(よりしろ)である榊(さかき)に紙垂(しで)を付けたもの。新郎新婦が巫女から受け取った玉串を神前にお供えして、幸せを願い、「二礼二拍手一礼」で結びます。ふたりに続いて両親も行うケースもあります。
⑧指輪の儀(ゆびわのぎ)
欧米の挙式スタイルを取り入れた儀式と言えますね。巫女が持ってきた指輪を受け取り、まずは新郎が新婦の左手薬指へ、続いて新婦が新郎へ、夫婦となる誓いの気持ちを込めて贈ります。
⑨親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)
両家の縁を結ぶ儀式です。巫女が列席者全員の盃に神酒を注ぎ、三献の儀と同じように、一度目二度目は口を付けるだけで、三度目で神酒を飲み干します。列席者全員が起立し、斎主の言葉を合図に、一同が一斉に行います。
⑩斎主一拝(さいしゅいっぱい)・斎主挨拶(さいしゅあいさつ)・退下(たいげ)
ふたりの結婚の成立を斎主が神前に報告して、式の終了の祝詞を述べます。列席者一同は起立して、斎主と同様、神前に一礼します。まず、斎主が退場し、その後に続いて入場と同じ順に神殿から退場します。
【まとめ】両家の縁を結ぶ神前式
神前式の進行は会場によって異なる場合がありますが、かかる時間は20~30分くらいです。神社はもちろん、式場やホテルの神殿で挙式することもできます。日本の歴史ある結婚式「神前式」。知ってみると、案外、身近に感じますね♡