2024.5.28

【ご教授ください】~「ご教示」との違いは?意味と使い方の違いを見ていきます*~

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yuimaru
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「ご教授」と似たような表現は?

「ご教授」と似たような表現がいくつかあるので、見ていきたいと思います*

「ご指南」

『教え導くこと』という意味がある言葉です。
「ご指南ください」は、武術や芸事などを教えてください、の意味。
ご指南については、武芸について指導をしていただくことを意味する言葉ですので、メールで使う機会は少ない表現ではないでしょうか。テクニックについての指導という意味合いですので、特にビジネスメールでは限られた場合にしか使用しない言葉です。
「ご指南」と「ご教示」は似ていますが、芸術や武術について教えて欲しいときに「ご指南ください」は使います。

あまりビジネスシーンでは「ご指南」を使うときはありません。

「ご指導」

指導という言葉からはスポーツや部活動などを連想しませんか?
未熟な自分をお教え導いてください、引っ張っていってください、というような意味合いで使われます。
「ご指導ください」は、目的や方向性を示してください、の意味。
「ご指導のほどよろしくお願いいたします」「ご指導ください」という表現は、わからないことをある特定の目的のために教えてもらうときに使います。

「ご伝授」

「伝授」には、「伝え授けること」という意味があります。特に学問や宗教、芸道などの奥義や秘事を伝え授けることを、「伝授」と言います。例えば野球のコーチが、選手にバッティングのコツを伝えて授ける時、「外角低めを打つコツを伝授する」などと、「伝授」という言葉を使えます。
「教授」よりも「伝授」の方が、歴史のある物、技術などを授けるというニュアンスが強くなっています。

まとめ

「ご教授」と「ご教示」は、似ているけれども違う言葉です。難しいと感じる言葉でも、きちんと意味を理解するとどういった時に使うべきなのか判断できるようになるはずです*こうしたビジネス用語は、どこかでよく耳にしたことがあるからと、簡単に使いたいところですが、言葉1つで相手に伝わる意味は大きく変わったり、時には相手に大変失礼なことを伝えてしまっている場合もあるんです。

「ご教授」や、「ご教示」という言葉は、ビジネスシーンで使うことがほとんどなので言葉の意味をしっかりと理解し、正しく使い分けられるようになりましょう◎

ビジネスメールでは「ご教示ください」が一般的ですので、この基本だけはきっちり押さえながら、是非活用してみてください☆

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